名刺におすすめの紙質は?よく使用される紙質の特徴や選び方、選ぶポイントも解説
名刺はビジネスの場において、相手に自分や会社の第一印象を伝える大切なツールです。同じデザインであっても、使用する紙質によって手触りや見た目の雰囲気は大きく変わります。
例えば、光沢のある紙を選べば華やかな印象になり、マットな質感の紙を使えば落ち着いた雰囲気を演出できます。
紙質の種類は豊富にあり、違いを把握しないまま発注すると、意図したイメージと仕上がりにずれが生じかねません。
本記事では、名刺に使用される代表的な紙質の特徴・イメージ別の選び方や紙質選びで押さえておくべきポイント・名刺作成時の流れや費用相場などを解説します。自社の名刺をより効果的に活用するための参考にしてください。
名刺に使用される主な紙質と特徴
名刺の紙質には、それぞれ異なる質感や印刷適性があります。発色の良さ・手触り・筆記性といった要素は紙の種類ごとに違いがあるため、用途やデザインとの相性を見極めて選ぶことが大切です。
紙質ごとの特徴を把握しておけば、名刺の仕上がりをイメージしやすくなり、発注時の判断もスムーズになります。ここでは、名刺で使われる代表的な6種類の紙質について、それぞれの特徴を整理していきましょう。
コート紙
コート紙は、紙の表面に特殊な薬剤でコーティング加工が施された用紙です。つやのある光沢が特徴で、インクの発色が鮮やかに仕上がります。写真やカラフルなロゴを名刺に取り入れたい場合には、コート紙の色再現性が力を発揮するでしょう。
カタログやパンフレットにも使われることが多く、商業印刷では定番の用紙の一つです。一方で、表面がツルツルしているため鉛筆やボールペンでの書き込みには向いていません。
名刺交換の場で相手がメモを取る可能性がある場合は、この点を考慮して選ぶ必要があります。コストを抑えつつ華やかな仕上がりにしたいときに候補となる紙質です。
上質紙
上質紙は、化学パルプを使用して作られた表面加工のないシンプルな用紙を指します。書籍やノート、コピー用紙など身近な印刷物に広く使われており、自然な風合いが特徴です。
コーティングが施されていないため筆記性に優れ、ボールペンや鉛筆での書き込みがしやすい点もメリットです。一方で、インクが紙に染み込みやすく、写真やカラフルなデザインの再現にはやや不向きな傾向があります。
文字を中心としたシンプルな名刺を作りたい場合や、コストを重視する場合に適した選択肢でしょう。素朴で飾らない印象を相手に伝えたいときにも合う紙質です。
マットコート紙
マットコート紙は、コート紙と同じく表面にコーティング加工が施されていますが、艶消し処理によって光沢が抑えられている点が異なります。
照明の反射で文字が読みにくくなるといった問題が起きにくく、落ち着いた上品な雰囲気に仕上がるのが特徴です。写真と文字の両方をバランスよく見せたい名刺に向いており、ビジネスシーンで広く使われています。
コート紙よりもしっとりとした手触りで、上質紙よりもなめらかな質感を持っています。名前や所属先、連絡先など文字情報が豊富な名刺でも読みやすさを損なわないため、法人で使用する名刺の紙質として選ばれやすい用紙です。
ケント紙
ケント紙は、表面が平滑で白さが際立つ非塗工紙の一種です。製図用紙としても使われてきた歴史があり、きめ細かくなめらかな肌触りが特徴といえます。
筆記性にも優れているため、名刺交換の際に相手がメモを書き込むことを想定する場合にも適しています。印刷適性も高く、文字やロゴがくっきりと再現されるため、シンプルながらも品のある名刺を作りたい方に向いた用紙です。
弁護士や税理士といった士業の方が、誠実さや堅実な印象を伝える目的で選ぶケースも見られます。派手さは控えめですが、そのぶん清潔感のある仕上がりになる紙質です。
ヴァンヌーボ紙
ヴァンヌーボ紙は、印刷業界やデザイナーから高い支持を得ている高級紙の代表格です。紙の表面にわずかな凹凸があり、手に取ったときに独特のやわらかな風合いを感じられます。
ラフな質感でありながらインクの発色がよく、色彩の再現性と紙本来の風合いを両立できる点が大きな魅力です。なかに空気を含む構造のため、同じ連量でも厚みが増して軽く仕上がる傾向にあります。
高級感や特別感を演出したい名刺に向いており、クリエイティブ職や経営者の方が選ぶ場面が見られます。ただし、水分を含むインクがにじむ可能性があるため、スタンプの使用には注意が必要です。
アラベール紙
アラベール紙は、画用紙のような手触りが楽しめる非塗工の高級印刷用紙です。紙本来のざらりとした質感が特徴で、ナチュラルな雰囲気やデザイン性を重視した名刺に適しています。
ステーショナリーやアートブックにも使用されており、印刷業界では広く知られた存在です。表面の凹凸によって発色はやや沈む傾向ですが、その分落ち着いた色合いに仕上がり、おしゃれな印象を与えます。
紙の色はスノーホワイトやナチュラルなど、複数のバリエーションがあり、デザインの方向性に応じて選び分けられます。個性的な名刺を求める方に、支持されている紙質です。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談する名刺におすすめできない紙質
名刺にはさまざまな紙質を選べますが、ビジネスの場で使う以上、用途に適さない紙質を避けることも重要です。
見た目の印象だけで選んでしまうと、実用面で不都合が生じたり、受け取った相手にネガティブな印象を与えてしまったりする可能性があります。
紙質を決める際には、受け取る相手の立場に立って使い勝手や見え方を想像することも欠かせません。ここでは、名刺の紙質として推奨されにくい3つのケースについて紹介していきます。
ツルツルした紙
表面の光沢が強すぎる紙は、照明の反射によって文字が読みにくくなるおそれがあります。名刺交換の場では、相手がすぐに名前や所属を確認する場面がほとんどです。
そのため、視認性の低さはマイナスの印象につながりかねません。また、指紋が付きやすいという欠点もあり、受け取った相手の手に汚れが目立つ場合もあるでしょう。
華やかさを重視したい気持ちは理解できますが、ビジネス用途では光沢を抑えた紙質を選んだ方が無難です。名刺を手にした相手がどのように感じるかを想像しながら紙質を選ぶことが大切です。
耐久性や保存性が期待できない紙
薄すぎる紙や強度の低い紙は、名刺入れのなかで折れ曲がったり、端がよれたりする原因になります。受け取った相手が名刺を保管する際にも、紙が傷みやすいと整理がしづらくなるでしょう。
名刺は相手の手元に長く残るものだからこそ、時間が経っても状態を保てる紙質を選ぶことが重要です。連量が低すぎる用紙や、湿気に弱い素材は避けておくのが賢明です。
法人の名刺であれば、受け取った相手が数ヶ月後に見返しても、きちんとした状態が維持されていることが望まれます。名刺の耐久性は、企業としての丁寧さを間接的に示す要素の一つです。
コーティングされている紙
特殊なコーティングが施された紙は高級感がある一方で、ボールペンや油性ペンで書き込みがしにくいという筆記性の低さが問題になることがあります。
商談の場で名刺にメモを添えたい場面は意外にあり、書き込みができないと不便に感じる方もいるでしょう。すべてのコーティング紙が不向きというわけではありませんが、筆記性を重視する場合は紙の表面処理を事前に確認しておくことが大切です。
印刷会社に用紙サンプルを依頼し、実際にペンで書き込めるかどうかを試してみると、発注後のミスマッチを防ぎやすくなります。
私たち印刷通販JBFでは、名刺の紙質選びに関するご相談にもスタッフが対応しています。創業79年の印刷会社として自社工場を保有しており、紙の質感や仕上がりに関する知見を活かしたご提案が可能です。
用途に適した用紙を知りたいというご要望があれば、失敗できない印刷を任せられるパートナーとして丁寧にサポートしています。まずは、お気軽に印刷通販JBFまでお問い合わせください。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談する【イメージ別】名刺の紙質の選び方
名刺で相手に伝えたいイメージは、業種や企業のブランド方針によって異なります。紙質を選ぶ際には単に好みで決めるのではなく、名刺を受け取る相手にどのような印象を残したいかを基準に考えると、目的に適した選択がしやすくなります。
企業の価値観やサービスの特性を紙質で表現することも、名刺の持つ役割の一つです。ここでは、代表的な4つのイメージ別に適した紙質の選び方について見ていきましょう。
清潔感を与えたいとき
医療関係や金融業界など、誠実さや清潔さが求められる業種では、白色度が高くシンプルな質感の紙質が適しています。
ケント紙や上質紙のように表面が過度に光らず、文字がくっきりと映る用紙を選ぶことで、整った印象を与えやすくなるでしょう。紙の色味もできるだけ純白に近いものを選ぶと、名前や社名が引き立ちます。
派手な装飾を控えたデザインとの相性もよく、受け取った相手に堅実で真面目な印象を持ってもらいやすい傾向にあります。清潔感を打ち出すには、紙質の白さと質感の落ち着きが両立した用紙を選ぶことがポイントです。
デザイン性を伝えたいとき
デザイン事務所やクリエイティブ系の企業では、名刺そのものが自社のセンスを伝える媒体です。ヴァンヌーボ紙やアラベール紙のように紙本来の風合いを感じられる高級紙を選ぶと、手に取った瞬間に印象に残りやすくなるでしょう。
表面の凹凸が独特の存在感を生み出し、デザインの世界観を紙質からも表現できます。色の再現性と質感のバランスに優れた用紙を使えば、名刺の仕上がりに深みが加わるでしょう。
名刺を渡す行為自体が自社の提案力を示す場にもなるため、紙質へのこだわりがそのまま企業姿勢の表明になります。
信頼感を与えたいとき
弁護士・会計士・コンサルティング会社など、信頼性が重視される業種では、落ち着いた雰囲気を持つ紙質が効果的です。マットコート紙やケント紙のように光沢が控えめで、品のある手触りの用紙が候補になるでしょう。
紙の厚みをやや厚めに設定すると、重厚感が増してさらに信頼性を演出しやすくなります。文字情報の読みやすさも重要なポイントであり、視認性の高い紙質を選ぶことが相手への配慮を示す要素です。
派手さよりも落ち着きを優先し、長く手元に残しても違和感のない紙質を基準にすると、名刺としての完成度が高まります。
シンプルで角が立たないようにしたいとき
業種を問わず幅広い相手と名刺交換をする場合は、特定のイメージに偏りすぎない紙質を選ぶのが無難です。マットコート紙や上質紙は、落ち着いた雰囲気と適度な品の良さを兼ね備えており、どのようなビジネスシーンでも違和感がありません。
主張の強い高級紙やデザイン性の高い用紙は個性を出せる反面、相手によっては受け取りにくい場合もあるでしょう。
万人に好印象を持ってもらいやすい紙質を選ぶことで、名刺交換をスムーズに進められます。迷った際はマットコート紙を基準にすると、過不足のない仕上がりを得やすくなります。
名刺の紙質を選ぶときのポイント
紙質の種類やイメージ別の選び方を把握したら、次に確認したいのは実際の発注時にチェックすべき具体的な判断基準です。紙の厚み・表面の質感・印刷方法との相性を事前に確認しておくことで、仕上がりの満足度を高められます。
同じ紙質名でもメーカーやロットによって微妙な違いがあるため、現物の確認を含めた事前準備が欠かせません。ここでは、紙質を選ぶ際に見落としやすい3つの観点について解説していきましょう。
紙の厚み
名刺の紙の厚みは、規定サイズの用紙1,000枚分の重さをkg単位で示した連量という指標で表されます。名刺でよく使用される連量は160〜220kg程度であり、180kgが一般的なビジネス名刺の基準です。
厚みがあるほどしっかりとした手触りになり、受け取った相手に重厚な印象を与えられるでしょう。反対に、薄すぎる紙は頼りなく見えてしまう場合があるため、法人用途では180kg以上を目安に選ぶとよい結果につながります。
同じ連量でも紙の種類によって実際の厚みは異なるため、発注前に用紙サンプルを取り寄せて手で触れてみることがおすすめです。
表面の質感
同じ紙の種類でも、表面の加工によって手触りや見た目の印象は大きく異なります。コーティングされた紙はなめらかで光沢があり、非塗工紙は紙本来のざらつきやあたたかみを感じられる傾向です。
名刺を受け取った相手はまず視覚と触覚で印象を判断するため、質感の選択は企業のイメージを左右する要素です。可能であれば印刷会社から用紙のサンプルを取り寄せ、実際に手で触れて確認してみてください。
画面上の色味と実物の色味は異なる場合があるため、用紙のサンプル確認は名刺発注における重要な工程の一つです。
印刷方法との相性
名刺の仕上がりは、紙質だけでなく印刷方式との組み合わせによっても変わります。オフセット印刷はインクの発色が安定しており、大部数の印刷に向いた方式です。
オンデマンド印刷は少部数から対応でき、短納期で仕上げられる利点があるでしょう。例えばコート紙にオフセット印刷を組み合わせると、写真やカラーロゴの再現性が高まります。
上質紙へのオンデマンド印刷は、発色がやや沈む傾向です。事前に紙質と印刷方式の相性を印刷会社へ相談すれば、想定どおりの仕上がりを実現できます。
私たち印刷通販JBFでは、名刺の紙質と印刷方法の組み合わせに関するご相談も受け付けています。自社工場でオフセット印刷の設備を備えており、紙の特性を踏まえた仕上がりの確認をスタッフの目で丁寧に行う体制です。
失敗できない印刷を任せられるパートナーとして、用紙の選定から印刷仕様のご提案まで対応していますので、まずは印刷通販JBFまでお問い合わせください。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談する名刺の紙質にこだわるべき理由
紙質の選び方やポイントを理解していても、そこまでこだわる必要があるのかと疑問に感じる方もいるかもしれません。
価格や手軽さだけで選んでも支障はないように思えますが、名刺はビジネスにおけるコミュニケーションの入口となるツールです。
紙質の違いが相手に与える印象の差は、想像以上に大きいといえます。ここでは、名刺の紙質にこだわるべき理由について2つの観点から説明していきます。
第一印象を左右するため
名刺交換は、ビジネスにおいて相手と初めて接する場面で行われることがほとんどです。名刺を受け取った相手は、視覚だけでなく手触りや紙の厚みからも無意識に印象を形成しています。
薄くて安っぽい紙質の名刺は、受け取った相手にマイナスの印象を与える可能性が高いです。逆に、しっかりとした厚みや上質な質感を持つ名刺は、それだけで丁寧さや誠実さを感じさせます。
初対面の場面で好印象を残すためには、デザインだけでなく紙質への配慮が重要です。紙質は、言葉を交わす前に伝わるメッセージの一つでもあるといえます。
ブランドイメージを伝えるため
名刺は、企業のブランドイメージを端的に伝えるメディアの一つです。高級感のある紙質は企業の格を表現し、素朴な風合いの紙はアットホームな雰囲気を伝えられます。
例えば、和紙のようなテクスチャーを持つ用紙は、伝統や職人的なこだわりを演出できます。ロゴカラーと紙質の相性を考慮すれば、名刺によるブランディング効果をさらに高められるでしょう。
名刺の紙質は、言葉では伝えにくい企業の価値観や姿勢を代弁する手段です。紙質を戦略的に選ぶことが、他社との差別化にもつながります。
名刺のサイズと厚み
名刺の紙質を決めたら、次に確認すべきはサイズと厚みの選定です。日本では標準的なサイズが決まっていますが、用途や相手に合わせた使い分けも有効です。
サイズ選びを誤ると、相手の名刺入れに収まらないといった不便を招くため、基準の把握が欠かせません。
厚みについても、紙質との関係を理解すれば、より適切な判断を下せます。ここでは、代表的な名刺のサイズ3種類と適した紙厚について見ていきましょう。
日本の標準サイズ(4号名刺)
日本で使われている名刺の標準サイズは、55mm×91mmの4号名刺です。関西では9号名刺とも呼ばれますが、寸法は同じです。
このサイズは国内で流通している名刺入れの規格にも対応しており、受け取った相手が管理しやすいという利点があります。長辺と短辺の比率は黄金比に近く、視覚的にもバランスの取れたサイズとされています。
法人の名刺であれば、特別な理由がない限りこの4号サイズを選んでおけば問題ないでしょう。名刺交換のマナーとしても標準サイズの使用が推奨されており、ビジネスの現場では4号名刺を基本として考えるのが一般的です。
女性向けサイズ(3号名刺)
3号名刺は49mm×85mmのコンパクトなサイズです。かつて女性用として広く使われていたことから、女性名刺とも呼ばれています。
現在は男女問わず4号名刺が主流ですが、3号名刺は小ぶりで上品な印象を与えられるため、美容サロンや飲食店のショップカードとしても活用されているサイズです。
角丸加工を施すとフェミニンな雰囲気がさらに増し、やわらかな印象を演出できます。ただし、4号サイズの名刺入れでは収まりが悪い場合もあるため、ビジネス用途では相手の使い勝手も考慮して選ぶ必要があります。
欧米サイズ
欧米で標準的に使用されている名刺サイズは、51mm×89mmです。日本の4号名刺と比べるとひと回り小さく、すっきりとした印象を与えます。
外資系企業に勤めている方や、海外の取引先との名刺交換をする機会がある方にとっては、このサイズを選ぶメリットがあるでしょう。国内でもスタイリッシュな雰囲気を好む方が採用するケースが増えています。
なお、ヨーロッパでは85mm×55mmなど地域によって微妙に規格が異なる場合もあるため、渡す相手の国の慣習を事前に確認しておくとよいでしょう。
名刺に適した紙厚
名刺に使用する紙の厚みは、連量180kg前後が標準的な目安とされています。この厚さはおよそ郵便はがきと同程度であり、しっかりとした手触りながら名刺入れに収めやすいバランスのよい厚みです。
200kgを超えるとさらに重厚感が増し、高級名刺として格上の印象を与えられるでしょう。反対に160kg以下だと、やや薄く頼りない印象になることがあるため、法人名刺では注意が必要です。
同じ連量でも紙の種類によって実際の厚みは異なるため、印刷会社に用紙サンプルを依頼して実物を確認するのが間違いないでしょう。
私たち印刷通販JBFでは、名刺のサイズ選びや紙厚のご相談にもスタッフが対応しています。用紙の質感や厚みは実物を手に取らないと判断しにくい部分でもあるため、お電話やお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。
自社工場で仕上がりをスタッフの目で確認しながら工程を管理し、失敗のない印刷をお届けする体制を整えています。まずは、お気軽に印刷通販JBFまでご相談ください。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談する紙以外の名刺素材
名刺は紙で作るものという認識が広く定着していますが、紙以外の素材を使った名刺も存在します。例えば、プラスチック素材の名刺は透明感や耐水性に優れており、飲食店やアウトドア関連の業種で使われることがあります。
金属製の名刺はずっしりとした重みがあり、受け取った瞬間に強い印象を残せる点が特徴です。近年は石灰石を原料とした新素材のLIMEXも注目を集めており、耐水性に優れながら環境への配慮も示せる名刺として導入する企業が見られます。
木材を薄くスライスした木製名刺も、ナチュラルな雰囲気を好む方や和のイメージを大切にする業種で選ばれることがあるでしょう。
ただし、紙以外の素材は印刷方法や加工に制限がある場合があり、コストも紙の名刺に比べて高くなる傾向にあります。名刺入れに収まりにくいサイズや厚みになるケースもあるため、実用面とのバランスを考えたうえで検討することが大切です。
名刺の作成方法
名刺を作成する方法は、大きく分けて3つあります。
1つ目は、自社のプリンターで印刷する方法です。市販の名刺用紙とテンプレートを使えば手軽に作成できますが、仕上がりの品質にばらつきが出やすく、カットの精度も家庭用の裁断機では限界があります。
2つ目は、ネット印刷サービスを利用する方法です。データを入稿するだけで注文でき、短納期で仕上がる点がメリットといえます。
3つ目は、印刷会社に直接依頼する方法です。紙質や仕上がりの相談を対面や電話でやり取りできるため、細かな要望を反映させやすい特徴があります。
法人名刺の場合は品質の安定性が求められるため、工程管理や品質チェックの体制が整った印刷会社に依頼するのが効率的です。デザインから印刷までをワンストップで対応してくれる会社であれば、担当者の負担も軽減できるでしょう。
名刺作成の価格相場
名刺印刷の費用は、紙質や枚数、印刷の仕様によって変わります。一般的なネット印刷の場合、片面モノクロ100枚で数百円〜2,000円程度が目安です。
片面カラーであれば100枚で1,000円〜2,500円前後、両面カラーになると3,000円〜4,000円程度が相場です。用紙をヴァンヌーボ紙やアラベール紙などの高級紙に変更した場合や、箔押しや角丸加工といったオプションを追加すると、さらに費用が加算されるでしょう。
デザインを印刷会社に依頼する場合は、テンプレートを使えば費用がかからないケースもあり、完全オリジナルデザインの場合は3,000円〜50,000円程度と幅があります。
発注枚数を増やすと1枚あたりの単価が下がる傾向にあるため、今後の使用予定も見据えてまとめて発注するのも一つの方法です。コストだけで判断するのではなく、仕上がりの品質や対応体制も含めて総合的に検討することが大切です。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談する名刺作成を依頼するときの注意点
名刺の印刷を外部に依頼する際には、いくつか確認しておくべきポイントがあります。まず、印刷仕様の確認です。
紙質やサイズ、カラーの指定を曖昧にしたまま発注すると、仕上がりがイメージと異なるトラブルが起きかねません。
入稿データの形式についても、IllustratorやPDFなど印刷会社ごとに推奨される形式が異なるため、事前にガイドラインを確認しておくとよいでしょう。
次に、納期の確認も重要なポイントです。急ぎで名刺が必要な場合は特急対応の可否と追加料金を確認し、余裕を持ったスケジュールで発注するのが理想的です。
また、校正の回数や修正対応のルールも印刷会社によって異なります。仕上がりに不備があった場合の対応方針をあらかじめ把握しておくことで、発注後のトラブルを回避しやすくなるでしょう。
印刷前にサンプルや色校正を依頼できる会社であれば、実物を見てから本番の印刷に進めるため、ミスを未然に防ぐことが可能です。
名刺の作成を依頼したい印刷会社の特徴
名刺の仕上がりは、依頼する印刷会社の体制によっても左右されます。品質を重視して印刷会社を選ぶ際には、社内の管理体制や設備環境に注目することがポイントです。
同じデザインデータであっても、印刷会社の対応力や工程管理の精度によって完成品の品質は変わってきます。
印刷工程のどこに力を入れている会社なのかを見極めることで、納得のいく名刺を作成しやすくなるでしょう。ここでは、名刺の作成を依頼したい印刷会社に共通する2つの特徴について紹介していきます。
管理体制がしっかりしている
印刷物の品質を安定させるには、入稿データの確認から印刷・検品までの各工程を管理する体制が欠かせません。
データに不備があった場合に連絡をくれる会社や、色味の確認を丁寧に行ってくれる会社は、仕上がりの精度が高い傾向にあります。法人名刺の場合、社員ごとに名前や役職が異なるため、文字の誤りが起きやすい点にも注意が必要です。
複数人分の名刺をまとめて発注する際は、1枚ずつ内容を精査する管理体制の整った会社を選びましょう。校正工程を丁寧に行う会社であれば、印刷後のやり直しを未然に防げます。
自社工場を持っている
自社に印刷工場を持っている会社は、外注に出す場合と比べて工程の調整がしやすく、仕上がりのコントロールが利きやすいことが特徴です。
印刷工程で問題が発生した場合にも即座に対応でき、品質を維持しやすい環境が整っています。また、中間マージンが発生しない分、価格面でもメリットがあるケースが見られるでしょう。
紙質と印刷方式の組み合わせに関する知見も蓄積されているため、用紙の選定段階から相談できる点も自社工場を持つ印刷会社の強みです。急な仕様変更や追加発注にも柔軟に対応できる点は、法人にとって心強い要素といえます。
私たち印刷通販JBFは、創業79年の印刷会社が直接運営するネット印刷通販です。自社工場に商業印刷機を備え、入稿データの確認から印刷・検品までスタッフの目で確認しながら一貫して工程を管理しています。
失敗できない印刷を任せられるパートナーとして、名刺の紙質選びから仕様のご相談まで幅広く対応しています。ぜひ一度、印刷通販JBFまでお問い合わせください。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談する名刺作成を依頼したくない印刷会社
逆に、名刺の発注先として避けた方がよい印刷会社にはいくつかの共通点があります。例えば、入稿データの確認を行わず、そのまま印刷に進めてしまう会社は、文字の誤りやレイアウトのずれに気付かないまま納品されるリスクがあります。
納期を守らない、あるいは遅延の連絡がないまま対応が滞る会社も信頼性に欠けるでしょう。また、問い合わせへの対応が遅い会社は、仕様変更や急ぎの対応が必要になった際にスムーズなやり取りが期待できません。
印刷前の校正確認を省略する会社にも注意が必要です。校正の工程を挟まない場合、仕上がりを事前にチェックする機会がないため、誤字脱字や色味の違いに気付かないまま大量に刷り上がってしまう可能性があります。
法人名刺は会社の顔として使われるものだからこそ、こうした対応に不備のある会社への依頼は避け、管理体制が整った会社を選ぶことが重要です。
用途に合った紙質を選んで名刺印刷を依頼することが重要
名刺の紙質は、企業の第一印象やブランドイメージを左右する重要な要素です。コート紙の鮮やかな発色・マットコート紙の落ち着いた上品さ・ヴァンヌーボ紙やアラベール紙の独特な風合いなど、用紙ごとに伝えられる印象は異なります。
自社の業種やターゲットに適した紙質を選び、厚みや印刷方式との相性まで考慮すれば、名刺の仕上がりは格段に向上します。
紙質選びに迷った際は、用紙の特性に詳しい印刷会社への相談が、イメージどおりの名刺を作成する近道です。
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