印刷通販を注文するなら知っておきたい基礎知識

分かっているようで分からない印刷の基礎知識やもっと理解することで今後の印刷データの作り方が変わるかも?

そんな情報を紹介していきます。印刷物を作るときの知識としてお役立てください。

vol.28
チラシデザイン作成術01

チラシの情報を整理して視認性を意識するレイアウト

チラシのデザインとレイアウト

今回はプロが教える‘印刷塾‘のVol10で紹介した「販促チラシのデザインとレイアウトの10の法則」をさらに詳しくご紹介していきます。

チラシを作るときは載せたい情報がきちんと受け取り手に届くように内容を明確にする必要があります。

そのためのチラシの作成術やチラシ作成に便利なイラストレータの機能の使い方などもご紹介しながら数回に分けて掲載していきます。

チラシデザインの作成の参考にされてください。

載せたい情報を整理する

チラシやフライヤーのデザインをする上でまず、はじめにこのチラシによって「何を伝えたいか」という情報を整理する必要があります。

チラシには限られた紙面がありますので、事細かな詳細まですべてを載せようとするとまとまりのない印象になり、どの情報が重要なのかが分かりづらくなってしまいます。情報を整理するために必要なのがラフスケッチです。チラシの設計図をつくることでデータ作成をスムーズにすすめることができます。

レイアウト例
■チラシのラフスケッチを作るためのポイント
掲載内容を文字で整理して優先順位を決める

チラシデザインを作る際にまず見た目どうするかを考えがちですが、その前にまずは掲載内容を整理することから始めましょう。見た目も重要ですが、チラシは情報を的確に伝えることが大切です。必要な情報を文字に書き出すことで本当に伝えたい内容を整理することができます。

チラシには一般的に必ず必要な情報があります。「取り扱う商品と写真」「価格」「お問合せ先」です。

必ず必要なものと、そして今回のチラシで最も伝えたい内容、その次に伝えたい内容と優先順位をつけていくことで整理しやすくなり、目立たせたい情報を明確にすることができます。

メモ
用紙はA版B版?実際の印刷用紙の比率に合わせてラフスケッチをつくる
紙サイズ比較

印刷の用紙にはA版の紙とB版の紙がありそれぞれサイズや比率が違うので、用紙サイズを確定してレイアウトを考える必要があります。

また、デザインは用紙を縦にするのか横するのかでも印象が変わります。さらに折り加工付のチラシの場合は折りに合わせたレイアウトを考える必要があります。チラシとしての用途を考えたラフスケッチを考える必要があります。

優先順位を考えて大まかな文字や写真の大小を決める

チラシのサイズや伝えたい情報がそろったら、それらを大まかに配置してみましょう。

ラフスケッチとは「大まかにスペース配分や配置を決めること」なのできっちりとつくる必要はありません。

優先度の高いもの、目立たせたい文字や写真は大きく配置し、それ以外は小さく配置するとメリハリがはっきりして、全体の情報が見やすくなります。また、どの商品をどの辺に配置するかも考えておくとデータ作成時に作業効率アップにつながります。

レイアウト
見る人の視線を意識したレイアウトを目指す
視線の流れ

人の視線の動きは縦書きは右上から左下、横書きは左上から右下へ視線が流れやすいのでチラシを見た人がどのような順でチラシを見るかを意識したレイアウトになるように目指しましょう。

情報の内容を正確に伝えるために見る人の視線を意識してレイアウトすることが必要です。

お得な情報、メリットな情報はわかりやすく伝える

判断

チラシを受け取ったときにまず受け取り手は瞬時に自分に必要な情報なのかどうかを判別しています。

その時に受け取り手にとって「お得な情報」「こんなに安くてびっくり!」「これは自分に必要だ!」「メリットがある」と感じてもらえるとさらに詳しく見てもらえたり、保存してあとからゆっくり確認してもらえるという状況をつくることができます。

初めてみたその瞬間に大切な情報を気づかせるために「お得な情報」「メリットな情報」は大きくわかりやすく目立たせることが必要です。

狙い通りに伝えるために視認性を意識したレイアウトにする

伝わる

レイアウトの仕方によって印象や見え方が変わってきます。載せたい情報をコンパクトに整理してどのように伝えるのかを考えてレイアウトする必要があります。

情報を狙い通りに内容を伝えるためには自然な流れで紙面を読ませることが大切です。

一般的には縦書きのレイアウトは上から下へ、右から左で、横書きは左から右、上から下の順に読むのが自然な流れです。

見る人の視線の動きを考慮して、目立たせたい商品などは一番目につく配置し、視認性を意識したラフスケッチを作りましょう。

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