回数券を印刷する方法|用紙サイズやミシン目、ナンバリングの仕組み
店舗で提供するサービスや商品の販促ツールとして、回数券の導入を検討している方は少なくないでしょう。回数券はお客様にお得感を提供しながら、リピーターの獲得につなげられる仕組みとして、飲食店や美容サロンなど幅広い業種で活用されています。
実際に回数券を作ろうとすると、印刷方法・用紙サイズ・ミシン目の仕様など、検討すべき点は想像以上に幅広い項目です。
この記事では、回数券を印刷する際に知っておくべき基本的な仕様や方法を体系的に解説します。ナンバリングの仕組みや入稿データの作り方、用紙選びのポイントまで網羅していますので、回数券の制作をスムーズに進めるための参考にしてください。
回数券を印刷する方法
回数券を制作する際には、大きく分けて3つの印刷方法があります。それぞれコストや品質、対応できる加工の種類が異なるため、自社の用途や予算に合わせて選ぶことが大切です。
少量を手軽に作る場合と業務用として継続的に使う場合では、適した方法が変わってきます。ミシン目やナンバリングといった加工への対応可否、さらには仕上がりの品質や納期に関しての違いなども含めて、各方法の特徴を順番に一つずつ確認していきましょう。
自宅やオフィスのプリンター印刷
手持ちのインクジェットプリンターやレーザープリンターを使えば、少量の回数券を手軽に作れます。テスト用やイベント限定の配布物であれば、市販の名刺用紙やカード用紙にデザインを印刷し、カッターで切り分ける方法でも対応できます。
用紙代とインク代だけで済むため、費用を抑えやすいのが強みです。ただし、ミシン目加工やナンバリングといった仕上げ処理を施すのは困難になります。
紙の厚みや仕上がりの精度にも限界があるため、お客様へ直接手渡しして使う業務用での回数券としてはやや見劣りする可能性が否めないでしょう。
コンビニプリント印刷
コンビニに設置されているマルチコピー機を使えば、デザインデータをUSBメモリやスマートフォンから読み込んで印刷できます。自宅にプリンターがない場合や、急ぎで少部数だけ用意したい場合には便利な手段です。
24時間利用可能な店舗が大半で、思い立ったときにすぐ出力できる点もメリットとして挙げられます。ただし、用紙の種類や厚さは店舗に設置された機種に依存するため、回数券に適した厚手の紙を選べないケースがほとんどです。
ミシン目加工にも対応していないため、あくまでも簡易的な用途の範囲に限られる印刷方法です。
ネット印刷会社への注文
業務用として本格的な回数券を制作するなら、ネット印刷会社への発注が適しています。オフセット印刷やオンデマンド印刷に対応しており、ミシン目加工やナンバリングなど、専門的な仕上げもセットで依頼できる点が大きな強みです。
テンプレートを用意している会社であれば、デザインの知識が浅い方でもデータを作りやすくなります。
部数に応じた価格設定がされているため、まとまった数を発注するほど1枚あたりの単価を抑えやすい傾向にあります。継続的に回数券を発注する場合にも、同じ仕様で繰り返し注文できるため運用面でも効率的な選択肢です。
回数券を印刷するのに適した用紙サイズ
回数券のサイズは、お客様が財布やカードケースに収納しやすいかどうかが判断基準として大切になってきます。持ち運びやすさと券面に掲載できる情報量とのバランスをよく考えながら、サイズを決めていくことが必要です。
ミシン目加工を前提とした場合は、券面の幅と全体の長さを意識した設計が求められます。ここでは、実際によく使われている標準サイズの目安や、ミシン目を入れる場合の寸法を確認していきましょう。
一般的な回数券サイズ
回数券で広く使われているサイズは、短辺55mm×長辺192mmの6枚綴りタイプと、短辺55mm×長辺297mmの11枚綴りタイプの2種類です。いずれもミシン目に沿って折りたたむと手のひらに収まるサイズになるため、お客様が持ち歩きやすい設計になっています。
短辺55mmはカードケースや財布のポケットにちょうど入る幅として、ネット印刷会社各社が標準仕様として設定している寸法です。
この2種類以外にも変型サイズに対応できる印刷会社はありますが、別途見積もりが発生するケースが大半ですので、まずは標準サイズから検討するのがスムーズです。
ミシン目を入れる回数券サイズ
ミシン目を入れる場合は、1枚あたりの券面サイズを均等に配分する設計が求められます。6枚綴りでは約32mm間隔、11枚綴りでは約27mm間隔でミシン目を入れるのが標準的な仕様です。
ただし、表紙部分を設ける場合は表紙の幅を広く取り、残りの券面を等分するレイアウトにすることもあります。
ミシン目同士の間隔が20mm未満になると加工の難易度が上がり、断裁時に紙がちぎれやすくなるリスクも否定できません。発注前に印刷会社と仕様を十分に相談しておくことで、仕上がりのトラブルを未然に防ぎやすくなるでしょう。
私たち印刷通販JBFでは、回数券の用紙サイズやミシン目の仕様について、お客様のご要望に合わせた柔軟な対応を行っています。
創業79年の歴史を持つ印刷工場が直接運営しているネット印刷だからこそ、失敗できない印刷を任せられる体制が整っているのが強みです。
印刷から加工まで自社工場で一貫管理し、スタッフの目で品質を確認しながら製造しています。回数券のサイズやミシン目の配置など、仕様の細かなご相談から見積もりまで丁寧にお応えしますので、お気軽にお問い合わせください。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談する回数券を印刷する際のミシン目仕様
回数券にとってミシン目は、券面を1枚ずつきれいに切り離すために欠かせない加工です。ミシン目の設計次第で使いやすさが大きく変わるため、仕組みや設定方法をあらかじめ把握しておくことが大切です。
本数や間隔の組み合わせによって加工費も変動するため、予算との兼ね合いも含めた慎重な検討が求められます。ここでは、ミシン目加工の基本的な構造や本数の決め方、間隔の設定方法などについて順を追って見ていきましょう。
ミシン目加工
ミシン目加工とは、紙に細かい切れ目と未カット部分を交互に入れる仕上げ処理です。通常のミシン刃では、切れるカット部分が約2.0mm、紙がつながったままのアンカット部分が約0.6mmのピッチで加工されます。
この切れ目があることで、手で軽く力を加えるだけで紙を直線的にちぎれる仕組みになっています。
マイクロミシンと呼ばれるピッチが細かい加工もありますが、仕上がりの見た目が美しい反面、厚手の紙には向かないうえに加工費も割高です。回数券では通常ミシンを選ぶのが一般的な選択肢とされています。
ミシン目の本数
ミシン目の本数は、回数券を何枚綴りにするかで決まります。6枚綴りの場合はミシン目が5本、11枚綴りでは10本が標準的な仕様です。
表紙付きの回数券では、表紙と1枚目の間にはミシン目を入れず、2枚目以降の境界にのみ加工を施すケースもあります。7本以上のミシン目を入れたい場合は、ネット上の価格表では対応できず別途見積もりが必要な印刷会社も少なくありません。
本数が増えると加工の手間や費用が上乗せされるため、サービス内容や利用頻度に応じた枚数設計を事前にしっかりと検討しておくことで、発注がスムーズになります。
ミシン目間隔
ミシン目の間隔は、券面1枚あたりの幅を左右する重要な要素です。ネット印刷会社では21mm間隔を標準設定としているところが多く、この寸法であれば券面にサービス名や番号を無理なく配置できます。
ただし、間隔が20mm未満になると加工時に紙がちぎれやすくなるリスクがあるため、追加料金や別途見積もりが発生するケースも珍しくありません。
さらに、紙の目に対してミシン目が平行に入ると切れやすく、垂直に入ると若干切れにくくなる傾向もあります。券面にどの程度の情報を載せるかを考慮しながら、間隔と紙の特性を踏まえた設定を行うことが仕上がりの満足度を高めるポイントです。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談する回数券印刷時のナンバリングの仕組み
ナンバリングとは、回数券1枚ごとに通し番号を印字する加工のことです。発行枚数の把握や不正利用の防止に役立つため、業務用の回数券では導入を検討する価値があります。
印刷方式によって対応方法が異なり、オフセット印刷では専用のナンバリング装置を使って番号を刻印します。一方、オンデマンド印刷ではデジタル処理で1枚ずつ異なる番号を印字する仕組みです。
桁数は2桁から7桁まで選べるケースが一般的で、ゼロ埋めの有無も指定できます。印字位置はデータ上で仕上がり線から3mm以上内側に設定するのが基本ルールで、紙の端に近すぎると文字が欠ける恐れがあるため注意が必要です。
ナンバリングスペースとして横40mm×縦6mm程度の領域を確保しておくと、文字ずれの防止に効果的です。バーコードと組み合わせれば、販売数の把握や販路の管理にも役立ちます。
回数券印刷の綴り枚数
回数券の綴り枚数は、提供するサービスの単価や利用頻度に合わせて設定することが重要です。枚数によって回数券全体のサイズ感や販売価格が変わるため、お客様が使い切りやすい構成を意識することが大切です。
利用促進を狙った割引の仕組みとも密接に関わる要素で、販促としての目的を踏まえながら、適切な枚数設計を行うことが求められます。ここでは、代表的な2つの綴りパターンの特徴やメリットを紹介していきます。
6枚綴り回数券
6枚綴りの回数券は、表紙を含めて6枚の構成になる仕様で、実質5回分のサービス券として販売されるケースが一般的です。マッサージや整体、温泉施設の入浴券など、1回あたりの単価がやや高めのサービスに適しています。
サイズは短辺55mm×長辺192mmが標準で、ミシン目は5本入る設計です。財布に入れてもかさばらないコンパクトさが特徴で、お客様に携帯してもらいやすい点が大きなメリットです。
高額なサービスの回数券であれば、用紙の質感やデザインにもこだわることで、お客様の購入意欲を後押しできる要素になります。
11枚綴り回数券
11枚綴りの回数券は、表紙を含めた11枚構成で10回分の券として使えるタイプです。コーヒーチケット・定食券・クリーニング券など、1回あたり数百円程度のサービスに向いた構成になっています。
サイズは短辺55mm×長辺297mmが標準的な寸法で、ミシン目は10本入る設計です。枚数が増える分だけ利用頻度の高いお客様の囲い込みに効果を発揮しやすく、リピート促進を狙った販促施策として根強い支持を得ています。
10枚分の価格で11枚分利用できるといった設計にすれば、お客様にとってのお得感をわかりやすく訴求しやすくなります。
回数券を印刷するためのテンプレート
回数券のデザインデータをゼロから作成するのは、印刷仕様に慣れていない方にとってハードルが高い作業です。ミシン目の位置や塗り足しの設定を誤ると、仕上がりに大きな影響が出る可能性もあります。
テンプレートを活用すれば、そうした仕上がりの品質に関わるリスクを軽減しつつ、効率よくデータの準備を進められます。ここでは、印刷会社が提供するデータ作成用テンプレートとデザイン済みテンプレートの2種類を見ていきましょう。
印刷会社テンプレート
ネット印刷会社の多くは、回数券専用のテンプレートを自社サイト上で提供しています。AdobeIllustratorやPhotoshop向けのファイル形式が主流で、ミシン目の位置や塗り足し範囲、仕上がり線があらかじめガイドとして設定されている点が利点です。
テンプレートに沿ってデザインを配置すれば、入稿時のデータ不備を防ぎやすくなります。特にミシン目の位置を仕上がりサイズの外側にトンボで示す作業は、慣れていないとミスが起きやすい工程のため、テンプレートの活用が効果的です。
初めて回数券を制作する場合は、発注先の印刷会社が用意するテンプレートを使うのが堅実な方法です。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談する回数券デザインテンプレート
印刷会社によっては、あらかじめデザインが完成した状態のテンプレートを用意しているケースもあります。飲食店向けや美容サロン向けなど、業種別にレイアウトや配色が整えられたテンプレートを選び、店舗名やサービス内容を差し替えるだけでデータが完成する仕組みです。
デザインソフトの操作に不慣れな方でもスムーズに回数券を作れるため、制作にかかる時間や手間を大幅に削減できます。
年配の方にも読みやすい配色や文字サイズが考慮されたテンプレートもあるため、幅広い客層に対応しやすい点もメリットです。店舗のイメージアップを意識した見た目の仕上がりを手軽に実現したい場面で重宝します。
私たち印刷通販JBFでは、お客様の用途に合わせたデータ作成のご相談にも対応しています。自社工場で印刷から加工まで一貫して管理しているため、テンプレートの仕様や入稿方法についても的確なアドバイスが可能です。
スタッフの目で品質を確認しながら製造する体制を整えており、回数券の仕上がりにこだわりたい方にも対応できる体制です。データの作成段階からサポートしていますので、失敗できない印刷を任せられるパートナーとしてぜひご活用ください。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談する回数券印刷の入稿データ作成
回数券を印刷会社に発注する際には、入稿データの品質が仕上がりの精度を大きく左右します。解像度・文字の処理・断裁ズレへの備えなど、押さえておくべきポイントがいくつかあるため、事前に確認しておくことが大切です。
データの不備があると修正のやり取りで納期が遅れたり、想定と異なる仕上がりになったりするリスクも出てきます。ここでは、入稿データの作成で特に注意すべき3つの項目について詳しく確認していきましょう。
入稿データ解像度
印刷用データの解像度は、一般的に300〜350dpiが推奨されています。解像度が低すぎると文字やイラストの輪郭がぼやけた仕上がりになり、回数券としての見栄えを損なう原因になりかねません。
逆に解像度を必要以上に高く設定するとデータ容量が増大し、入稿時のアップロードに時間がかかる場合も出てきます。デザインソフトで新規ファイルを作成する段階から適切な解像度を設定しておくことで、作業途中での修正を回避できます。
Web用の画像は印刷用としては解像度が不足しているケースが大半のため、印刷向けにあらためて高解像度のデータを用意しましょう。
文字アウトライン
入稿データに含まれるテキストは、アウトライン化して図形データに変換しておく必要があります。フォント情報がそのまま残っていると、印刷会社側のパソコンに該当フォントがインストールされていない場合に文字化けが発生してしまうためです。
IllustratorやInDesignでは書式メニューからアウトライン作成を選択するだけで処理が完了します。アウトライン化後はテキストの編集ができなくなるため、作業前に元データのバックアップを取っておくことが大切です。
ロック中のレイヤーや非表示テキストにもフォント情報が残ることがあるため、すべてのオブジェクトを表示・解除してからアウトライン処理を実行しましょう。
塗り足し設定
塗り足しとは、仕上がりサイズの外側に3mm程度の余分な印刷領域を設けることです。印刷後の断裁工程でわずかなズレが生じた場合でも、紙の端に白い余白が出ないようにするための処理です。
回数券は小さなサイズの印刷物であるだけに、断裁ズレの影響が目立ちやすい傾向にあります。背景色やデザインを仕上がり線の外側まで延ばしておくことで、見栄えのよい仕上がりにつながるでしょう。
また、文字やロゴなどの重要なデザイン要素は仕上がり線から3mm以上内側に配置しておくと、断裁時に切れてしまうリスクを避けられます。
回数券印刷で選べる用紙
回数券に使う用紙は、手触りや耐久性、印刷の発色に直接関わる要素です。用途や店舗のブランドイメージに合った紙を選ぶことで、お客様に与える印象が大きく変わります。
厚さについては110kg前後が回数券に適した斤量とされており、薄すぎると安っぽさが出やすく、逆に厚すぎるとミシン目で切り離しにくくなるため注意が必要です。ここでは、回数券の制作でよく選ばれている代表的な3種類の用紙について特徴を見ていきましょう。
上質紙
上質紙は表面にコーティングが施されていない非塗工紙で、さらさらとした手触りが特徴です。ボールペンや鉛筆での書き込みがしやすいため、日付やお客様名などを記入する欄を設けたい回数券には適した用紙です。
光沢がなく落ち着いた風合いに仕上がる一方で、カラー印刷では色がやや沈みやすい傾向があります。モノクロや少ない色数のデザインであれば、素朴で親しみやすい印象を演出できます。
コストも抑えやすいため、大量に発注する場合にコストパフォーマンスを重視したい方に向いている用紙の一つです。
色上質紙
色上質紙は、上質紙をベースに紙自体が着色された用紙です。豊富なカラーバリエーションがあり、印刷色と紙の色を組み合わせることで個性的な仕上がりを作り出せます。
1色刷りでも華やかな見た目になるため、印刷コストを抑えながらデザイン性を高めたい場合に適した選択肢です。バスの回数券や自治体が発行する利用券などでもよく使われており、紙の色でサービスの種類を区別する運用にも活用しやすい用紙です。
上質紙と同様に筆記性にも優れているため、日付や利用回数を記入する欄を設けた回数券にも問題なく対応ができます。
マット紙
マット紙は表面につや消しのコーティングが施された用紙で、落ち着いた質感と高い発色性を両立しているのが特徴です。光の反射が少ないため文字が読みやすく、回数券に記載したサービス内容や注意事項をお客様に伝えやすくなります。
厚さは110kgが回数券に適した厚さとされており、薄すぎず厚すぎない手触りで携帯にも便利な仕様です。カラーデザインの回数券を上品な雰囲気で仕上げたい場合に選ばれることが多く、ネット印刷会社の間でも推奨されている用紙として知られています。
用紙の厚さが同じであれば上質紙やコート紙と価格が変わらないケースもあるため、見積もり時に確認してみるのがおすすめです。
私たち印刷通販JBFでは、回数券に適した用紙のご提案も行っています。自社工場で印刷から仕上げまで一貫した工程管理を行い、スタッフの目で品質を確認しながら製造するため、仕上がりにこだわりたい方にも対応できる体制です。
上質紙・色上質紙・マット紙をはじめとした回数券に適した用紙のご提案をはじめ、仕様に関する細かなご相談にも幅広く対応しています。
失敗できない印刷を任せられる印刷通販として、回数券の制作をお考えの方はぜひお気軽にお問い合わせください。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談する回数券印刷の用途
回数券は特定の業種だけでなく、さまざまなビジネスシーンで活用できる販促ツールです。お客様に前払いで購入してもらう仕組みのため、売上の安定化やリピート率の向上に貢献します。
デザインや枚数構成を工夫すれば、店舗のサービス内容に適した使い方を幅広く展開できます。前受金として収益を先に確保できる点も、店舗の経営における大きなメリットの一つです。ここでは、代表的な活用例を2つの分野に分けて紹介していきましょう。
飲食店回数券
飲食店では、コーヒーチケット・定食券・ランチ券・お弁当引換券として回数券を導入するケースが広く見られます。11枚綴りの回数券を10杯分の価格で販売し、1杯分をサービスにするといった設計が広く取り入れられている方法です。
お客様にとってはお得に利用できるメリットがあり、店舗側にとっては来店頻度の向上と前受金の確保につながります。券面にメニュー名や有効期限を印刷しておくと、運用上のトラブル防止にも役立ちます。
地域のお祭りや学園祭で配布する食券としても活用でき、イベント時の会計を簡略化する効果も見込めるでしょう。
サービス回数券
美容サロンやマッサージ店、フィットネスジム、レンタルスタジオなどのサービス業でも回数券は効果的な販促手段として活用されています。
施術メニューやレッスンプランに合わせた枚数設定は、お客様の継続利用を後押しする有効な手段です。温泉施設の入浴券やスクールの受講券、ゴルフ練習場の利用券など、単価の異なるサービスごとに回数券を分けて用意する方法もあります。
ナンバリングを活用すれば発行枚数の管理も効率化できるため、複数の店舗や施設を展開しながら運営する企業にとっても使い勝手のよい仕組みです。
回数券印刷の料金
回数券の印刷料金は、部数や用紙の種類、加工内容によって変動します。見積もりを取る前に料金構成の基本を理解しておくと、予算の計画が立てやすくなります。
印刷そのものの価格と、ミシン目やナンバリングといった加工にかかる費用は分けて計算されるのが一般的です。
それぞれの項目がどのような仕組みで算出されるのかを知っておくことで、発注時の判断がスムーズになります。ここでは、印刷代と加工費の内訳についてそれぞれ整理していきましょう。
印刷価格
回数券の印刷価格は、印刷方式と部数の組み合わせで決まります。オフセット印刷では版を作る工程が発生するため初期費用が高くなりますが、大量発注になるほど1枚あたりのコストは下がる仕組みです。
一方、オンデマンド印刷は版を使わないため少部数でも発注しやすく、100枚程度からの注文に対応している印刷会社もあります。
用紙の厚さが同じであれば上質紙・コート紙・マット紙の間で価格差がない場合も多く、紙の種類よりも部数と納期のほうが総額への影響が大きいでしょう。印刷色についてはモノクロや1色刷りであればカラー印刷よりも費用を抑えやすくなります。
加工費
ミシン目やナンバリングなどの加工費は、印刷代とは別に発生するのが一般的です。ミシン目加工は基本料金に加えて1枚あたりの単価が加算される料金体系が多く、本数が増えると費用も上乗せされます。
例えば、ミシン1本の場合、基本料金に枚数単価を加えた金額が加工代として請求される仕組みです。ナンバリングもセット料金と枚数に応じた単価で計算される場合がほとんどで、印字箇所が2カ所になるとセット料金が変わることもあります。
加工の組み合わせによって総額が変動するため、事前に見積もりを依頼して正確な費用を確認しておくことが重要です。
私たち印刷通販JBFでは、回数券の印刷から加工までをワンストップで承っています。印刷工場を自社で運営しているため中間コストを抑えた価格設定が可能であり、失敗できない印刷を任せられる品質管理の徹底が強みです。
スタッフの目による検品で仕上がりの精度を高め、工程全体を一貫して管理する体制を整えています。
ミシン目やナンバリングなどの加工を含めた料金やお見積もりについても丁寧にご案内していますので、回数券の印刷をご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談する回数券印刷の注意点
回数券をきれいに仕上げるためには、入稿データや印刷工程で起こりうるトラブルをあらかじめ把握しておくことが欠かせません。特に回数券はサイズが小さく券面が細かく分かれているため、わずかなズレやデータの不備が仕上がりに影響しやすい印刷物です。
納品後に問題が見つかると作り直しになる可能性もあるため、発注前の段階でリスクを把握し、対策を講じておくことが重要です。ここでは、発注前に押さえておくべき2つの注意点を確認していきましょう。
入稿データ不備による印刷の不具合
入稿データに不備があると、意図した仕上がりにならない場合があります。よくあるトラブルとしては、文字のアウトライン化忘れによるフォントの置き換えや解像度不足による画像のぼやけ、塗り足し未設定による断裁時の白余白などが挙げられます。
ミシン目の位置指定を仕上がりサイズの外側にトンボで示さなかった場合も、加工位置がずれる原因になりかねません。
また、印刷面内にミシン目の位置を示す点線や実線を描いてしまうと、そのまま印刷されてしまうため注意が必要です。入稿前にはチェックリストを活用してデータを確認し、不明な点があれば印刷会社に問い合わせましょう。
色ズレによる仕上がり差
オフセット印刷ではCMYK4色のインキを順番に重ねて刷るため、版の位置合わせにわずかなズレが生じることがあります。回数券のように小さい印刷物では、色ズレが目立ちやすい傾向にあるため注意が必要です。
特に細い文字や罫線を多用したデザインでは、ズレの影響を受けやすくなります。こうしたリスクを抑えるには、細い要素を単色で仕上げる、文字サイズを極端に小さくしないなどの工夫が有効です。
加えて、モニター上の色と実際の印刷物では色味が異なる場合があるため、色校正や紙見本の確認を依頼すると期待どおりの仕上がりに近づけやすくなります。
回数券印刷の加工の種類
回数券に施せる加工はミシン目やナンバリングだけではありません。天のり加工を追加すれば、回数券を台紙に接着してまとめ、1枚ずつ剥がして使える冊子のような仕上がりにすることもできます。
糊付けは100部ずつ行われるのが一般的で、番号の若い順に上から並べた状態で綴じる仕組みです。角丸加工で券面の四隅を丸くすると、紙の角が折れにくくなり見た目の印象もやわらかくなります。
PPラミネート加工を施した場合は表面に光沢や耐水性が加わるため、水回りが気になる店舗や屋外イベントでの使用にも適した仕上がりです。
スジ入れ加工を組み合わせれば、折りたたんだ際の仕上がりがきれいになり、券全体の携帯性も向上します。このように加工の組み合わせ次第で回数券の耐久性やデザイン性をさらに高められるため、用途に応じた検討が大切です。
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回数券の印刷では、用紙サイズ・ミシン目の仕様・ナンバリングの設定・入稿データの作成方法など、事前に検討すべき項目が複数あります。
用紙の選び方ひとつで手触りや発色が変わり、ミシン目の間隔や本数はお客様の使い勝手を左右するため、それぞれの仕様を正しく理解したうえで発注に臨むことが大切です。
入稿データではアウトライン化や塗り足しの設定を怠ると仕上がりに影響が出るため、テンプレートを活用して不備を防ぎましょう。
加工の精度が仕上がりに直結する回数券だからこそ、価格だけでなく品質管理や相談体制が整った印刷会社を選ぶことが、満足度の高い仕上がりにつながります。
私たち印刷通販JBFは、創業79年の印刷工場が直接運営するネット印刷サービスです。印刷からミシン目やナンバリングなどの加工まで、自社工場で一貫した体制のもと、スタッフの目で品質を確認しながら製造しています。
回数券の用紙やサイズ、加工内容についてのご相談はもちろん、データの入稿方法や仕様の選び方に関する疑問にも丁寧にお応えします。
お見積もりも含めてお気軽にお問い合わせください。失敗できない印刷を任せられるパートナーとして、回数券の制作をサポートします。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談する
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