ターポリン印刷とは?横断幕など主な活用シーンや生地の種類、加工方法まで徹底解説
イベントや店舗の販促活動、工事現場の掲示物など、屋外で使用する大型の印刷物を制作する際に選ばれやすい素材がターポリンです。
ポリエステル繊維を合成樹脂で挟んだビニール系のシートであるターポリンは耐久性や防水性に優れており、横断幕・バナー・養生幕など、幅広い用途で活用されています。
ターポリンには複数の生地タイプがあり、加工方法や印刷の仕様も用途によって異なるため、発注にあたってはそれぞれの違いを理解しておくことが大切です。
本記事では、ターポリン印刷の基礎知識・生地の種類・加工方法・データ作成の注意点・依頼時に押さえておくべきポイントまでを体系的に解説します。用途に適した仕様を判断するための情報として、ぜひ参考にしてください。
ターポリン印刷とは
ターポリンとは、ポリエステル繊維の基布を軟質の合成樹脂(PVC)で両面から挟み込んだ3層構造のビニール系シート素材です。一般的な紙や布と比べて引き裂き強度が高く、雨風や紫外線に対する耐候性にも優れています。
こうした特性から、屋外の横断幕・懸垂幕・店頭看板・養生シートなど、大型の印刷物に広く使用されている素材です。表面が滑らかでインクの定着性がよく、写真やグラデーションを含むフルカラーデザインも鮮やかな発色で再現できる点も特徴の一つです。
紙媒体のように1枚あたりの単価を下げるために大量発注する必要がなく、1枚からでも価格が安定しやすい傾向にあります。
生地の幅も1,800〜5,000mm程度まで対応できる印刷会社があり、つなぎ加工なしで大面積の印刷物を仕上げられる点は、ターポリンならではの強みといえます。
ターポリン印刷のメリットとデメリット
ターポリン印刷のメリットとしてまず挙げられるのが、耐久性と防水性の高さです。PVCコーティングによって水をはじく性質を持ち、屋外に常設しても色褪せや劣化が起きにくい点が強みです。
防炎性能を備えた生地もあり、商業施設やイベント会場など不特定の方が出入りする場所にも掲示できます。
発色の面でも優れており、光沢のある仕上がりは写真やイラストを含むデザインに適しています。一方、デメリットとして生地の重量がある点には注意が必要です。
布素材のトロマットが約160g/平方メートルであるのに対し、ターポリンは約400g/平方メートルの重さがあるため、大型サイズで制作すると持ち運びに負担がかかります。折りたたむと印刷面に折りじわがつきやすい点にも注意が必要です。
ターポリン印刷の主な活用シーン
ターポリンは耐久性と防水性を兼ね備えているため、屋内外を問わずさまざまな業務シーンで活用されています。
店舗の販促用バナーやイベント会場の装飾幕だけでなく、工事現場の養生幕やキッチンカーの看板幕など、設置環境が異なる場面でも対応できる汎用性の高さが特徴です。ここでは、ターポリン印刷が選ばれる代表的な活用シーンについて確認していきましょう。
店舗や商業施設の販促プロモーション
店舗や商業施設では、来店者の目を引く販促バナー・タペストリー・ウィンドウディスプレイとしてターポリンが使われています。光沢のある表面は写真やカラフルなデザインの再現性が高く、セールの告知や季節のキャンペーン情報を視覚的に訴求できます。
防炎性能を備えた生地を選べば、商業施設の館内でも掲示条件を満たしやすい点がメリットです。バナースタンドにセットして入口付近に設置するケースもあり、差し替えも容易なため、販促内容に合わせて柔軟に運用できます。
スポーツ大会やイベントの演出
スポーツ大会やイベント会場では、応援幕やステージ背面のバックドロップとしてターポリンが活用されています。
写真撮影用の背景幕としても活用でき、大面積に印刷した企業ロゴやスポンサー名は遠方からでも視認しやすい仕上がりです。
屋外の競技場やグラウンドに掲示する場合は雨に濡れても問題がなく、風の影響が気になる場所ではメッシュタイプを選ぶことで対策が可能です。
工事現場や屋外施設での掲示物
工事現場では、建物の足場幕や養生幕としてターポリンが広く使われています。工事の概要や施工会社名、完成予想図などを大きく印刷して掲示することで、近隣への周知と企業の認知度向上を同時に図れます。
高所や風を受けやすい場所にはメッシュターポリンが適しており、通気性を確保しながら掲示を維持できる仕組みです。ゲートやアーケードに設置する懸垂幕にも同様にターポリンが活用されています。
屋台やキッチンカーなどの移動販売
キッチンカーや屋台のメニュー幕や看板幕にもターポリンは向いている素材です。油汚れや水濡れが発生しやすい環境であっても、PVCコーティングされた表面は汚れを拭き取りやすく、メンテナンスの手間を抑えられます。
日よけを兼ねた装飾幕として店舗の外観を演出するケースもあり、ターポリンの耐候性を活かして屋外での連日使用にも対応可能です。営業場所ごとに取り外して持ち運ぶ頻度が高い場合は、軽量タイプのターポリンを検討してみてください。
私たち印刷通販JBFは、横断幕・店頭幕・養生幕など、さまざまな用途のターポリン印刷を自社工場で一貫して対応できる体制を整えています。
店舗の販促バナーからイベント会場の大型装飾幕、工事現場の養生シートに至るまで、幅広い用途に対応しています。
設置環境や掲示期間を踏まえて適した生地と加工方法の組み合わせをスタッフが直接ご提案しながら制作を進められる点が強みです。失敗できない印刷を任せられるパートナーとして、まずはお気軽にお問い合わせください。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談するターポリン印刷で選べる生地の種類
ターポリンにはスタンダードな片面印刷用のほか、遮光タイプやメッシュタイプなど用途ごとに性能が異なる生地が複数あります。
設置場所や掲示期間、デザインの表裏使い分けといった条件によって適した素材が変わるため、発注前に各生地の特徴を把握しておくことが重要です。ここでは、ターポリン印刷でよく選ばれる代表的な5種類の生地について解説します。
ターポリン(片面印刷用)
ポリエステル繊維にPVCをコーティングしたスタンダードタイプのターポリンです。横断幕や懸垂幕、店頭看板など幅広い用途に対応できる汎用性の高さが特徴で、ターポリン印刷のなかでも選ばれる頻度の高い生地といえます。
光沢のある仕上がりで写真やカラーデザインの発色がよく、屋外に掲示しても色褪せが起きにくい耐候性が特徴です。防炎性能を持つ製品も少なくないため、商業施設やイベント会場での使用にも対応できます。
遮光ターポリン
通常のターポリンの中間層に遮光材を挟み込むことで、裏面への光の透過を防ぐ構造の生地です。表と裏で異なるデザインを印刷する両面印刷に対応できるため、商業施設のフラッグやタペストリーなど、両側から見られる掲示物に適しています。
片面印刷用のターポリンでは裏側にデザインが透けてしまうケースがあるため、両面での使用を想定する場合は遮光タイプを選ぶ必要があります。
遮光メッシュターポリン
遮光ターポリンの特性とメッシュ構造を組み合わせた生地で、両面印刷と通気性の両方を確保できる点が特徴です。風を受けやすい場所に両面デザインの幕を掲示したい場合に適しており、メッシュの穴が風圧を逃がすことで幕の損傷や脱落のリスクを軽減します。
ただし、メッシュの網目にデザインが重なるため、細かな文字や繊細なイラストは見えにくくなる可能性がある点には注意しましょう。
メッシュターポリン(片面印刷用)
生地に細かな穴が開いたメッシュ構造のターポリンで、風を通す特性を持っています。風の抵抗を受けにくいため、高所の足場幕や建築現場の大型広告シート、強風が想定される屋外のバナーなどに適した素材です。
軽量で取り扱いやすく、設置や撤去の作業負担を軽くできるメリットもあります。通気性を確保するメッシュの穴があるぶん、スタンダードなターポリンと比べると防水性は備えていません。
FFシート(フレキシブルフェイスシート)
FFシートは、電飾看板やライトボックスの表面に使用される薄手で柔軟なターポリン素材です。内部に設置された照明の光を均一に透過させる設計になっており、夜間や暗い場所でもデザインを鮮明に浮かび上がらせることができます。
駅構内や商業ビルの壁面広告、ファサード看板などで使われるケースが珍しくありません。プレートタイプの電飾看板と比べて軽量で、割れる心配がない点も利点の一つです。
ターポリンの印刷方法
ターポリンの印刷は、紙媒体のオフセット印刷とは異なり、大型のインクジェットプリンターで出力する方式が中心となっています。
使用するインクの種類や印刷機の性能によって仕上がりの品質や耐候性に差が生じるため、印刷方法の違いを把握しておくことが大切です。ここでは、ターポリン印刷で使われるインクと印刷設備の特徴について確認していきましょう。
溶剤インクやラテックスインクで出力する
ターポリンの印刷では、溶剤インクやラテックスインクが主に使用されています。溶剤インクは素材への密着性が高く、屋外掲示に求められる耐候性や耐水性に優れた仕上がりとなります。環境負荷を低減したエコソルベントインクが現在の主流です。
一方、ラテックスインクは水性ベースで臭気が少なく、飲食店や教育施設などの環境にも適しています。UV硬化型インクを使用する印刷会社もあり、擦過性に強い仕上がりを実現できる点が特徴です。
印刷設備によって仕上がりや耐候性が変わる
ターポリン印刷の品質は、使用する印刷機の出力解像度やインクの吐出精度に大きく左右されます。高精細なプリントヘッドを搭載した機種であれば、写真やグラデーションの再現性が向上し、細かな文字の潰れも抑えやすい傾向です。
生地幅5,000mmに対応する大型印刷機を保有する会社であれば、つなぎ加工なしで大面積の横断幕や懸垂幕を出力できます。仕上がりの品質に差が出やすい工程のため、設備の情報を事前に確認しておくことが大切です。
私たち印刷通販JBFは、溶剤インクを用いた大型インクジェット印刷に対応しています。屋外での長期掲示にも耐える品質のターポリン印刷を、自社工場で一貫して管理しながら仕上げる体制です。
インクの選定から出力解像度の調整、色味の再現性の確認まで、印刷工程を細部まで管理しています。各工程は工場のスタッフが一枚ずつ直接チェックしながら丁寧に仕上げる体制です。
仕上がりの品質や印刷方法の選び方についてご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談するターポリンの加工方法とオプション
ターポリンは印刷後にそのまま掲示するのではなく、設置方法に応じた加工を施してから納品されるのが一般的です。
加工の種類によって強度や防水性、設置のしやすさが変わるため、使用環境を考慮したうえで適切な方法を選ぶことが重要です。ここでは、ターポリン印刷でよく利用される代表的な5つの加工方法について整理します。
折り返しロープ入り縫製
ターポリンの四辺を折り返し、補強用のロープを挟み込みながらミシンで縫い合わせる加工方法です。ロープが芯材の役割を果たすことで幕全体にハリが生まれ、フェンスや足場に固定した際のたるみを防ぐ効果があります。
横断幕や懸垂幕のように、四方から引っ張る力がかかる製品では広く選ばれている標準的な仕上げ方法で、ハトメ部分の脱落防止にもつながります。風の強い場所に掲示する大型幕では特に有効です。
ハトメ加工
幕の端に金属製のリングを取り付け、ロープやワイヤーを通して固定できるようにする加工方法です。壁面・フェンス・ポールなど、さまざまな設置場所に対応でき、ターポリン印刷で選ばれる頻度の高い加工として知られています。
ハトメの間隔は450mm程度が一般的で、風圧を考慮して間隔を狭めるケースもあります。文字やロゴがハトメの位置と重なると見えなくなるため、仕上がりラインから内側にデザインを配置する点に注意が必要です。
袋加工
ターポリンの上辺や下辺を筒状に折り返して縫製またはウェルダーで圧着し、パイプや棒を通せるようにする加工方法です。袋部分にパイプを通すことで幕がピンと張った状態で掲示でき、タペストリーや懸垂幕の設置に適しています。
袋の幅は、使用するパイプの太さに合わせて調整可能です。袋部分にデザインが重なると見えにくくなるため、印刷範囲の設計段階で袋幅を考慮しておく必要があります。
ウェルダー圧着
高周波の熱を利用してターポリン同士を圧着接合する加工方法です。ミシンの糸を使わずに素材を融着させるため、縫い目が表面に現れず仕上がりがすっきりとした印象になります。
防水性を維持したまま接合できるため、屋外に常設する幕や養生シートの周囲補強にも向いている加工方法です。生地幅を超える大型の幕を制作する際のつなぎ加工にもウェルダーが用いられ、デザインに干渉しにくいシームレスな継ぎ目を実現できます。
防炎加工
日本防炎協会の認定基準を満たす防炎性能を付与する加工です。不特定の方が出入りする商業施設やイベント会場、公共施設などでは、掲示物に防炎性能が求められるケースがあります。
防炎認定を受けたターポリンには防炎ラベルが貼付されるため、消防法の基準を確認するうえでの判断材料にもなるため重要です。
ターポリンは素材自体に防炎加工が施されている製品もあり、その場合は追加費用なしで防炎対応の掲示物を仕上げることが可能です。
私たち印刷通販JBFは、横断幕・店頭幕・養生幕など、さまざまな用途のターポリン印刷を自社工場で一貫して対応できる体制を整えています。
店舗の販促バナーからイベント会場の大型装飾幕、工事現場の養生シートに至るまで、幅広い用途に対応しています。
設置環境や掲示期間を踏まえて適した生地と加工方法の組み合わせをスタッフが直接ご提案しながら制作を進められる点が強みです。失敗できない印刷を任せられるパートナーとして、まずはお気軽にお問い合わせください。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談するターポリン印刷のデータ作成時の注意点
ターポリン印刷で仕上がりのトラブルを防ぐためには、入稿データの作成段階で押さえておくべきポイントが存在します。
塗り足しや画像解像度の設定を誤ると、裁断時に白い余白が出たり印刷面が粗く見えたりする原因となります。ここでは、入稿データ作成で特に注意が必要な2つの項目について確認していきましょう。
塗り足しと仕上がりサイズを確認する
ターポリンの裁断時にはわずかなずれが生じる可能性があります。そのため、仕上がりラインの外側にデザインを拡張して配置する塗り足しが求められます。
印刷会社が提供するテンプレートには塗り足し領域が示されているため、背景やデザイン要素を、その範囲まで延ばして作成しましょう。
塗り足しの幅は印刷会社によって異なりますが、10〜30mm程度が一般的です。仕上がりサイズと塗り足しの範囲を混同するとデザインのずれにつながるため、入稿前の確認が欠かせません。
画像解像度と原寸サイズを確認する
ターポリンのような大型印刷物では、原寸サイズでのデータ作成が基本です。小さなサイズで作成したデータを拡大すると画像が粗くなり、仕上がりの品質が低下します。
画像解像度の目安は原寸で100〜150dpi程度が一般的です。近距離で見る掲示物の場合は、より高い解像度が求められるケースもあります。
Illustrator形式やPDF形式での入稿が一般的です。文字データはアウトライン化して提出することで、文字化けのリスクを防げる点も押さえておきましょう。
私たち印刷通販JBFは、入稿データに関する不明点や仕様についての確認も工場のスタッフへ直接ご相談できる体制を整えています。
塗り足しの幅や画像解像度の設定、ファイル形式やカラーモードの指定など、データ作成に関わる細かな疑問にも個別に対応しています。
初めてターポリン印刷を発注する方でも、不備なく入稿を進めやすい環境です。テンプレートの提供やデータチェックにも対応していますので、お気軽にお問い合わせください。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談するターポリン印刷のサイズ選びのポイント
ターポリン印刷では、設置場所や掲示目的に応じてサイズの選定が仕上がりの印象を大きく左右します。
定型サイズに限定されず自由な縦横比で制作できる点はターポリンの利点ですが、そのぶん発注時の判断が重要です。ここでは、サイズ選びで押さえておくべき2つのポイントについて解説します。
設置場所の寸法に合わせてサイズを決める
ターポリン印刷のサイズは、設置場所の実寸をもとに決定するのが基本です。フェンスや壁面に取り付ける場合は、取り付け可能な範囲の幅と高さを事前に計測したうえで発注する必要があります。
加工によって仕上がりサイズが変わる点にも注意してください。例えば、折り返し縫製では、四辺の折り返し分だけデザインの表示領域が縮小します。設置場所の写真や寸法図を印刷会社に共有すると、仕様の打ち合わせがスムーズです。
視認距離と文字量に合わせて縦横比を考える
掲示物を見る方の視認距離に応じて、文字のサイズやデザインの配置を調整することが大切です。幹線道路沿いに掲示する横断幕であれば、遠方からでも読み取れるよう大きな文字を少なく配置する構成が適しています。
一方、店舗入口のタペストリーなど近距離で見る掲示物では、メニューや詳細情報を盛り込んだ縦長のレイアウトが効果的です。設置場所と見る方の距離感を想定してから縦横比を決めると、情報が伝わりやすいデザインになります。
ターポリン印刷とトロマットの違い
ターポリンと比較されやすい素材がトロマットです。トロマットはポリエステルの布素材で、厚みはターポリンとほぼ同程度です。重さは約160g/平方メートルで、ターポリンの約400g/平方メートルに対して半分以下となっています。
この軽さから、持ち運びの頻度が高い応援幕やイベント用の幕に適しています。一方、ターポリンはビニール素材のため雨水をはじき、屋外で常設しても劣化しにくい耐久性が強みです。
トロマットは折りたたんでも印刷面が剥がれにくい特性を持っています。一方、ターポリンは折りたたむと折りじわが残りやすいため、保管時は丸めて管理するようにしましょう。
屋外での長期掲示にはターポリン、短期間の使用や移動の頻度が高い用途にはトロマットが向いています。設置環境と掲示期間に応じて使い分けることが大切です。
私たち印刷通販JBFは、横断幕・店頭幕・養生幕など、さまざまな用途のターポリン印刷を自社工場で一貫して対応できる体制を整えています。
店舗の販促バナーからイベント会場の大型装飾幕、工事現場の養生シートに至るまで、幅広い用途に対応しています。
設置環境や掲示期間を踏まえて適した生地と加工方法の組み合わせをスタッフが直接ご提案しながら制作を進められる点が強みです。失敗できない印刷を任せられるパートナーとして、まずはお気軽にお問い合わせください。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談するターポリン印刷の納期と費用の目安
ターポリン印刷の納期は、サイズや加工内容、印刷会社の稼働状況によって異なります。データ入稿後数営業日から1週間程度が一つの目安です。特急対応が可能な印刷会社であれば、追加料金を支払うことで短縮できるケースもあります。
費用は、サイズ・生地の種類・加工内容・注文枚数によって変動するため、一律の価格を示すことは難しいのが実態です。例えば、縫製加工やハトメの個数が増えるほど加工費は上乗せされます。
メッシュターポリンや遮光ターポリンなど特殊な生地を選ぶと、素材費も変わります。デザインの制作を印刷会社に依頼する場合は、データ制作費が別途発生することも把握しておきましょう。
予算とスケジュールを明確にしたうえで、見積もりの段階で仕様を細かく相談することが費用を適切に管理するためのポイントです。
ターポリン印刷を依頼する際の注意点
ターポリン印刷の発注にあたっては、仕上がりイメージと制作物との間にずれが生じないよう事前に準備しておきましょう。発注前に確認すべきポイントを整理しておくことが大切です。
設置環境やデザインの配置を具体的に詰めておくことで、納品後のトラブルを防ぎやすくなります。ここでは、発注前に押さえておくべき2つの注意点について解説します。
目的や使用場所を明確にする
ターポリン印刷を依頼する前に、まず掲示の目的と設置場所を具体的に整理しておくことが重要です。屋外で長期間掲示するのか、イベント期間中の短期使用なのかによって、適した生地や加工が変わります。
設置場所が高所であれば軽量なメッシュターポリンが候補に上がり、商業施設であれば防炎対応の確認が欠かせません。目的と設置環境を明確にしたうえで印刷会社に相談すると、仕様の選定がスムーズに進みます。
縫製やハトメの部分を考慮してデザインする
ターポリン印刷では、加工の仕様を踏まえたデザイン設計が欠かせません。周囲の折り返し縫製やハトメ加工を行う場合、仕上がりラインから内側にかけてデザインが隠れる範囲が発生します。
重要な文字やロゴがハトメや縫製部分に重なると読み取れなくなる点に注意してください。仕上がりラインから40mm以上内側にデザイン要素を配置する設計が求められます。
袋加工を行う場合も袋幅のぶんだけ見える範囲が狭くなるため、印刷会社のテンプレートを活用して加工範囲を事前に把握しましょう。
私たち印刷通販JBFは、ターポリン印刷の仕様選定からデザインデータの確認までをサポートしています。ロープ縫製やハトメといった加工の工程に至るまで、自社工場のスタッフが一貫して対応する体制です。
設置場所の環境や掲示する期間に加えて、風圧への対策や防炎性能の要否なども踏まえたご提案が可能です。
適した生地と加工方法を具体的にアドバイスできる体制を整えています。失敗できない印刷を任せられるパートナーをお探しの方は、ぜひお気軽にご連絡ください。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談するターポリンの印刷物の取り扱い方法
ターポリン印刷で制作した掲示物は、適切に管理することで長期間にわたって品質を維持できます。
運搬や保管の方法を誤ると、折りじわや印刷面の剥がれにつながるため注意が必要です。ここでは、ターポリンの印刷物を長く使うための取り扱い方法について整理します。
運搬と保管の方法
ターポリンの印刷物を運搬する際は、印刷面を内側にして丸めた状態で梱包するのが基本です。折りたたむと折りじわがつきやすく、一度ついた折り目は完全には取り除けないため、紙管などの芯材に巻きつけて保管しましょう。
長期保管する場合は、直射日光が当たらず風通しのよい場所を選ぶことが大切です。湿気がこもりやすい環境では、カビの発生につながる可能性があるため、室内の乾燥した場所での保管を推奨します。
汚れや折り目がついた場合の対処法
ターポリンに汚れが付着した場合は、水で濡らした布で表面を優しく拭き取る方法が適しています。PVCコーティングにより水をはじく性質があるため、軽い汚れであれば水拭きで対処可能です。
ただし、印刷面を強くこすると印刷が剥がれる恐れがあるため、力を入れすぎないようにしましょう。洗濯機や高圧洗浄機の使用はターポリンの印刷面を損傷させる原因となるため避けてください。
折り目がついてしまった場合は、低温のドライヤーを離れた位置からあてることで軽減できるケースもあります。
ターポリンの印刷は信頼性の高い専門業者に依頼しよう
ターポリン印刷は、ポリエステル繊維をPVCで挟んだ3層構造の素材を使用する印刷方法です。耐久性や防水性に優れているため、屋外の横断幕・懸垂幕・店頭幕・養生幕など、幅広い用途に対応できます。
生地の種類によって遮光性・通気性・重量が異なるほか、加工方法もロープ縫製・ハトメ・ウェルダー圧着など、設置環境に応じた選定が欠かせません。
用途や設置場所の条件を事前に明確にしたうえで、素材の提案から印刷、加工まで一貫して相談できる印刷会社を選ぶことが大切です。仕様の検討段階から相談できる体制が整っている印刷会社に依頼することが、仕上がりの品質を高めるためのポイントといえます。
私たち印刷通販JBFは、ターポリンの印刷から縫製やハトメ加工に至るまで自社工場で一貫して対応できるネット印刷サービスです。素材の選定や加工の仕様に関するご相談にも工場のスタッフが直接お応えしています。
印刷から仕上げに至るまでの各段階で品質をスタッフの目で一つひとつ丁寧に確認して納品する体制です。失敗できない印刷を任せられるパートナーとして、ターポリン印刷のご検討の際にはぜひお気軽にお問い合わせください。
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