InDesign CS3でPDF/X-4作成
PDF変換の前に、まずはご入稿の際はまずは入稿時の注意点をご確認ください。
以下の手順・設定に沿って、InDesign CS3データから印刷用途に適したPDF(PDF/X-4)を作成することができます。
【PDF書き出しプリセット】
「ファイル」→「PDF書き出しプリセット」→「PDF/X-4:2007(日本)」を選び、任意の名前と保存場所を指定してください。
【1】標準
・「PDF/X-4:2007」
【2】互換性
・「Acrobat 5(PDF 1.4)」
【3】ページ
・「すべて」か「範囲」で書き出すページを指定
【4】オプション
・「ページサムネールを埋め込む」チェックを入れる
・その他のチェックをはずす
【5】読み込み
・全てのチェックをはずす
【1】カラー画像
・「ダウンサンプルしない」
・圧縮「ZIP」
【2】グレースケール画像
・「ダウンサンプルしない」
・圧縮「ZIP」
【3】白黒画像
・「ダウンサンプルしない」
・圧縮「ZIP」
【1】トンボとページ情報
・トンボは付けない様にすべてのチェックを外す
【2】裁ち落とし印刷領域を設定する
・天「3mm」
・地「3mm」
・ノド「3mm」
・小口「3mm」
【1】カラーを設定
・カラー変換「カラー変換なし」
【2】PDF/X
・出力インテントのプロファイル名「Japan Color 2001 Coated」
【1】フォント
・使用している文字の割合が次より少ない場合、サブセットフォントにする「100%」
セキュリティ項目は一切設定しないでください。
上記の設定の内容と確認し、「警告」にエラーが出ないようにしてください。内容の確認ができたら「書き出し」でPDFを書き出します。
「書き出し」前に注目!
書き出しの前に、「プリセットを保存…」で上記の内容が保存できるので、次回からの書き出す際に便利です。
これらの設定項目は、「プリセットを保存...」をクリックして任意の名称で保存しておくと、次回からは『PDF書き出しプリセット』で呼び出せるようになり便利です。 『PDF書き出しプリセット』で保存したプリセットを指定→『書き出し』をクリック→PDFが作成されます。