印刷通販を注文するなら知っておきたい基礎知識
分かっているようで分からない印刷の基礎知識やもっと理解することで今後の印刷データの作り方が変わるかも?
そんな情報を紹介していきます。印刷物を作るときの知識としてお役立てください。
製本方法の選び方伝授【中綴じ編】
中綴じの綴じ方
中綴じ製本は紙を重ねて2折りにして、表紙と中身を同時に丁合し、背の部分を針金で綴じます。
見開きの紙を複数枚重ねて綴じるのでページ数は1枚で4ページ分のため「4の倍数」になるのが特長です。ページ数の少ない冊子に向いているので簡単なパンフレット、情報誌、会社案内など、身近な冊子としてよく活用されている一般的な製本方法です。
開いたときに開きやすく、左右のページにまたがるデザインや写真のレイアウトでも繋がりやすいのが特長で、インパクトのあるデザインや写真のレイアウトがしやすいこともあり、雑誌などでもよく使われています。
ページ数が増えると冊子の厚みが出るため内側と外側で仕上がりの寸法が変わるため、デザインする場合はその誤差を踏まえてデザインする必要があります。A5サイズやA6サイズの中綴じの場合は意識的に断裁位置より内側へ切れてはいけない文字やオブジェクトを配置して下さい。表紙と本文の紙種を変えることも可能です。
中綴じ製本に向いてる?向いてない?
- 少ないページ数のものにも向いている。
- 雑誌やパンフレットなど身近で一般的な冊子製本方法。
- 比較的安く出来るので予算を抑えたいときに向いている。
- 本文と表紙を一度に製本するので比較的短納期。
- 表紙と本文は違う用紙でも同じ用紙でも製本が可能。
- すべてのページを見開きで見ることができる。
- 見開きを使ったデザインや写真配置でインパクトのある紙面にすることができる。
- 製本の厚さ(ページ数)に限界がある
- 針金で綴じた後に小口を切りそろえるためページ数が多い場合、中央ページにいくほど断裁範囲が広がることを考慮したデザインにする必要がある。
- 基本針金2本だけで綴じるのでくり返し使ったり長期保存にはあまり向かない。
- 背表紙が無いため、背に文字をいれることが出来ない
- 見開きでデザインする際は、センター付近の文字には注意する必要がある
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