印刷通販を注文するなら知っておきたい基礎知識
分かっているようで分からない印刷の基礎知識やもっと理解することで今後の印刷データの作り方が変わるかも?
そんな情報を紹介していきます。印刷物を作るときの知識としてお役立てください。
ポスティングチラシの配布エリア選定基準
チラシを配布するエリアの選定基準とは?
印刷塾Vol.68でもご案内したようにチラシを配布する範囲は販売方法や、商品やサービスの内容、ターゲット、予算などによって配布するべき場所が変わってきます。さまざまな考え方はありますが、一例として参考にされて下さい。
店舗型の場合
店舗型の場合、店舗のある場所を基本に配布エリアを考えていきましょう。まず飲食店、サービス業の場合、徒歩で来店できる1km範囲を基準とします。商圏リサーチでは簡単に徒歩で何分くらいの場所まで配布するかを決めることができます。店舗型の場合は配布部数としては1万枚〜5万枚くらいが一般的です。
また、現在のメイン顧客は周辺地域にいるのか?ということでターゲットを分析することができます。メインとなるお客様が車で来られる場合は、そこも考慮して配布地域を考える必要があります。
さらに、エリアを絞り込む場合は交通機関や川や道路などの地理的要素を考慮する必要があります。
店舗への来店が徒歩がメインだと考えた場合、駅の近くにある店舗は駅のどちら側にあるのか?ということを考える必要があります。線路沿い反対側に住んでいる人の来店は少ない場合があるので、店舗の場所がどちら側なのか、考慮して絞り込んでいきましょう。エリアの増減は丁目単位でクリック一つで増減できて便利です。
無店舗販売の場合(通販)
無店舗販売は店舗への来店ではなく、ネットショッピングや通信販売など、どこにいても購入できる販売方法です。その分、商圏を広く設定することが出来ます。
現在のお客様の情報を基に、市場占有率の高いエリアはどこか?弱いエリアはどこか?特定の上位顧客や特定商品購入顧客層はどこにいるのか?などを考えてエリアを選定することが必要です。
商圏が広範囲になるため、販売するものやサービス内容によってどんな人をターゲットとするのかを考えてエリアを選定することが重要です。まずターゲットがどこの地域に住んでいるのか、地域(エリア)分析を徹底的にする必要があります。
弊社では印刷+ポスティングをご注文頂いたエリアのGIS統計データに基づくエリア情報を無料(期間限定)で閲覧できるサービスを行っております。人口総数や年齢別男女比率、ファミリー層、一 世帯などのエリアに関する情報を知ることが出来ます。
※GIS統計データはご注文時検索初期設定基本情報が基になっています。
予算で配布エリアを決める
予算で配布エリアを決める場合は、まずメインとなる配布住所を入力し、配布範囲を設定します。印刷仕様を入力し、配布期間を選んで頂くと、自動見積計算ですべての金額が表示されるため、どのくらいの料金でどのくらいの部数の配布が出来るのかを一目で確認することが出来ます。
配布期間は一週間、二週間、四週間と選んで頂けますが、予算を抑えるなら、四週間を選んで頂くとよりお安くポスティングをすることができます。
まずは、自動見積計算でできる印刷+ポスティングの商圏エリアリサーチをお試し下さい。
同じエリアに繰り返し配布する
ポスティングを配布するだけで何となく終わっていませんか?ポスティングは1回で必ず効果が出るとは限りません。2度3度と繰り返す事でお客様の認知度や地域一番の店の演出などが期待できます。
弊社も同じエリアに配布を繰り返して1回目より2回目、2回目より3回目と効果が上がることを確認しました。もちろん予算もございます。一度お試し頂いてはいかがでしょうか。
また、ポスティングはチラシの効果を把握することで次のポスティングに活かす事が出来ます。どんな内容のチラシで、何処の地域にいつポスティングで配布したのか?それがどんな反応だったのかをデータとして記録し、分析するのです。ポスティングは配布した枚数に対し、チラシの反応が0.5%以上であれば大成功です。チラシの効果測定をするための仕組みを作って、次はどこにどんな内容のチラシを配布すればいいのか?広告としての精度を上げていくためにも情報収集は重要です。
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