印刷通販を注文するなら知っておきたい基礎知識
分かっているようで分からない印刷の基礎知識やもっと理解することで今後の印刷データの作り方が変わるかも?
そんな情報を紹介していきます。印刷物を作るときの知識としてお役立てください。
新聞折込チラシに関する豆知識
新聞折込チラシを使うメリット、デメリット
インターネットの普及によりメディア環境の大きな変化がある中で、情報の伝達手段として新聞折り込みチラシは現代でも確かな影響力があります。ネット社会の今だからこそ、手にとって保存することができ、信頼性がある折込チラシがその影響力を発揮するのかもしれません。
メリット、デメリットを把握したうえで、折込チラシを有効活用してみてはどうでしょうか。
- 地域に密着した情報をその地域の方に発信できる。
- カタチとして手元に残るので見てもらえる確率が高く、保存性も優れている。
- 保存性が高いため、一瞬の効果だけでなく持続的な効果が期待できます。
- イベント前、売り出し日の当日に発信できる為、適切なタイミングに合わせた集客が見込める。
- 予算に応じて配布エリアや部数を選べる為、低予算で無駄なく情報発信ができる。
- 希少性があり、瞬発的な宣伝力があります。
- 昔からある宣伝媒体のため、信頼性が高くなります。
- ターゲットの年齢層は絞りにくい。
- 新聞を購読している人しか見ることができない。
- 保存性が高いため、一瞬の効果だけでなく持続的な効果が期待できます。
- WEBと比較すると、紙媒体なので掲載できる情報量に限界がある。
新聞折込チラシはB版サイズが多いのはなぜ?
新聞は見開きサイズがほとんどの新聞がB2より少し大きいサイズなのでB2を2つ折りにしたサイズ(B3より少し大きい)が新聞の1面のサイズになります。
それを2つ折り(B4より少し大きい)した状態で折り込まれるため、B4サイズが折込チラシの定番になっています。
A4サイズだと小さすぎ、A3だと大きいためB4が適しているというわけです。情報量を多く入れたい場合はB4の2倍の大きさのB3サイズを使うことができますが、折り込む際は、B3を二つ折りにして折り込まれます。
B判は江戸時代に使われた「美濃判」の寸法がルーツとされる日本独自のサイズですから新聞などの古くからある媒体はその名残があるのかもしれません。
折込の輪転サイズ(フチあり)と規格サイズ(フチなし)の違い
弊社では折込チラシ用としてB4「フチあり」の輪転サイズとB4「フチなし」の規格サイズをご用意しております。同じB4サイズでも輪転サイズ(フチあり)と規格サイズ(フチなし)では違いがあります。
輪転サイズ(フチあり)は383×273mmで仕上がります。一方規格サイズ(フチなし)は257×364mmで仕上がり、大きさが少し輪転サイズより小さくなります。
また、輪転サイズ(フチあり)は印刷範囲が印刷用紙より少し小さい257×364mmで、用紙を中心にして印刷範囲を配置するため、白い枠ができてしまいます。規格サイズはフチがなく仕上がりサイズ=印刷範囲となります。大きさは少しの差ではありますが、チラシとしての印象は異なります。手に取ったときの大きさや見た目の印象など用途に合わせてお選び下さい。
作成時の注意点なども違うのでデザインする際は気をつけましょう。
仕上がり:383×273mm
印刷範囲:364×257mm
【デザイン作成時の注意点】
※印刷範囲サイズでデザイン作成してください。
※印刷範囲に塗り足しは不要です。
- チラシ・フライヤーについて
Microsoft Officeのデータをモノクロデータにする方法をご紹介しています。データの一部カラーが残っていると再入稿になる場合があります。
ビジネスにおける封筒印刷の基礎知識と注意点について説明しています。サイズや形状に関する基礎から相手に送るときに気を付けたい宛名書きのポイントや印刷データ作成時の注意点を解説しています。
印刷用紙厚さは「kg」で表します。印刷通販でご注文の際に紙を選ぶときに重要な知識です。基本を知ってチラシやフライヤー、冊子など仕上がりや加工、使用する用途によって適切な厚みを選びましょう。
私製はがき(ポストカード)をつくるときの注意点をご紹介しています。私製はがきを通常はがき料金で送るには作成時に注意したいルールがあります。その規定を理解してDMや挨拶状の作成に活かしてください。
フライヤーやDM、名刺に便利なQRコードの掲載の注意点をご紹介しています。QRコードはスマホや携帯などのアプリで簡単にWEBサイトや連絡先登録などへの誘導することができるので大変便利です。