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型抜き印刷とは?トムソン加工で使う抜き型の仕組みと用途を解説

型抜き印刷とは?トムソン加工で使う抜き型の仕組みと用途を解説

販促物や商品パッケージの制作を手がける法人担当者の多くは、印刷物のコストや品質に細心の注意を払っています。

その一方で、型抜き印刷やトムソン加工の具体的な仕組みまで把握しているケースは少なく、発注時にデータ仕様や加工工程でつまずくことも少なくありません。抜き型の構造やカットラインの設定ルールを把握しておけば、不要な修正依頼や再印刷のリスクを劇的に低減できるでしょう。

本記事は型抜き印刷の仕組みから用途、費用から発注時の確認項目まで、実務に役立つ知識を体系的に整理した内容です。この記事を通じて加工の基本的なイメージを持つことで、印刷発注時の判断や仕様理解がこれまで以上に深まります。

型抜き印刷とは

型抜き印刷とは

型抜き印刷とは、専用の木型とトムソン刃を用いて紙や薄い素材を特定の形状に打ち抜く加工技術です。パッケージや封筒、POPディスプレイなど多様な制作物に活用されており、通常の四角い断裁とは異なり自由な形状の印刷物を製作することができます。

日本では地域によって呼び名が異なることが知られており、関西ではトムソン加工、関東ではビク抜きと呼ばれることがあります。どちらも同じ加工方法を指しており、印刷業界で広く標準化されている手法です。

型抜き印刷の特徴は紙を切断するだけでなく、折り罫線やミシン目、穴あけ加工を同時に行える点にあります。

この優れた特性こそが、複雑な構造の販促物やパッケージ制作を効率化する決定的な要因です。なお、使用する素材は紙だけでなく薄いプラスチックシートや特殊素材にも対応できるケースがあり、用途の幅はさらに広がっています。

トムソン加工で使う抜き型の仕組み

トムソン加工で使う抜き型の仕組み

トムソン加工の核となるのは、抜き型(トムソン型)と呼ばれる木型です。この木型はベニヤ板を土台とし、デザインデータをもとにレーザーで溝を掘り、その溝のなかに鋼製の刃を差し込む構造で製作されます。

木材が選ばれる理由は、加工のしやすさと軽さ、そして型の製作コストのバランスに優れているためです。刃の周囲にはスポンジ(発泡ゴム)が取り付けられており、打ち抜いた後に素材が型に貼り付かないよう剥がす役割を担っています。

型の製作はCADデータをもとに設計されるため、精度の高い加工が可能です。このように抜き型は素材・刃・スポンジが一体となった精密な構造物であり、安定した量産を支える重要な役割を果たしています。

抜き型の構造

抜き型の構造

トムソン型の土台は、一般的にベニヤ板が使用されます。ベニヤ板にレーザーで溝が掘られ、その溝に沿って鋼製の刃が押し込まれることで、型が完成します。優れた加工性やコスト面から木材が広く用いられますが、用途次第ではアクリル板が選ばれることも珍しくありません。

打ち抜いた後に素材が刃に密着するのを防ぐため、刃の周囲にはスポンジが貼り付けられており、素材の厚みに応じてゴムの仕様が調整されます。

この木型は一度製作すれば劣化がないかぎり繰り返し使用できるため、大量生産やリピート発注にきわめて適した特性を持っています。

抜き刃と罫線

トムソン型に埋め込まれる刃には、用途の異なる2種類があります。一つ目は抜き刃(カッター刃)で、素材を完全に切断するための鋭利な鋼製の刃です。

二つ目は罫線刃(けいせんば)で、こちらは先端が尖っておらず、素材を貫通させずに折り筋を付けるための刃です。罫線刃の役割によって、箱型の底面や側面となる折り目を、切断と同一の工程で美しく付けることができます。

1枚の型のなかに抜き刃と罫線刃の両方を組み込むことで、切断と折り加工を一度のプレスで完结させられる点が、トムソン加工の大きな強みです。

打ち抜き工程

トムソン加工の工程は、まずCADソフトで作成されたデザインデータをもとに抜き型を、設計し製作することから始まります。

製作された型をプレス機にセットし、加工する素材(紙や薄いシートなど)を挟み込み、強い圧力をかけて打ち抜く平盤打抜き式が一般的な手法です。

抜き刃が素材を切断すると同時に、罫線刃が折り目を付け、必要に応じてミシン目や穴あけ加工も1工程のなかで処理されます。

打ち抜かれた素材は型に貼り付かないよう、刃の周囲のスポンジの反発力で剥がされ、加工が完了します。この一連の工程を駆使すれば、複雑な形状の印刷物であっても迅速かつ安定して量産できるでしょう。

印刷通販JBFは、失敗できない印刷を任せられる印刷のスペシャリストです。2026年で創業79年を迎えた印刷会社が直接運営するネット印刷通販サービスであり、自社工場と設備力に裏打ちされた品質管理のもと、お客様の印刷物を責任を持ってお届けしています。

ネット印刷でありながら、仕上がりや仕様、納期をスタッフの目で確認しながら進める工程管理が大きな特徴です。

型抜きを含む加工印刷についても、注文前のご相談に対応しており、サポート回数や時間に制限を設けていません。加工の仕様や適切な用紙の選び方など、まずはお気軽にお問い合わせください。

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型抜き印刷の用途

型抜き印刷の用途

型抜き印刷は、四角い断裁では実現できない自由な形状を量産できることから、さまざまなビジネスシーンで幅広く活用されています。

形状そのものが訴求力を持つ販促ツールや、機能と意匠を両立させる必要があるパッケージ制作において、型抜き加工の特性は大きな価値を発揮します。

第一印象が購買を左右する現代だからこそ、型抜きによる視覚的な差別化がかつてないほど決定的な役割を果たしている点に注目しましょう。次の段落では、型抜き印刷が特に効果を発揮する代表的な制作物について、具体的な利用シーンとともに解説していきます。

商品パッケージ

型抜き印刷はサンプル品や贈答品、お菓子などの小規模なパッケージから、一般的な商品パッケージまで幅広く活用されています。

化粧箱や紙器の製作においては、トムソン加工による型抜きと折り罫線加工を組み合わせることで、複雑な組み立て構造の箱体も1枚の紙から製作できます。

製品を象徴する独創的なデザインを採用し、競合との差別化や消費者の記憶に刻まれる圧倒的なインパクトを追求しましょう。

店頭POP

店頭POPは、型抜き印刷の代表的な活用シーンの一つです。通常の四角いPOPとは異なり、自由な形状にカットすることで消費者の視線を引きつけ、より高い販促効果を生み出します。

スイングPOPや半提灯POPなど、さまざまな形式が型抜き加工によって製作されており、売り場の狭いスペースでも目立つ展示物として機能します。形状の自由度が高いため、商品やブランドのイメージに合わせたデザインを実現しやすい点も特徴です。

商品タグやノベルティ台紙

商品タグやノベルティ台紙

商品タグには、型抜き加工によってハート形・星形・リボン形・商品のシルエットに合わせたカスタム形状を施すことができます。

下げ札(吊り下げタグ)の場合は穴あけ加工と組み合わせてひもを通す仕様にするのが一般的で、ブランドイメージを強調する用途で多く利用されています。

アクセサリー台紙なども商品の輪郭に合わせたカッティングに仕上げることで、手に取った瞬間の高級感や唯一無二の個性を演出できるでしょう。

カードや販促ツール

カードや販促ツールの例を箇条書きにまとめると、以下のようになります。

  • うちわ
  • しおり
  • ステッカー
  • くじ
  • 名刺
  • フライヤー

これらは型抜き印刷を活用することで、より目を引くデザインやユニークな形状に仕上げることが可能です。

イベントやキャンペーンで配布する際に、個性的な形状にすることで受け取った相手に強い印象を与え、ブランドの認知度向上につなげる効果が期待できます。同一の型を使って大量に量産できるため、コストを抑えながら統一感のある販促物を揃えることも可能です。

私たち印刷通販JBFは、失敗できない印刷を任せられる印刷のスペシャリストです。2026年で創業79年を迎えた印刷会社が直接運営するネット印刷通販サービスであり、自社工場と設備力に裏打ちされた品質管理のもと、お客様の印刷物を責任を持ってお届けしています。

自社工場を持つ印刷会社が直接運営しているからこそ、色味や加工精度にばらつきが生じにくい着実な品質を維持することが可能です。

商品タグや店頭POP、ノベルティ台紙など型抜き印刷を活用した販促ツールの制作についても、ぜひご相談ください。

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型抜き印刷のメリット

型抜き印刷のメリット

型抜き印刷は、通常の四角断裁印刷にはない独自の強みを複数持っています。自由な形状の量産が可能なことに加え、切断と折り加工を同工程で行えます。

一度製作した型を繰り返し活用できることも、法人の印刷業務においてきわめて効率的な理由です。

加工の手間を集約できるため、工程管理のシンプル化や納品リードタイムの短縮にもつながり、製造全体の効率向上に貢献します。次の段落では、型抜き印刷が持つ3つの代表的なメリットについて詳しく解説します。

自由な形状の印刷物を作れる

型抜き印刷の核となる強みは、一般的な四角形とは異なる特殊な形状を安定して量産できる点にあります。

消費者の目を引く個性的なデザインを施した販促物や、製品のシルエットに合わせたカスタム形状のパッケージを、通常の断裁では実現できないレベルで製作することが可能です。

形状そのものがブランドの独自性を伝えるメッセージとなるため、視覚的なインパクトと訴求力の向上が期待できます。

折り罫線を同時に加工できる

トムソン加工は、抜き刃と罫線刃を一つの型に配置することで、打ち抜きと折り線をたった一度の工程で同時に仕上げる仕組みです。

箱の組み立て面や二つ折りパンフレットの折り目を、別途折り加工の工程を設けることなく処理できるため、工程数の削減と納期短縮が期待できます。また、ミシン目や窓抜きも同時に施せる柔軟性があり、複雑な構造の印刷物を効率よく製作できます。

同一形状を安定して量産できる

一度製作した抜き型は、刃が劣化しない限り何度でも繰り返し使うことができます。型が固定されていることで、毎回同一の形状を精度よく量産することが可能であり、大量生産やリピート発注に優れた特性を持ちます。

再注文の際は型代がかからないため、継続的な発注を前提とした案件では、1部あたりの費用を大幅に抑えることが可能です。

型抜き印刷のデメリット

型抜き印刷のデメリット

型抜き印刷はさまざまなメリットを持つ一方で、導入時に注意すべき制約もあります。初期費用の発生や加工上の限界をあらかじめ把握し、設計や発注の段階で不測の事態を未然に防ぎましょう。

特に少部数の発注やきわめて精緻なデザインを希望する際は、加工方式の選定そのものを再考する必要も生じかねません。次の段落では、型抜き印刷の注意点として押さえておきたいデメリットを説明します。

抜き型の製作費が必要になる

型抜き印刷の導入にあたっては、初回発注時に抜き型の製作費用が発生することを念頭に置きましょう。一般的に20,000〜70,000円程度が目安とされており、形状の複雑さやサイズによって費用が変動します。少部数の発注では型代がコストの大部分を占めるため、1部あたりの単価が割高になる点は避けられません。一方でリピート発注では型代が不要になることから、継続的な量産を前提とした案件ほど長期的なコストメリットが大きくなります。

細かい形状や複雑なデザインには限界がある

トムソン加工では、著しく鋭利な角には2mm程度のR(丸み)が必要なケースがあり、直径2mm未満の小さな穴の加工は現実的に難しいとされています。

刃のつなぎ目による微細な段差が生じる可能性もあるため、きわめて細密な形状の再現を求める場合には加工上の限界があります。複雑な形状や精緻なデザインを検討している際は、発注前に印刷会社へ加工可否を確認しておくことが重要です。

型抜き加工の主な種類

型抜き加工の主な種類

型抜き加工には複数の手法があり、用途や形状の複雑さ、発注部数によって適切な方式が異なります。それぞれの方式には特有のメリットとコスト特性があるため、案件の条件に合わせて選択することが重要です。

どの方式を選ぶかによって、仕上がり精度や納期、初期費用には格段の差が生じるでしょう。事前に印刷会社へ相談して方式を絞り込むことが、品質とコストの両面で最善の結果につながります。次の段落では、代表的な3種類の型抜き加工の仕組みと特徴を解説します。

トムソン抜き

トムソン抜きは、ベニヤ板に鋼製の刃を埋め込んだ木型を使用する型抜き加工において、主流となっている手法です。金型と比較して型の製作費が安価で製作日数も短く、費用と性能のバランスに優れた汎用性の高い方式です。

加工精度は±0.1mm程度であり、一般的なパッケージや販促ツールの量産に十分対応できます。型の再利用が可能なため、同一形状を継続的に量産する案件に特に向いています。

ポンス抜き

ポンス抜き(ブッシュ抜き)は、鋼製の金型を使用して素材を押し抜く方式で、大量生産に適した手法です。トムソン型で生じやすい刃のつなぎ目の段差を避けることができ、仕上がりがきれいな点が特徴です。

一方で型のコストはトムソン型より高価であり、きわめて複雑な形状には対応が難しい場合もあります。シンプルな形状を大ロットで量産する場面に向いている手法です。

レーザーカット

レーザーカットは物理的な型を必要とせず、レーザー光によって素材を直接切断する方式です。加工精度は±0.05mm程度と高く、トムソン加工では難しい複雑な形状や細かいデザインにも対応できます。

型の製作費が不要なため初期費用を抑えられる一方、1枚あたりの加工時間が長いことから大量生産ではコストが高くなる傾向があります。試作品や小ロット、多品種少量生産に適した手法です。

私たち印刷通販JBFは、失敗できない印刷を任せられる印刷のスペシャリストです。2026年で創業79年を迎えた印刷会社が直接運営するネット印刷通販サービスであり、自社工場と設備力に裏打ちされた品質管理のもと、お客様の印刷物を責任を持ってお届けしています。

印刷のスペシャリストとして、データの確認から仕上がりまでスタッフの目で工程を管理しています。型抜き加工の方式選定から仕様のご確認まで、注文前のご相談にも対応しておりますのでお気軽にお声がけください。

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型抜き印刷のデータ作成時の注意点

型抜き印刷のデータ作成時の注意点

型抜き印刷を発注する際は、通常の印刷データとは異なる専用のルールを理解したうえでデータを準備する必要があります。

塗り足しの設定不足やカットラインの未設定などのミスは、仕上がりのトラブルや工程の停止につながるため、事前の確認が欠かせません。データの不備は印刷会社からの修正依頼につながり、納期の遅延や余分な費用が発生する原因にもなります。

入稿前に仕様書やガイドラインをしっかり確認する習慣をつけておくことが重要です。次の段落では、型抜き印刷特有のデータ作成における重要な2つの注意点を解説します。

塗り足し不足だと白フチが出る

型抜き印刷では、裁断時にわずかなズレが生じることがあります。このズレによって紙の地色(白)が露出してしまう白フチを防ぐために、仕上がり線(カットライン)の外側にデザインを3mm以上延長した塗り足しを設定することが必須です。

塗り足しが不足していると、カット後に白い部分が端に残る印刷事故につながります。また、カットパスに近い位置に文字やロゴなどの重要なデザイン要素は配置せず、カットパスから3mm以上内側に収めることが推奨されています。

カットライン未設定だと抜き位置が決まらない

カットラインは、型抜き印刷における実際の仕上がり形状を決定づけるきわめて重要な輪郭線です。

このデータに基づき抜き型が精密に製作されるため、Adobe Illustratorなどを用いて一筆書きの閉じたパスで作成し、印刷用のデザインデータとは別の専用レイヤーに分けて配置しましょう。

カットラインが設定されていないと型の製作が進まず、工程全体が止まるリスクがあります。複数の切り抜きや穴あけが含まれる場合は、カットパス間の間隔を3mm以上確保し、穴の直径は6mm以上を目安に設計することが求められます。

型抜き印刷の費用

型抜き印刷の費用

型抜き印刷の費用は、抜き型の製作費(初回のみ)と印刷費(枚数連動)の二重構造を持っています

型代は形状の複雑さやサイズによって異なりますが、一般的に20,000〜70,000円程度が目安です。印刷費は100枚あたり2,000〜4,500円程度が参考値であり、発注部数が増えるほど1枚あたりの単価は下がります。

リピート発注では型代が不要になるため、継続的な量産を前提とした案件では型代の回収後にきわめて高いコストパフォーマンスが得られます。

費用を抑えるには、初回から一定の部数をまとめて発注することが効果的です。予算に限りがある場合でも、中長期的な発注計画を立てたうえで型の製作を検討すれば、トータルコストをなるべく安く抑え込めます。

型抜き印刷に向いている印刷物

型抜き印刷に向いている印刷物

型抜き印刷は、形状そのものに訴求力や機能性を持たせたい印刷物に特に向いています。四角の断裁では分化しにくい製品の特徴を、形状で直感的に伝えられる点がこの加工の魅力です。

また、ほかの印刷物と並べられる売り場や展示環境においても、独自の輪郭が一目で目を引くため消費者へのアピール効果が高まります。次の段落では、型抜き印刷が効果を発揮する代表的な制作物を具体的に紹介します。

紙うちわ

紙うちわは、型抜き印刷の代表的な活用事例の一つです。うちわの輪郭に合わせた型抜き加工によって、イベントや夏季の販促活動で配布する個性的な形状の配布物を製作できます。

印刷面積が広く視認性が高いため、ブランドロゴや訴求メッセージを印刷する場として優れた効果を発揮します。

商品タグ

商品タグ

下げ札(吊り下げタグ)に型抜きを施すことで、ブランドの世界観に合わせたオリジナル形状を実現し、商品に高付加価値を与えられます。

穴あけ加工と組み合わせることでひもを通す仕様にするのが一般的であり、ハンドメイド品やアパレル、雑貨など幅広い商品カテゴリで活用されています。

販促用台紙

アクセサリーや小物の魅力を引き立てるノベルティ台紙や商品台紙は、商品のフォルムに寄り添う型抜き加工を施すことで、美しさと機能性を高次元で両立できます。

台紙の形状が整っていることで商品全体のパッケージング品質が高まり、購買意欲の向上につながります。

印刷通販を賢く活用すれば、こうした多品種の台紙制作から代行発送までを一気通貫で効率化できる点も大きな魅力です。ブランドの世界観を壊すことなく、実務の負担を抑えながら至高のパッケージングを実現しましょう。

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トムソン加工とレーザーカットの違い

トムソン加工とレーザーカットの違い

型抜き印刷で使用するトムソン加工とレーザーカットは、それぞれ加工の原理が異なるため精度やコスト、適したロット数に明確な差があります。両方式の特性を正しく理解することが、案件ごとに適切な加工方法を選ぶための第一歩です。

ご提示いただいた条件を箇条書きにまとめると、以下のようになります。

  • 発注数量 (生産規模に応じたコスト効率)
  • 形状の複雑さ (デザイン再現性と加工限界)
  • 予算 (初期費用と単価の総コスト)
  • 納期 (所要日数と希望時期の整合性)

これらの要素は互いに影響し合うため、優先順位を明確にしたうえで、総合的な視点から検討することが重要です。

加工精度の違い

トムソン加工の精度は±0.1mm程度であり、一般的なパッケージや販促ツールには十分な精度水準です。

一方、レーザーカットの精度は±0.05mm程度に達し、トムソン加工では再現が難しい細かい形状や複雑なデザインに対応できます。

ただし、鋭すぎる角や直径2mm未満の穴はトムソン加工では限界があるのに対し、レーザーカットであれば高い精度で対応可能です。

コストの違い

コストの観点では、大量生産においてはトムソン加工が有利です。一度型を製作すれば繰り返し再利用できるため、ロット数が増えるほど1部あたりのコストが大きく下がります。

レーザーカットは型の製作費が不要なため初期費用を抑えられますが、1枚あたりの加工時間が長いため大量生産ではコストが上昇します。

試作品や小ロット、あるいは多品種少量生産といったシーンでは、レーザーカットがきわめて合理的な選択肢です。プロジェクトの規模感に応じて、これら2つの手法を賢く使い分けましょう。

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印刷のスペシャリストとして、データの確認から仕上がりまでスタッフの目で工程を管理しています。トムソン加工とレーザーカットのどちらが適しているか迷ったときも、お気軽に私たちへご相談ください。

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抜き型が必要になるケース

抜き型が必要になるケース

型抜き印刷において、抜き型を製作すべきタイミングは、発注のボリュームと継続性を天秤にかけて判断するのが賢明でしょう。

小ロットの試作段階では型なしのレーザーカットが効率的な場合もありますが、一定の条件が揃った段階で型を製作することが長期的なコスト削減につながります。発注計画の初期段階から型の製作を見据えておくことで、スムーズな量産体制への移行が可能になります。

一定数量以上を印刷する場合

数百部以上の大ロット発注を行う場合は、型の製作費が発注部数に分散され、1部あたりのコストが劇的に下がります。

初回の型代を含めてもトータルコストが抑えられるため、一定数量以上を印刷するケースでは型抜き印刷がきわめて合理的な選択肢です。

同じ形状を長期的に使用する場合

型の劣化がなければ繰り返し使用できるため、同一形状を長期的に使用する予定がある場合は初期の型代を早期に回収できます。

ただし印刷会社によって型の保管期間(例:2年間)が設定されているため、長期間にわたって同じ型を使用したい場合は保管条件を確認しておくことが重要です。

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型抜き印刷の発注前に確認する項目

型抜き印刷の発注前に確認する項目

型抜き印刷を発注する前に、いくつかの重要な確認項目を整理しておくことで、データの修正依頼や工程の遅延を防げます。

仕上がりサイズやカットラインの設定、塗り足しの有無など、通常印刷とは異なるチェック項目がいくつも潜んでいます。発注フローを事前に把握しておくことが、円滑な進行につながるでしょう。

仕上がりサイズ

発注時の仕上がりサイズは、塗り足し込みの実寸で作成し確認する必要があります。製造工程上、カット位置には1〜1.5mm程度の不可避なズレが生じます。

そのため均等なフチが必要なデザインや、カットパスの至近に重要な要素を配置するデータ作成には、細心の注意が必要です。発注前に仕上がり寸法と塗り足しの設定が正しいかを確認しておくことで、受け取り後のトラブルを防げます。

加工位置

カットラインのデータが正確に設定されているかどうかが、型抜きの加工位置を決定します。複数の切り抜きや穴あけが含まれる場合は、カットパス間の間隔を3mm以上確保し、穴の直径は6mm以上に設定することが求められます。

加工時のズレを極限まで抑えて理想の形を実現するには、Adobe Illustratorでのデータ作成が不可欠です。フォントのアウトライン化や、カットラインを専用レイヤーに分けるなど基本の徹底が、ミスのないスムーズな進行へとつながるでしょう。

型抜き印刷を依頼できる印刷通販サービスを選ぶなら

型抜き印刷を依頼できる印刷通販サービスを選ぶなら

型抜き印刷の発注先を選ぶ際は、加工に関する専門知識と品質管理体制を持つ印刷会社かどうかが重要な判断基準となります。

データの入稿から型の製作、さらには最終的な仕上がりに至るまでを一貫して管理できる体制を持つ業者であれば、各工程で潜むトラブルの芽を未然に摘み取ることができるでしょう。

また、発注前の仕様相談に対応しているかどうかも、安定した印刷物を継続的に調達するうえで欠かせない確認ポイントです。信頼できるパートナーを選ぶことが、印刷品質の安定と業務効率の向上に直結します。

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データの確認から仕上がりまでスタッフの目で工程を管理しており、ネット印刷でありながら仕上がりや仕様、納期について相談しながら進める体制を整えています。型抜き印刷を含む法人向けの印刷発注のパートナーとして、ぜひ私たちをご検討ください。

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