印刷通販を注文するなら知っておきたい基礎知識
分かっているようで分からない印刷の基礎知識やもっと理解することで今後の印刷データの作り方が変わるかも?
そんな情報を紹介していきます。印刷物を作るときの知識としてお役立てください。
チラシの折り加工オプションの使い方、注意点
チラシは、印刷されたものをそのままを使うだけでなく、出来上がったもの封筒に入れたりポスティングしたり、あるいはリーフレットとして使ったりとさまざまな用途があります。これに踏まえ、チラシの加工オプションにもさまざまな種類があり、その中でも特に人気の折り加工は2つ折り、巻き3つ折り、外3つ折り、DM折りです。チラシにどんな加工オプションを用いるかは、そのチラシがどんな用途で使われるかによって異なってくるため、あらかじめ、チラシの加工オプションについて知っておく必要があるでしょう。そこで今回は、チラシの折り加工オプションの種類、そして用途別の折り加工の選び方や、折り加工を作る際の注意点をご紹介いたします。
チラシに折り加工する4つのメリットは?
チラシを折り加工することで、以下4つのメリットが生まれます。
後ほど詳しくお伝えしますが、チラシに折り加工オプションを付けることで、ポスティングがしやすくなります。
そのままの形で保管するよりも、折り加工オプションを付けたチラシの方がシワになりにくく、保管しやすくなります。またサイズもコンパクトなサイズになるため、場所もとりません。
チラシに折り加工オプションを付けると、折り目が入り1ページごとに分割されるので、全体的に読みやすくなり情報がスッと入りやすくなります。
折り加工オプションを付けたチラシは、リーフレットのような仕上がりになるため、高級感が出ます。使用する紙の素材によっても、さらに高級感が出るでしょう。
チラシの加工オプションの種類
チラシの加工オプションには、2つ折り、巻き3つ折り、巻き4つ折り、巻巻4つ折り、外4つ折り、外5つ折り、Z折り、DM折り、観音折り、開き観音折りなどなど沢山の種類があります。
一般的な折り方であり、どのような用途にも使いやすいことが特徴。場合によっては、少しずらして折ることもある。主に新聞の折り込みチラシや、ポスティングチラシに利用される。
紙を3つに分けたとき、1面だけを内側に入れる折り方。綺麗に3等分するのでなく、内側に折り込む1面だけは3mmほど小さくなる。主にフロアガイドマップや、カタログ等に利用される。
2つ折りしたものを、もう1回同じように真ん中を折る方法。1辺の長さは均等になるのが特徴。主にポスティングチラシや、カタログ等に利用される。
内側に折り込む2面の長さが、他の面よりも2~3mm小さくなる。主にリーフレットや、店舗案内等に利用される。
長い辺を4等分し、山折りと谷折りを交互に折る方法。蛇腹になるのが特徴。主にフロアガイドマップや、リーフレット等に利用される。
長い辺を5等分し、山折りと谷折りを交互に折る方法。外4つ折り同様、蛇腹になるのが特徴。
紙を3等分し、Z字に折る方法。主に封筒に書類を入れるとき等に利用される。
長い辺を真ん中で半分に折ったあと、巻き3つ折りする方法。主に封筒に書類を入れるときや、リーフレット等に利用される。
長い辺の両端を折り、さらに真ん中を折る方法。両端の2面は、他の面より2mmほど小さくなる。主にストーリー性のあるパンフレットや、店舗案内に利用される。
観音折りよりも、片側の面の面積がやや小さくなる折り方。観音折り同様、主にストーリー性のあるパンフレットや、店舗案内に利用される。
チラシの用途に合わせてオプション加工の使い方を選ぶ
一般的に使用される既製の封筒に収まる折り方をご紹介します。

巻3つ折りは三面あるうちの一面を内側に折り、反対側の一面をかぶせるようにして折る方法です。外3つ折りは三面のうちの二面を外側に折り、形がZ型に折る方法です。
DM折りは、2つ折りにしたものをクロスに巻3つ折りで折る方法です。大きなチラシやパンフレットなどをコンパクトに長3、洋長3封筒に収まるサイズになります。

十字折りとは別名4つ折りと呼ばれる折り方で、長辺を2つ折りして、2つ折りにしたものの長辺になったところを2つ折りにします。比較的シンプルで分かりやすい折り方なのが、特徴です。

長4封筒にはB4チラシでDM折り、もしくはB5チラシを巻3つ折りか、外3つ折りにすると封入することができます。
ポスティングに使用するならポストに入れやすく、閲覧する人にも期待感を持たせる折り方にしたいものです。 ポストに入れやすくするためには、チラシに折り加工をつけることがおススメです。

長辺のセンターで折るシンプルな折り加工です。チラシ印刷と加工がセットになったリーズナブルな商品がおすすめです。

巻き4つ折りとは、長い辺を2つ折りにしてさらに2回折る方法です。完成形は、長辺の4分の1幅に仕上がりるので、ポスティングしやすいサイズになることが特徴。表紙の部分に魅力的なキャッチコピーなどを入れて開封率がアップします!
店頭や案内所などに置くためのチラシを作るには、コンパクトなサイズであること、そして手にとった人がバッグなどに入れやすい形にすることが重要です。その方が持ち帰り率をアップさせます。

開いた中面に情報を多く入れるタイプと巻3つ折りと1面を1ページとして使いやすい外3つ折り。どちらも省スペースでも設置しやすいです。

蛇腹のように5回折る加工で、細長くなるため携帯性に優れていて、個性的なカタチになるので、人の目に留まりやすく持ち帰り率もアップします。
折り加工をデータ作成、入稿する際の注意点をご紹介します。
オプション加工を追加する場合は加工指示書を必ず印刷データと一緒にご入稿下さい。
※加工指示書は印刷データとは別で作成してください。
※加工指示書のデータ名は加工指示書と判断できる名前にしてください。例えば、「加工指示書.txt」など…。
※印刷データ入稿時に加工指示がない場合は、再入稿の対象となってしまいますので、ご注意ください。

オプション加工を追加する場合は印刷商品のサイズ、色数、用紙、部数、営業日を選択し、金額部分をクリックして頂くとオプション追加ページに移ります。オプション追加でオプション加工の内容を追加してください。

オプション加工を追加する場合の営業日計算は、印刷営業日+1営業日になります。
例えば、オプション加工の巻3つ折りを追加で注文したい場合の営業日計算は、印刷営業日を3営業日で選んだ場合、プラス1日した4営業日となります。
背割れとは特に厚手の印刷用紙で折り目部分の外側の繊維が伸びて、一部インキの表面が裂けてひび割れが発生する現象です。できるだけこの背割れを抑えるよう、細心の注意を払って折り加工しておりますが、紙の性質上、完全に防止することができません。
また、用紙の目を折りに合わせるご対応も基本お受けしておりませんのでご了承ください。

< 横使いの場合>
表面と中面で折り位置が反転します。特に、巻3つ折りの表面やDM折りの際はご注意ください。

< 縦使いの場合>
例えば巻3つ折りを右の図のようにAを1ページ目(正位置)とする場合、AとCはオブジェクトを天地逆にしなければなりません。データ作成時にご注意ください。Aを1ページとしないデザインの場合は天地は変更しなくても大丈夫です。
※通常は天地、オブジェクトの向きは特に問題ない場合、データの向きで印刷を進めます。

オプション付の印刷商品以外にオプション加工を追加する場合は印刷商品のサイズ、色数、用紙、部数、営業日を選択し、金額部分をクリックして頂き、オプション追加ページにてオプション加工の内容を追加してください。また、商品や紙種によってはオプション加工が対応ができない場合もありますので予めご了承ください。
チラシの特殊な加工につきましては、サポートセンターにお問い合せ下さい。

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