印刷通販を注文するなら知っておきたい基礎知識
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製品カタログ印刷は小ロット・短納期が最適!製造業のお困りごと対策
製造業の製品カタログ印刷では、価格改定や資材価格の高騰の影響により、「せっかく印刷したカタログがすぐに使えなくなってしまった」と感じている企業も多いのではないでしょうか。単価を抑えるために大量発注した結果、在庫が余り、廃棄コストや保管スペースの確保に悩まされるケースも少なくありません。
製造業の製品カタログは、営業活動や会社案内に欠かせない重要なツールです。しかしその一方で、価格表や仕様変更に柔軟に対応することが求められます。そのため従来の見込み発注やオフセット印刷を中心とした方法では、運用面で負担を感じやすくなってきています。
そこで今回は、製品カタログを小ロット・短納期で印刷するメリットや、在庫削減につながるプリントマネジメントの考え方をご紹介します。
価格改定が頻繁に行われる製造業の現場でも、無理なく取り入れられるカタログ印刷の方法を、分かりやすく解説していきます。ぜひ参考にしてください。
製造業の製品カタログで「過剰在庫」が発生する理由
製造業における製品カタログは、営業活動に欠かせない重要なツールです。しかしその一方で、過剰在庫が発生しやすいという課題も抱えています。その背景には、資材価格の高騰や原価の変動により、価格改定が頻繁に行われているという現状があります。
近年では、年に複数回価格を見直す企業も増えており、カタログに掲載した情報が短期間で変更されてしまうケースも少なくありません。
それにもかかわらず、印刷単価を抑えるため、現在も数千冊単位の大量発注を前提としたカタログ印刷が主流となっています。
その結果、価格改定が行われると印刷済みのカタログは使用できなくなり、在庫として残ってしまいます。さらに保管や管理の手間がかかるだけでなく、廃棄する場合には追加のコストも発生します。

このように、頻繁に価格改定が行われる製造業の現状と、大量発注を前提とした従来の印刷方法が合っていないことが、製品カタログの過剰在庫を招く主な原因だと言えるでしょう。
「カタログ印刷」が負担になりやすい背景について
これまで製造業の製品カタログ印刷では、オフセット印刷による大量発注が一般的でした。一定部数以上をまとめて印刷することで単価を抑えられるため、コスト面では合理的な方法と考えられてきました。しかし、この方法は「掲載内容が長期間変わらないこと」を前提としています。
実際には、価格改定や仕様変更が行われるたびに、印刷済みのカタログは営業活動で使用できなくなります。特に価格表は差し替えができないため、見込みで印刷したカタログが、そのまま廃棄コストにつながるケースも少なくありません。印刷費に加え、保管や管理にかかる手間も、担当者にとって大きな負担となっています。
さらに、オフセット印刷は準備工程が多く十分な納期を確保する必要があります。そのため、価格や仕様が完全に確定する前に発注判断を迫られやすく、結果として「多めに印刷する」運用になりがちです。
このような理由から、従来のカタログ印刷方法は変化の激しい現在の製造業の環境に合わず、負担となりやすくなっているのです。
「カタログ印刷」は小ロットが正解?
過剰在庫や廃棄コストの問題を解決する方法として、近年、製品カタログを小ロットで印刷する方法が注目されています。以前は「小ロット印刷は割高」というイメージが強く、製造業の製品カタログには向かないと考えられてきました。しかし現在では、その考え方は大きく変わっています。
デジタル印刷の普及により、版を作成する必要がなくなり、1,000冊程度の小ロット印刷でも印刷単価の差は以前ほど大きくありません。5,000冊や10,000冊を一度に印刷しなくても、コストを大きく上げることなく製品カタログを制作できるため、必要な部数だけを発注する「適量発注」が現実的な選択肢となっています。
小ロット印刷に切り替えることで、在庫を抱える必要がなくなり、価格改定や仕様変更にも柔軟に対応できます。内容が変わるたびに最新情報を反映したカタログを用意できるため、営業ツールとしての信頼性も高まります。
さらに、在庫管理や保管スペースを削減できる点も大きなメリットです。印刷費だけで判断するのではなく、保管・管理・廃棄まで含めたトータルコストを抑えられることが、製造業で小ロット印刷が選ばれている主な理由と言えるでしょう。

「短納期印刷」で、価格改定に柔軟対応できる
製造業では、製品カタログの内容や価格がよく変わるため「できるだけギリギリまで最新の価格を反映したい」と考える担当者が多くなっています。
そこでデジタル印刷を活用すれば、カタログを最短で数営業日以内に納品できます。またこれまでのように早めに発注する必要がなくなり、価格改定が決まってからでも印刷に対応できます。結果として価格変更による刷り直しや、使用できなくなる在庫を減らすことができます。
また短納期で印刷できる体制があれば、急な仕様変更や営業活動のスケジュール変更にも柔軟に対応できます。必要なときに必要な部数だけ印刷できるため、製品カタログを常に最新の営業ツールとして活用できます。
このように、小ロット印刷と短納期印刷を組み合わせることで、価格改定が多い製造業でも、無理なくカタログを運用することが可能になります。
紙カタログと電子ブックの併用がおすすめ
過剰在庫や廃棄コストの問題を解決する方法として、近年、製品カタログを小ロットで印刷する方法が注目されています。以前は「小ロット印刷は割高」というイメージが強く、製造業の製品カタログには向かないと考えられてきました。しかし現在では、その考え方は大きく変わっています。
近年、製造業におけるカタログ運用では、紙の冊子カタログに加え、電子ブックを併用する企業が増えています。電子ブックというと「紙カタログをそのままデータ化したもの」という印象を持たれがちですが、実はそうではありません。
小ロットかつ短納期で印刷した最新情報の紙カタログを元に、同一内容を電子ブックとして展開することで、営業活動や情報発信の幅を大きく広げることができます。

小ロット印刷への切り替えで在庫削減を実現した導入事例
ある製造業では、営業ツールとして使用する製品カタログを、これまで一度に数千冊まとめて印刷していました。しかし、資材価格の変動により価格改定が頻繁に行われるようになり、印刷したカタログが短期間で使えなくなることが課題となっていました。特に、地域ごとに異なる販売価格や補助金制度への対応が難しく、過剰在庫や廃棄が発生していました。
そこで同社は、カタログ印刷の方法を見直し、小ロットでの分散発注へ切り替えました。表紙や製品紹介ページは共通のまま、価格表や仕様ページのみを差し替える運用に変更し、必要な部数を必要なタイミングで印刷する体制を整えました。その結果、地域ごとの対応も無理なく行えるようになりました。
この取り組みにより、カタログの在庫は大幅に削減され、価格改定のたびに刷り直す負担も軽減されました。さらに営業担当者からは、「常に最新情報のカタログを使えるようになった」と好評で、営業活動の効率向上にもつながっています。
製品カタログに適した製本方法について
製品カタログを印刷する際は、内容やページ数に応じて適切な製本方法を選ぶことも重要です。代表的な製本方法には「中綴じ冊子」と「無線綴じ冊子」があり、それぞれ向いている用途が異なります。
中綴じ冊子は、ページ数が比較的少ないカタログに適した製本方法です。軽くて扱いやすく印刷コストも抑えやすいため、簡易的な製品カタログや営業資料、展示会での配布用資料として多く利用されています。ただし、ページ数が多くなると仕上がりに制限があるため、その点には注意が必要です。
一方、無線綴じ冊子は背表紙ができるため、ページ数が多い製品カタログに適しています。製造業の総合カタログや、しっかりとした営業ツールとして使用したい場合に向いており、見た目の重厚感や信頼感を高められる点も特長です。
小ロット・短納期印刷を活用すれば、中綴じ冊子・無線綴じ冊子のどちらも用途に応じて選択でき、製品カタログの運用をより柔軟に行うことができます。
| 項目 | 中綴じ冊子 | 無線綴じ冊子 |
|---|---|---|
| 製本方法 | 二つ折りにして中央ホチキス留め | 背を糊で固めて綴じる |
| ページ数の目安 | 少なめ(〜20〜40ページ程度) | 多め(40ページ以上) |
| コスト | 比較的安い | 中綴じより高め |
| 仕上がり | 軽くてシンプル | しっかりとした印象 |
| 背表紙 | なし | あり |
| 主な用途 |
簡易カタログ 営業資料 展示会配布 |
総合カタログ 正式な営業ツール |
| 向いているケース |
短期間で配布 コスト重視 |
長期保存向き しっかり見せたい場合 |
小ロット・短納期に対応できる印刷会社の選び方
製造業の製品カタログを小ロット・短納期で運用するためには、印刷会社選びが非常に重要です。単に「印刷価格が安い」だけでなく、カタログ運用全体を理解し、柔軟に対応できるかどうかが成果を大きく左右します。
以下は、製造業向けの製品カタログ印刷会社を選ぶ際のチェックリストです。小ロット・短納期での運用を前提に、実務で確認しやすいポイントをまとめています。
小ロット印刷への対応力
- 1,000部以下などの小ロット印刷に対応している
- 小ロットでも極端に割高にならない料金体系である
- デジタル印刷を前提とした運用が可能
短納期対応の柔軟さ
- 最短納期が明確に提示されている
- 価格改定・仕様変更が決まってからの発注にも対応できる
- 納期やスケジュールについて柔軟に相談できる体制がある
データ差し替え・流し込み対応
- 価格表や仕様ページのみの差し替えが可能
- 地域別・用途別など、複数パターンのデータ管理に対応できる
- データ修正や流し込みの実績がある
運用面のサポート体制
- 発注方法や印刷タイミングについて相談できる
- カタログ運用全体を理解した提案をしてくれる
- 継続的な印刷を前提としたサポートが受けられる
トータルコストの視点
- 印刷費だけでなく、在庫削減を含めた提案がある
- 保管・管理・廃棄コストを抑える運用ができる
このチェックリストをもとに印刷会社を選ぶことで、価格改定が多い製造業でも無理のない製品カタログ運用が実現しやすくなります。
製品カタログ印刷の見積もり・相談はJBFへ!
価格改定が多く、在庫リスクを抱えやすい製造業の製品カタログ印刷では、小ロット・短納期で柔軟に対応できる印刷会社をパートナーとして選ぶことが重要です。発注方法を少し見直すだけでも、過剰在庫や廃棄コストを大きく減らすことができます。
弊社JBFでは、製造業の製品カタログ印刷において、1,000冊からの小ロット対応や、最短3営業日での短納期印刷が可能です。また、価格表や仕様表の差し替えといったデータ流し込みにも柔軟に対応しており、営業ツールや会社案内としてのカタログ運用全体についてご相談いただけます。
また、製品カタログ印刷をご依頼いただいたお客様を対象に、電子ブックを無料で提供しています。追加コストをかけずに、デジタルカタログを併用できるため、
- 最新情報をスピーディーに届けられる
- 営業活動の効率が向上する
といった効果が期待できます。
紙カタログは「手に取って伝えるツール」ですが、電子ブックは「広く、素早く届けるツール」です。この2つを組み合わせることで、製品カタログは単なる印刷物から売上につながる営業ツールへと進化できると思います。
「今の発注方法が本当に最適なのか分からない」「小ロットにすると、どれくらい単価が変わるのか知りたい」と感じている企業様は一度、弊社にご相談ください。ご相談内容に応じて、弊社スタッフが丁寧にサポートいたします。

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