印刷通販を注文するなら知っておきたい基礎知識
分かっているようで分からない印刷の基礎知識やもっと理解することで今後の印刷データの作り方が変わるかも?
そんな情報を紹介していきます。印刷物を作るときの知識としてお役立てください。
集客力アップ?!チラシのキャッチコピーの考え方
キャッチコピーとは?
キャッチコピーとは、”catch”と”copy”が合わさった英単語であり、見た人の注意を引き付けるような広告文あるいは宣伝文を指します。
主に、チラシなどの紙媒体で使われており、日常生活で目にすることはとても多いでしょう。
そんなキャッチコピーの大きな役割は、お客様が自社の商品に対して興味を持ち、思わず手に取ってもっと良く見たくなるような気持ちにさせること。
つまり、お客様の心に響くキャッチコピーを作るためには、どれだけお客様の心に刺さるかどうかが、重要と言えるわけです。
チラシに重要なキャッチコピー
「人間は3秒で第一印象が決まる」と言われています。
つまりチラシにおいても、ファーストビューで「自分にとって必要な情報」なのか、「読みたいと思える情報」なのかを、たった3秒で判断されるというわけです。
その判断に関わってくるものが、チラシ全体のデザインに加え「キャッチコピー」などの文字情報です。
では、どのような内容にすればお客様の心に響くキャッチコピーとなるのでしょうか?
ここでは、キャッチコピーを作成する時のポイントをご紹介していきます。
魅力的なキャッチコピーとは?
魅力的なキャッチコピーとはなんでしょう?それは、チラシを見たお客様が「メリットがある!」「お得だ!」「これは見ておかないと損だ!」と感じる文章ではないでしょうか?
自分にとって何をしてくれるのか、具体的に連想することができれば、自分にとって大切な情報であると判断してもらえれば、「もっと知りたい」と思ってもらえることでしょう。
つまり、チラシを読んでもらうお客様が、”気になる”と思ってもらう気持ちが大きければ大きいほど、それだけがチラシの精読率アップへとつながるのです。
したがってチラシにキャッチコピーを記載する際は、お客様の心をグッと掴めるような言葉選びをすることが、重要であるといえるでしょう。
チラシのキャッチコピー作成の8つのポイントと作り方
ではどのようなポイントをおさえて、お客様の心をグッと掴めるようなチラシのキャッチコピーを作成すれば良いのでしょうか。
ここでは、作成時の8つのポイントと併せて作り方もお伝えしていきます。
1つめは、具体的な内容を示すことです。
例えば、「キャンペーン実施中」「セール開催」などの抽象的な内容よりも、具体的に「サマーウェア最大半額!」や「春小物全品30%OFF」など、時期や内容を明確にすること。
するとチラシを見たお客様は、自分に必要なものかを連想しやすくなるでしょう。
2つめは、リアリティのある数字で説得力をアップすることです。
数字は、人の視線を引き付け、規模や大きさが想像しやすくなります。
そこで、「顧客満足度98%の納得の商品」や「気になるウエストを-5cm!」など、リアリティのある数字を入れましょう。具体的な数字をいれることで、説得力につながります。
また「〇秒に1本が売れている」や「1日〇個の限定販売」といった言葉を使うことで、お客様に対して「今すぐ買わないと!」っと緊急性を持たせることができ、売上につながるでしょう。
3つめは、不安や損になることを指摘することです。
キャッチコピーでは、良いことばかりを伝えるのではなく、あえてお客様を煽るような表現をした方が良い場合もあります。
例えば「このままで未来のお肌本当に大丈夫?」などの不安感を覚えるようなキャッチコピー。
人間は不安や今よりも損になることを嫌い、それを回避する行動をとりたがります。
つまりチラシのキャッチコピーで不安や損になることを指摘し、その問題を改善するための商品やサービスを提案することで、お客様は「この商品を買えばいいかも!」っと興味を持ってもらえるでしょう。
4つめは、いかに「簡単」かを印象づけることです。
どんなに魅力的な商品でも、時間と手間がかかるものに対しお客様は興味を惹きません。
そこで「1日10分やるだけで身に付く」や「履くだけで美脚になる」などの「たった○○だけで、理想に近づける」という驚きを、お客様に与えましょう。
お客様が行動に移したくなるような言葉選びをすると、”買おうかな”、”やってみようかな”と思ってもらえるはずです。
5つめは、お客様にとって役立つ情報を提案することです。
チラシを見たお客様にとってメリットのある情報は、「お客様自身が知りたいと思う情報」なので、「○○する方法」や「○○解決の秘訣!」など、問題解決のヒントとなる役立つ情報を提案し、ダイレクトに伝えることでグッと心をひきつけられます。
6つめは、新しい発見を与えることです。
新しい驚きや発見は人の心に残りやすく、好奇心をくすぐります。
今までと同じ当たり前の情報だけではなく、例えば「勉強しなくても聞き流しで英会話が身に付く」といったギャップのあるイメージのギャップのある情報を盛り込むことで、より印象的なキャッチコピーになります。
例:「勉強しなくても聞き流しで英会話が身に付く」
7つめは、商品に関係ない情報もいれることです。
もちろん、お客様にとってメリットとなる情報をいれるという意味であり、商品に全く関係のない情報で、尚且つお客様にとって必要のない情報をいれるという意味ではありません。
例えば、「その商品を買うとオマケがついてくること」、「その商品を販売しているお店の営業時間が比較的長いこと」、「その商品を販売しているお店の駐車場がとても停めやすい」などなど、商品に直接関係ない情報あっても、実は買い手であるお客様にとっては利益のある情報である可能性も考えられます。
最後は、オノマトペを上手く活用することです。
オノマトペとは、「つるつる」「ぱちぱち」「ズルズル」「キラキラ」といった擬音語や擬声語を指します。
キャッチコピーでオノマトペを活用することで、商品の特徴がより伝わりやすくなります。
ユーザーの目線で考える
ファーストビューとして目立つためのキャッチコピーは、ターゲットとなるユーザーが知りたい情報や心情、この商品を必要としている人、必要とするであろう人は何を考え、何を訴えれば心に響くのかということを考えてキャッチコピーを考える必要があります。いかにユーザーの目線になりきれるかが重要ではないでしょうか。
また、キャッチコピーはあくまでも目線を引き付ける文字です。チラシの内容や説明がキャッチコピーと連動し、明確でなければお客様は行動に移すのは難しいでしょう。より心に響くチラシを作るためにはキャッチコピーだけでなく「チラシ原稿」をユーザー目線で考える必要があるのではないでしょうか。
まとめ
今回は、集客力をアップさせるためのチラシのキャッチコピーの作成ポイントを解説させていただきました。
自社の商品をお客様の目に留まらせるためには、キャッチコピーに使う言葉や書き方がポイントとなります。
しかし、いざチラシのキャッチコピーを作るとなると、どんな言葉を用いれば良いのか、どんな風にお客様の心に刺さるキャッチコピーを作れば良いのか、まだイメージが湧かない企業も多いはず。
そんなときは、ぜひJBFへお問い合わせください。
チラシのキャッチコピーやデザインも含めたチラシ作成をご希望の場合は、弊社へご相談ください。
また、チラシを作成する上にあたり、なにかお困りごとがありましたら、下記までご連絡ください。
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