FSC森林認証印刷とは?メリットや認証マークを使用できる印刷物、発注の流れを解説
環境配慮やSDGsへの対応を求められる場面が増えるなか、印刷物でも具体的な取り組みを示したいと考えている企業担当者の方もいるのではないでしょうか。
FSC森林認証印刷は、認証を取得した印刷会社にFSC認証紙で印刷を依頼するだけで、環境配慮の姿勢を対外的に示せる実用的な仕組みです。
この記事では、FSC認証の概要から認証紙の種類・発注の流れ・費用や納期の目安まで、実務に役立つ情報をわかりやすく解説します。
FSC認証とは
FSC認証とは、適切に管理された森林から生産された木材や林産物であることを第三者機関が証明する、国際的な認証制度です。
FSCはForest Stewardship Council(森林管理協議会)の略称で、1994年に設立されました。
森林の違法伐採が世界的な問題となるなか、FSC認証は木材の産地から加工・流通までの全過程を第三者機関が認証する国際的な仕組みです。
認証の審査はFSCから独立した第三者機関が担うため、客観性と信頼性が確保されています。
企業にとっては、FSC認証製品を選ぶこと自体が、環境保全への取り組みを対外的に示す手段のひとつです。
印刷物の発注においても、FSC認証紙を使用することで、CSRやSDGsへの姿勢を具体的にステークホルダーに伝えられます。
FSC認証紙とは
FSC認証紙とは、FSCの基準を満たした適切な管理のもとで育てられた森林を原料とする用紙のことです。
ここでは、FSC認証紙の種類と、よく混同される再生紙との違いについて整理します。
FSC認証紙の種類
FSC認証紙は、フレッシュパルプ(新たに製造された木材パルプ)を原料とするものが多く、種類が豊富で品質も高いのが特徴です。
コート紙やマットコート紙といった一般的な用紙はもちろん、高級紙やファンシー系など、幅広いラインナップが揃っています。
約270種類の銘柄が用意されており、通常の印刷物と変わらない質感で仕上げることができます。
印刷発注の担当者にとっては、デザインや用途に合わせた用紙選びの選択肢が十分に確保されている点は大きなメリットといえるでしょう。
再生紙との違い
再生紙は使用済みの古紙を回収・再加工した用紙で、資源の有効活用という観点から環境に配慮した素材として広く知られています。
一方、FSC認証紙は原料となる木材の産地や管理状況に着目した認証に基づく用紙であり、どこでどのように育てられた木かをトレースできる点が大きな違いです。
また、再生紙の製造工程では、新しいパルプからつくる場合と比べてCO2排出量が多くなるケースもあります。
環境への貢献アプローチが異なるため、目的に合わせて使い分けることが重要です。
FSC森林認証印刷とは
FSC森林認証印刷とは、FSC認証を受けた森林から生産された木材を原料とするFSC認証紙を使用し、加工・流通過程の管理認証を取得した印刷会社がルールにしたがって製造する印刷方法です。
FSC認証紙を使えばFSCマークを印刷物に載せられると思われることがありますが、それだけでは不十分です。
用紙の調達から印刷・加工・出荷に至るすべての工程で、FSC認証材と非認証材が混ざらないよう適切に管理されていることが求められます。
この管理体制を第三者機関が審査し、認証を受けた印刷会社だけが、FSCマーク入りの印刷物を製造・販売できます。
印刷物にFSCマークを表示したい場合は、FSCの管理認証を持つ印刷会社に依頼することで対応できるため、発注側の企業が独自に認証を取得する必要はありません。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談するFSC森林認証印刷を選ぶメリット
FSC森林認証印刷を取り入れることは、単なる環境対応にとどまりません。
森林保全への貢献・対外的な企業イメージの向上・SDGsへの具体的な取り組みを示す手段として、幅広い場面で活用できます。ここでは、3つの主なメリットを整理します。
環境保全につながる
FSC森林認証印刷では、適切に管理された森林から生産された木材を使った認証紙を用います。
この仕組みを選ぶことで、違法伐採リスクのある木材を知らずに使ってしまうことを防ぎ、持続可能な森林管理を支援することにつながります。
印刷物を発注するという日常的な業務のなかで、世界の森林保全に間接的に貢献できる点は見逃せません。
特別な設備投資や大きなコスト負担なしに環境への配慮を実践できる、実用性の高い選択肢といえます。
環境に配慮した企業であることをアピールできる
FSCマーク入りの印刷物は、対外的な環境配慮のメッセージを視覚的に伝える手段です。
会社案内やカタログ・ダイレクトメールなど、取引先や顧客の目に触れる印刷物にFSCマークが入っていることで、環境問題に向き合っている企業姿勢を具体的に示せます。
環境への取り組みを始めたいが、何から手をつければよいかわからないという企業にとっても、印刷物の切り替えは導入しやすい一手です。
CSR活動の一環として印刷物を活用する企業が年々増えています。
SDGsへの取り組みを示せる
FSCは、SDGsの17目標のうち14目標・40項目のターゲットに貢献しているとされており、FSC森林認証印刷はSDGsへの具体的なアクションとして位置づけられます。
特に陸の豊かさも守ろう(目標15)との関連が直接的ですが、気候変動対策や責任ある消費と生産(目標13・12)などとも深く結びついています。
社内外向けのSDGs報告書や取り組み事例として活用しやすく、ステークホルダーへの説明にも具体性を持たせることができるでしょう。
認証マークを使用できる印刷物の例
FSC認証マークは、特定の印刷物だけに使えるものではありません。
FSC認証紙を使い、認証を取得した印刷会社が製造する印刷物であれば、チラシや名刺・パンフレット・紙袋など幅広い種類に対応できます。
ここでは、実際によく活用される印刷物の例を紹介します。
チラシやフライヤー
チラシやフライヤーは、イベント告知やキャンペーン案内など、不特定多数の方の手に渡る機会が多い印刷物です。
FSC認証マーク入りのチラシを活用することで、情報を届けるだけでなく、受け取った相手に環境への配慮の姿勢を自然に伝えられます。
特に展示会や販促イベントなど、多くのステークホルダーと接点を持つ場面での配布物としておすすめです。
大量に印刷・配布するからこそ、FSC認証紙を選ぶ意義が大きい印刷物のひとつといえます。
会社案内
会社案内は、取引先や求職者など、企業の信頼性を判断する場面で手渡される印刷物です。
FSCマークを掲載することで、環境への取り組みを会社の姿勢として具体的に示すことができるでしょう。
近年は、SDGsへの対応をきっかけに既存の会社案内をFSC認証紙に切り替える企業が増えています。
企業ブランディングの観点からも、会社案内はFSC認証印刷の活用効果が高い印刷物として注目されています。
名刺
名刺は、初対面の相手に自社の印象を伝える最初のツールです。
小さな印刷物ではありますが、FSCマークを入れることで、初回の挨拶の場でさりげなく環境配慮の姿勢を示すことができるでしょう。
FSC認証マークにはサイズの規定があり、縦型であれば横幅9mm以上で使用可能なため、名刺サイズにも対応できます。
日々の営業活動のなかで繰り返し渡される名刺だからこそ、環境意識を伝える継続的な発信ツールになるでしょう。
パンフレットやカタログ
パンフレットやカタログは、商品・サービスの詳細を伝えるための中心的な販促ツールです。
ページ数や部数が多くなりがちな分、FSC認証紙を選ぶことでより大きな環境配慮への貢献が期待できるでしょう。
製品紹介や事業案内など、内容が充実している印刷物にFSCマークが入ることで、企業としての信頼性と環境への取り組みを同時に伝えられます。
取引先への提案資料としても、ESGやCSRの観点から好印象を与えることができます。
はがき
はがきは、案内状やDM、年賀状などさまざまな用途で使われる定番の印刷物です。
FSC認証紙を使ったはがきにFSCマークを入れることで、受け取った相手に環境への取り組みを伝えることができます。
小さいフォーマットでも認証マークの掲載は可能なため、デザインへの影響も少なく抑えられるでしょう。
日本郵便の年賀はがきでも2022年からFSC認証紙が採用されており、身近な印刷物としての活用が広まっています。
ダイレクトメール
ダイレクトメールは、顧客や見込み客に直接届く販促ツールとして、企業の印象を左右する重要な接点です。
FSC認証マーク入りのダイレクトメールを送付することで、商品・サービスの案内と同時に、環境配慮の姿勢を相手に届けられます。
手に取った段階でFSCマークが目に入るため、企業イメージの向上にもつながります。
圧着はがきタイプのダイレクトメールでも認証マークを使用できるため、形式を問わず対応可能です。
ポスター
ポスターは、店舗や展示会場、オフィスなど不特定多数の目に触れる場所に掲示される印刷物です。
FSC認証マークを記載することで、目にする多くの方に環境への配慮を広く発信できます。
大判サイズのポスターはFSCマークのサイズ規定を満たしやすく、デザインに組み込みやすい点もメリットです。
環境関連のイベントや展示会での掲示物として活用すれば、企業の姿勢と発信内容に一貫性を持たせることができます。
カレンダー
カレンダーは、オフィスや店舗で1年間にわたって使われ続ける印刷物です。
FSCマーク入りのカレンダーを取引先や顧客に配布することで、年間を通じて環境への取り組みを継続的にアピールできます。
毎日目に入るツールだからこそ、FSCマークの存在感はほかの印刷物以上に長く維持されます。
季節ごとのデザインに環境メッセージを組み合わせることで、企業ブランドの発信物としても活用しやすい印刷物です。
手提げ袋
手提げ袋は、商品の受け渡しやイベントでのノベルティ配布など、多くの場面で使われる紙製品です。
FSC認証紙を使用した手提げ袋にFSCマークを入れることで、受け取った相手が持ち歩く際にも環境配慮の姿勢を広く伝えられます。
大手コーヒーチェーンやハンバーガーチェーンでも紙製品にFSC認証紙を採用している事例があり、ブランドイメージと環境対応を両立させた活用として注目されています。
商品パッケージ
商品パッケージは、消費者が商品を手に取った際に初めに目にする接点であり、ブランドイメージを左右する重要な印刷物です。
FSC認証マークをパッケージに掲載することで、商品の品質だけでなく、原料の調達から製造に至る環境への配慮を消費者に直接伝えることができます。
環境意識の高い消費者や取引先からの信頼獲得にもつながり、商品の付加価値向上にも貢献するため、化粧品や食品など幅広い業種で活用が広がっています。
FSC森林認証印刷を使用した印刷物の発注の流れ
FSC認証マーク入りの印刷物を発注するには、通常の印刷と少し異なるステップが必要です。
ただし、基本的な手続きは印刷会社が主導して進めるため、発注担当者が特別な準備をする場面はほとんどないでしょう。ここでは、注文から納品までの流れを順に説明します。
注文や見積もり
まずはFSC認証を取得している印刷会社に、FSCマーク入りの印刷物を希望する旨を伝えることから始めます。
その際、印刷物の種類・サイズ・部数・希望納期などの基本仕様を共有すると、スムーズに見積もりを取得できるでしょう。
FSC認証紙を使用することによる用紙コストの上乗せは基本的になく、通常の印刷と同様の仕様確認の流れで進みます。
FSCマーク入りであることを明確に伝えたうえで相談することが、スムーズな発注への第一歩です。
認証マークの使用申請
FSCマークをデザインに組み込む際、マークが規定に沿って正しく配置されているかを認証機関に確認する手続きが必要です。
この申請は、基本的に印刷会社が代行して行います。発注側の企業が直接申請する必要はありません。
申請にはデザインデータの確認が伴うため、数日程度の期間を要するケースがあります。余裕のあるスケジュールで進めることで、確認待ちによる納期の遅れを防ぐことができます。
印刷物の制作
認証マークの使用申請が承認されたら、印刷工程へと進みます。
FSC認証印刷では、用紙の調達から印刷・加工・出荷に至るすべての工程で、認証材と非認証材が混在しないよう厳格に管理されます。
発注側が特別な対応をする必要はなく、通常の印刷と同じ感覚で制作の依頼が可能です。ただし、工程管理のため、通常の印刷と比べてスケジュールに若干の余裕が必要な場合があります。
納品
印刷が完了した製品は、通常の印刷物と同じ方法で納品されます。納品後は、FSCマークが正しく印刷されているかを確認しておきましょう。
FSC認証印刷で作成した製品には、印刷会社のライセンス番号が記載されたFSCマークが入っており、第三者が認証の正当性を確認できる状態になっています。
継続的に発注する場合も、同じ印刷会社に依頼することで手続きがよりスムーズに進められます。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談する認証マークの申請は自社で行う必要があるのか
印刷物にFSCマークを掲載するための申請手続きは、CoC認証を取得している印刷会社が代行して進めるのが一般的です。
ただし、手続きには一定のルールがあります。印刷に入る前に、デザインデータをもとに認定第三者機関がFSCマークの配置や規定への準拠を確認する審査が必要です。
この申請から承認までに、通常数営業日程度かかるケースがあります。そのため、スケジュールには余裕を持たせておくことが重要です。
発注側の実務としては、印刷会社から提供されるFSCマークのデータをデザインに組み込み、完成したデータを入稿するという流れが基本です。
マークのデータ自体も印刷会社から受け取るため、発注担当者が独自に入手する必要もありません。
申請や審査の手続きをスムーズに進めるためには、FSC認証の対応件数が多く、実務サポートに慣れた印刷会社を選ぶことが大切です。
認証マークを使用すると別途費用がかかるのか
FSCマークを印刷物に掲載すること自体には、追加の使用料はかかりません。
マークの使用料は無料であり、FSCマークを入れたから費用が上がるという性質のものではないため、その点は安心感を持って検討できます。
一方で、用紙については注意が必要です。FSC認証印刷では、FSC認証紙のなかから用紙を選びます。
銘柄によっては通常の用紙と価格が異なる場合があるため、仕様によってはコストに差が出ることも考えられるでしょう。
ただし、FSC認証紙は現在270種類以上の銘柄が揃っており、通常印刷と同等のコストで対応できるケースも多くあります。
費用面で不安な場合は、まず印刷会社に相談して見積もりを取りましょう。同じ印刷物でも、用紙の種類・サイズ・部数・加工方法によって金額は変わります。
FSC認証印刷の対応が豊富な印刷会社であれば、用途や予算に応じた用紙選びや仕様提案も対応してもらえます。
コストと環境対応を両立できる選択肢を一緒に検討してもらうとよいでしょう。
FSC森林認証印刷を使用した印刷物の費用の目安
FSC森林認証印刷の費用は、印刷方式・部数・用紙の銘柄・加工内容などによって変わります。
オフセット印刷とオンデマンド印刷では、それぞれ費用の構造が異なるため、発注前に両者の特徴を把握しておくことが重要です。
オフセット印刷の場合
オフセット印刷とは、版と呼ばれるプレートを作成してからインクを転写する印刷方式です。
製版に初期費用がかかるため、少部数では1枚あたりの単価が高くなりがちですが、部数が増えるほど単価が大きく下がります。
一般的に300〜500部以上の発注で費用対効果が高くなるとされています。
FSC認証紙を使用した場合の用紙コストは、同等の一般紙と比較して数%程度の差が生じるケースがあるでしょう。
カタログや会社案内など、大量に配布する印刷物との相性が高い印刷方式です。
オンデマンド印刷の場合
オンデマンド印刷とは、版を使わずにデータから直接印刷する方式で、必要なときに必要な分だけ印刷できることが特徴です。
製版の初期費用が不要なため、少部数でも割高になりにくく、1〜100部程度の発注に向いています。
FSC認証紙を使ったオンデマンド印刷も、FSC認証を取得しており、オンデマンド印刷に対応している印刷会社であれば依頼できます。
部数が増えても1枚あたりの単価が下がりにくいため、名刺やDMなど少量の印刷物に適した方式です。
私たち印刷通販JBFは、FSC森林認証印刷を含む幅広い印刷物に対応している、印刷工場直営のネット印刷サービスです。
オフセット印刷・オンデマンド印刷のどちらにも対応しており、部数・用途・納期に応じて適切な印刷方式をご提案しています。
「FSC認証印刷に取り組みたいがよくわからない」という方でも、担当者が仕上がりや仕様を人間の目で確認しながら進める体制を整えているため、安心感を持ってご相談ください。
FSC認証印刷の発注は用途・仕様・部数によって費用が変わりますので、まずは印刷通販JBFにご相談のうえ、納得感を持ってFSC認証印刷を進めてみませんか。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談するFSC森林認証印刷を使用した印刷物を依頼する印刷業者の選び方
FSC認証印刷を依頼する際、まず確認すべきはCoC認証を取得しているかどうかです。
認証を持っていない印刷会社では、FSCマーク入りの印刷物を製造・販売することができません。
ただし、認証の有無だけで選ぶのは不十分です。FSCマークの申請手続きの代行・用紙銘柄の提案・スケジュール管理など、実務面のサポート体制が整っているかも重要な判断基準です。
法人の印刷発注では、仕様変更や追加発注が発生することもあるため、担当者が丁寧に相談に乗ってくれる体制があるかどうかも確認しておくとよいでしょう。
また、FSC認証印刷の手がけた件数も選定の参考になるでしょう。経験が豊富な印刷会社であれば、用途・部数・納期に応じた現実的な提案が期待できます。
会社案内やカタログ、DMなど複数種類の印刷物をまとめて依頼できる会社を選ぶことで、継続的な発注もスムーズに進めやすくなるでしょう。
私たち印刷通販JBFでは、FSC認証印刷を手がけてきた印刷工場が直接運営しているため、認証対応から仕様提案・品質確認まで一貫してサポートしています。
ネット印刷でありながら、仕上がりや用紙の選定を人間の目で確認しながら進める体制を整えていることが特徴です。
「FSC認証印刷を初めて発注したい」「継続的に任せられる印刷会社を探している」という法人担当者のご相談にも、豊富な現場知見をもとに丁寧に対応しています。
用途・部数・納期を踏まえた現実的な見積もりを提示するため、発注後の仕上がりを具体的にイメージしながら検討を進められます。
まずは私たち印刷通販JBFにお気軽にご相談ください。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談するFSC森林認証印刷を使用した印刷物の納期の目安
FSC認証印刷の納期は、通常の印刷と比べてFSCマークの承認申請に一定の期間が加わる点が特徴です。
また、オフセット印刷とオンデマンド印刷では製造工程が異なるため、それぞれ納期の目安も変わります。
イベントや配布時期が決まっている場合は、余裕を持ったスケジュールで発注することが重要です。
オフセット印刷の場合
オフセット印刷は、版を作成してから印刷に入るため、製版の工程が納期に影響します。
FSC認証印刷の場合はさらに、印刷前にFSCマークの承認申請が必要です。この申請から承認までには、印刷会社によって異なりますが、5〜10営業日程度かかるケースがあります。
その後、製版・印刷・加工・納品の工程が加わるため、全体のスケジュールには通常の印刷より多めの日数を見込んでおく必要があります。
早めに発注の意向を印刷会社に伝えることで、納期調整がしやすくなるでしょう。
オンデマンド印刷の場合
オンデマンド印刷は版を使わず、データから直接印刷するため、製版工程が不要で短納期に対応しやすい印刷方式です。
ただしFSC認証印刷の場合は、オフセット印刷と同様にFSCマークの承認申請が事前に必要なため、その期間は別途考慮する必要があります。
申請が完了すれば、印刷自体はオフセット印刷より短い期間で進められるケースがあるでしょう。
名刺やDMなど小ロットの急ぎの印刷物に向いていますが、FSC認証対応の有無を印刷会社に事前に確認しておくことが大切です。
私たち印刷通販JBFでは、FSC認証印刷における承認申請の手続きから納品まで、工程全体をしっかり管理する体制を整えています。
印刷工場を直接運営しているからこそ、納期の見通しを現場レベルで把握したうえで、現実的なスケジュールをご提案することが可能です。
「いつまでに届けばよいか」「申請期間を含めた納期が知りたい」といったご要望にも、担当者が丁寧にお答えします。
自社工場を持つ運営体制のもと、工程管理を徹底することで、納期面でも安心感を持って任せられる環境を整えています。
FSC認証印刷の納期や発注方法について不安のある方も、まずは私たち印刷通販JBFにご相談ください。用途・部数・納期を踏まえ、適切な進め方をご案内します。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談するFSC森林認証印刷を使用した印刷物を業者に依頼する場合の注意点
FSC認証印刷を依頼する際には、いくつか押さえておきたい点があります。
まず、FSCマークの入った印刷物を製造できるのは、CoC認証を取得している印刷会社に限られます。
認証を持たない印刷会社に依頼した場合、FSCマークを印刷物に掲載することはできないため、発注前に認証の有無を確認しましょう。
次に、FSCマークはデザインに組み込む前に承認申請が必要で、申請から承認までに数営業日かかります。
デザインが完成してから申請に入るため、イベントや配布時期に合わせた逆算スケジュールで進めることが重要です。
また、使用できるFSCマークのデータは依頼先の印刷会社が提供するものに限られます。
過去に別の印刷会社から受け取ったマークデータを流用することはできないため、発注のたびに依頼先からデータを受け取らなければなりません。
FSCマークの配置にも規定があり、背景や余白の取り方にルールがあります。デザイン制作の段階から印刷会社と確認を進めることで、申請のやり直しや納期の遅延を防ぎやすくなるでしょう。
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FSCマークの承認申請の代行はもちろん、マーク配置の規定確認やデザインデータのチェックも、人間の目で丁寧に対応しています。
「FSC認証印刷の手続きが複雑で不安」「申請ミスや納期遅れが心配」という方でも、印刷工場直営の運営体制のもと工程管理を徹底しているため、安心感を持ってお任せください。
発注担当者が特別な準備をする必要がないよう、実務面のサポートを前提に対応しているのが私たち印刷通販JBFの特徴です。
FSC認証印刷を初めて検討している方も、まずはお気軽にご相談ください。
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実務としてスムーズに進めるためには、FSCマークの申請代行や用紙選定のサポート、スケジュール管理まで対応できる印刷会社を選ぶことが重要です。
特に法人の発注では、仕様変更や複数種類の印刷物をまとめて依頼するケースも多く、相談体制が整っているかどうかが大きな判断基準となるでしょう。
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仕様・部数・納期・用途を踏まえた現実的な見積もりを提示し、発注後の仕上がりを具体的にイメージできるよう対応しています。
FSC森林認証印刷を検討している法人担当者は、まずは印刷通販JBFにご相談ください。用途やご予算に応じて、安心感を持って進められる発注方法をご案内します。
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