印刷通販を注文するなら知っておきたい基礎知識
分かっているようで分からない印刷の基礎知識やもっと理解することで今後の印刷データの作り方が変わるかも?
そんな情報を紹介していきます。印刷物を作るときの知識としてお役立てください。
チラシの写真を効果的にトリミングする方法
写真の大きさや配置に注意するレイアウト
チラシに載せる写真はただ撮ったままを載せたのでは商品の良さや情報が伝わりにくい場合があります。写真を撮る際に構図を考えて撮るように、チラシデザイン全体の写真の配置や大きさに注意しましょう。
撮った写真をそのままを載せるだけではなく、訴求したい部分をクローズアップして載せることも効果的です。また、同じような写真がある場合は、すべてを載せて小さくレイアウトするのではなく、厳選した写真を大きく載せると魅力的になります。
レイアウト全体の余白や文字など他の要素も踏まえて、どのようにすれば魅力的に見えるのか?と常に考えて写真のレイアウトを考えましょう。
画像の不要な部分を削ることを「トリミング」と言います。不要な部分を削除することで、強調したい部分を目立たせることができます。
トリミングは不要な部分が残っていると、魅せたい部分が分かりにくかったり、逆にトリミングしすぎたりすると、意図しない部分を強調してしまったりと、写真の与えるイメージを決めてしまう大切な作業になります。
写真が同じ大きさのレイアウトの場合、トリミングで商品の大きさを一定にすることで、視線移動が一定になり視認性を高くすることができます。
画像を四角でトリミングすることを「角版」といいます。正丸または、楕円でトリミングすることを「丸版」といいます。
角版は読み手に安定して落ち着きのある印象を与える効果があります。画像の見え方を強調するので客観的に内容を伝えたい時に使うと効果的です。
縦長よりも横長の方が安定して見えます。丸版はある部分を拡大して見せたり被写体を強調したい時に最適です。印象を和らげる効果もあります。
紙面の端まで写真を配置することを「裁ち落とし」といいます。
ダイナミックな印象を与え、主役に見せる効果があります。
スケール感がアップするため、メインに使う写真に使うと効果的です。
被写体だけを切り抜くことを「切り抜き」といいます。背景の情報が必要ない場合や被写体を客観的に見せたり、引き立たせたいときに使います。角版や丸版とは違った形状になるのでレイアウトのアクセントにもなります。
写真の構図から考えるトリミングのポイント
写真のトリミングは写真の良さを引き出す大切な作業です。しかし、どのようにトリミングしたらいいのか、迷ってしまう場合もあります。そんな時は写真の構図からどのようにトリミングしたらいいのか?と考えるとトリミングする位置が見えてきます。
例えば、人物をトリミングする際は、基本的に関節で切り取ると違和感なく切り取れます。アップにすることで写真の魅力を引き出すことができます。
見せたいものを中央にもってくる構図。見せたい被写体が決まっていて、視線を集中したい時は、その被写体を中央へ持ってくる
写真全体を3等分して、2/3に被写体を納め、1/3を空間にすると美しくなります。
写真を縦と横に三分割してその交差する部分に被写体を置くと安定感がうまれバランスがよくなります。
画面を2つに分割した安定感のある構図です。シンメトリーな写真はに分割構図が最適です。水平線が斜めにならないように注意しましょう。
三角にまとまって見える構図で、底辺の部分が大きく頂点が少ない構図のことです。ビルなどに背の高いものが被写体の場合に使われることが多いです。
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