冊子サイズと判型一覧|A4やB5、A5の冊子印刷サイズを比較
冊子のサイズ規格には、大きく分けてA判とB判の2系統が存在します。作成する冊子の用途や全体のページ数、想定される配布方法によって、適切な仕上がりサイズは実に多様です。
冊子の製本には、主に中綴じと無線綴じの2種類があり、それぞれで選択できるサイズや適したページ数が異なります。用途に合わせて適切な組み合わせを選ぶことが、読みやすい冊子作りの第一歩となります。
この記事では、各サイズの寸法一覧や判型の基本知識をはじめ、用途に応じた適正なサイズの選び方を体系的に解説した内容です。さらに、中綴じと無線綴じの違いやデータ入稿時の注意点までを網羅しています。
冊子サイズ一覧
冊子の寸法規格は、大きく2つの系統に分類される仕組みです。一つはISO国際規格に基づく、A判となります。もう一つは、JISによる日本独自の規格であるB判です。面積を比較すると、B判はA判の1.5倍の大きさを、持つ設計となっています。
A判もB判も、サイズの末尾につく数字が1増えるごとに全体の面積が半分になる規則性を持つ構成です。実際の印刷現場においては、このような用紙サイズの規格区分を判型という独自の概念で呼称し、生産や管理を行っています。
主な冊子サイズ
冊子印刷では、一般的にA4やB5といった規格サイズが主流ですが、製本方式(中綴じ・無線綴じ)によって選択できるサイズが異なる場合があります。
また、多くの印刷サービスでは規定のサイズに収まらない変形サイズの製作にも対応しており、用途に合わせて自由な寸法を指定することが可能です。
冊子の判型とは
判型とは、印刷用紙の寸法規格を明確に区分するための、専門的な呼称です。ドイツの規格を起源とするA判は、1929年に日本国内へ導入されました。縦横の比率が1対ルート2となる白銀比で、構成された国際標準です。
一方のB判は、江戸時代の公用紙であった美濃紙の寸法を、ベースとする日本独自の規格になります。海外の企業と入稿データをやり取りする際には、大きな注意が求められます。相手側が指定する規格が、JISのB判なのかISOのB判なのかを、事前に確認することが不可欠です。
冊子サイズの寸法
冊子の判型には、それぞれ規格に基づいた厳密な寸法がmm単位で定められています。代表格であるA4の寸法は縦297mm、横210mmです。A5の寸法は縦210mm、横148mmの大きさになります。
B判の基本となるB5の寸法は縦257mm、横182mmに設定されています。A判とB判のどちらの系統においても、末尾の数字が1大きくなるたびに面積は、正確に半分へと縮小する規則です。
印刷用の入稿データを実際に制作する工程では、指定の仕上がりサイズに上下左右各3mmの塗り足し領域を、追加しなければなりません。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談するA判冊子サイズ
A判の規格寸法は、全体の面積がちょうど1平方メートルとなるA0サイズを、基本単位として定義されています。この基準となるA0を半分ずつ均等に分割していくことで、A1からA6に至るまでの連続したサイズ群が構成されます。
A判はISO216およびJISP0138として制定されており、両者が一致する国際標準規格として広く普及している状況です。多種多様な寸法が存在するなかで、冊子印刷の実務において主体的に選択されるのは、A4とA5にA6を加えた3種類のサイズとなります。
A4サイズ
A4の寸法は縦297mm、横210mmです。会社案内や製品カタログを、作成する場合にこのサイズが選ばれる傾向が顕著です。
広い紙面を確保できるため掲載する情報量が、豊富な冊子であっても自由なレイアウトを組むことができます。市販のA4対応封筒へ折らずに、封入できることから郵送にかかるコスト面でも、合理的な選択肢です。
私たち印刷通販JBFは、創業79年という長い歴史を持つ印刷会社が、直接運営を手がけるネット通販サービスです。大切な印刷物を心置きなく任せられる、信頼のある印刷の専門会社であるからこそ、揺るぎない品質の製品をお届けできます。
自社の製造工場には新しい設備が整っており、技術力の高いスタッフが印刷工程を厳格に管理する体制です。お客様からお預かりした大切なデータは、仕上がりまで一貫してチェックされるため印刷のばらつきが抑えられます。
冊子印刷では中綴じと無線綴じの両方式でA4サイズの注文を受け付けています。お気軽にご相談ください。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談するA5サイズ
A5の寸法は縦210mm、横148mmです。A4サイズのちょうど半分の、面積に相当する大きさです。日々の業務で使用する手帳や書籍をはじめとして、持ち運んで利用することを前提とした用途に、多用されています。
小さなカバンのなかに入れても、余分なスペースを取らず机の上に広げた際にもほかの作業を妨げにくいサイズ感です。
必要な情報を十分に掲載しつつ、容易に携帯できるという優れたバランスを備えています。ネット印刷のサービスでは、中綴じと無線綴じのどちらの方式でも、A5サイズに対応する環境です。
A6サイズ
A6の寸法は縦148mm、横105mmです。A5サイズをさらに2等分した大きさに該当します。私たちの身近な製品のなかでは、書店に並ぶ文庫本や小型のメモ帳などに、広く採用されている寸法です。
片手でスムーズに取り出すことが可能で、使用後も即座に収納できるとてもコンパクトな特性を備えています。作業着のポケットに収まる、業務マニュアルや手帳に挟んで使う、補助的な冊子の作成などに適したサイズです。
中綴じ製本との相性もよく、コンパクトながら複数ページにわたる情報をまとめた冊子の制作に活用されています。
B判冊子サイズ
B判は、基準となるB0の面積を1.5平方メートルと定めた、JISによる日本独自の寸法規格です。その起源は古く、江戸時代に幕府の公用紙として広く流通していた、美濃紙の寸法がベースとなっています。
同じ数字のA判と比較した場合、面積が1.5倍に設定されている点が、大きな特徴です。
なお、海外で運用されているISO規格のB判とは実際の寸法が異なるため、国際的な業務やデータの送受信においては詳細な確認作業が求められます。一般的な冊子印刷の領域では、B5やB6といったサイズが主に使用される傾向です。
B5サイズ
B5の寸法は縦257mm、横182mmで、国際標準のA4よりも一回り小さく設計されたJIS規格のサイズです。面積としてはA4の約4分の3に相当し、一般的な大学ノートや漫画雑誌と同じ大きさとして広く認知されています。
A4サイズと比較すると、縦方向に約4cm小さく横方向にも約3cm縮小されるため、カバンに入れて持ち運ぶ際の負担が軽減されます。
個人のイラスト集から学術的な論文や、ビジネス現場の企画書まで用途は多岐にわたる状況です。冊子印刷では、中綴じと無線綴じの両方で製作できます。
B6サイズ
B6の寸法は縦182mm、横128mmです。B5サイズの正確に半分の面積に該当する大きさです。書店に並んでいる一般的な単行本や文具店で販売されている、日記帳などと同じサイズ感を持っています。
適度な大きさで手になじみやすいため本棚などに長期間にわたって保管し続ける用途の冊子作りに適した規格です。
学校や団体の記念誌や卒業文集をはじめとして、携帯性を重視したポケットサイズの業務報告書などを、制作する場面でも頻繁に採用されます。
B7サイズ
B7の正しい寸法は縦128mm、横91mmです。B6サイズをさらに2等分した極めて小さな手のひらサイズの規格に分類されます。
用途はやや限定的であり、主に小型のメモ帳や既存の手帳に挟み込む補助ツールのほか観光用のポケットガイドといった、特殊な場面で活用されるスタイルです。
掲載できる情報の量よりもどこへでも持ち歩ける携帯性の高さを、何よりも大切にする目的に合致しています。現場の作業員が常に身につけておく必要のある、小型の備忘録や緊急時の対応マニュアルなどを、作成する際に適した寸法です。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談するA4・B5・A5の冊子サイズ比較
冊子印刷の現場において注文頻度が高いものは、A4とB5にA5を加えた3つのサイズです。A4は広い紙面で多くの情報を掲載でき、郵送やファイリングなどの保管業務にも適した定番の規格となります。
B5はA4と比較して一回り小さく、カバンでの持ち運びやすさと適切な情報量の確保という2つの要素を、両立させた寸法です。A5はこれらのなかでコンパクトな形状であり、手渡しでの配布や日常的な携帯に特化しています。
実際のビジネス実務においては、冊子の使用用途と想定される配布方法をかけ合わせて適切な寸法を選定する手順です。
A4冊子サイズ
A4サイズの冊子は取引先への郵送業務や、オフィス内での書類保管を前提とした場合の定番規格として、位置づけられています。
1ページあたりの紙面が広く確保できるため、写真や図表などの要素を自由度高くレイアウトできる点が、大きな利点です。
市販されている角形2号などのA4対応封筒へ、折らずにそのまま封入できることから、大量発送時の作業効率が高まります。企業の公式な会社案内をはじめ、商品の詳細なパンフレットや各種業務マニュアルなどの用途で、幅広く採用されるサイズです。
B5冊子サイズ
B5サイズの冊子はA4規格よりも一回り小さく設計されており、手軽な持ち運びやすさと十分な情報量のバランスに優れた寸法として評価されます。
個人のイラスト集や絵本などを制作する際に、特に支持を集めているサイズです。詳細なグラフが多数を占める、学術論文やビジネス用の企画書を作成する場面では、文字が読みやすいマットコート紙などの使用が推奨されます。
表紙部分にツヤを出すグロスPP加工を追加することで、冊子全体の高級感を手軽に高めることが可能です。
A5冊子サイズ
A5サイズの冊子は外出先での携帯性を、何よりも重視する用途において適した選択肢となる規格です。小さなカバンに収納してもかさばることがなく、展示会などで受け取った相手が、そのまま気軽に持ち歩ける利便性を備えています。
文字情報が主体となる読み物の場合は、光の反射が抑えられたマットコート紙や筆記適性のある上質紙の選択が、一般的な手法です。
特定シーズンの製品情報をまとめた、付属の小冊子や製品カタログの機能を併せ持った、コンパクトな会社案内などを製作する際にも適しています。
用途別におすすめの冊子サイズ
冊子の寸法を選定するプロセスでは、最終的な使用目的や配布を想定しているターゲット層、そして掲載すべき情報量などを総合的に考慮して決定を下します。
印刷会社に依頼する場合は、これらの諸条件を十分に踏まえたうえで、適した仕上がりとなるサイズの選定を行うことが重要です。
また、郵送で大量に配布する計画がある場合は、あえて薄手の用紙を選択して一冊あたりの重量を抑えるといった物理的な工夫も求められます。
このような用紙選びの工夫によって、発送にかかる送料コストの大幅な削減を実現できる仕組みです。
パンフレット
パンフレットは必要な情報をコンパクトな紙面にまとめ上げ、ターゲットに対して手軽に配布することを、目的とした印刷物の総称です。
用紙を3つ折りの形状に加工することで全体がスリムになり店舗のレジ横などの限られたスペースにも設置しやすくなります。
パンフレットは、6ページ折や8ページ折のほか、針金などで綴じない仕様での制作が可能な販促ツールです。仕上がり寸法はA4やA5、B5などが一般的なサイズとして広く使用されており、自治体の広報誌や店舗の案内資料など幅広い用途で高い需要を集めています。
会社案内
企業の顔となる会社案内を作成する際はA4サイズを、選択して中綴じ製本による8ページ構成とするのが、業界の定番スタイルとして知られています。
表紙に使用する用紙を本文の用紙よりも、厚みのあるものに変更することで、冊子全体に重厚感と落ち着いた印象を持たせることが可能です。
事業内容や製品ラインナップの入れ替え頻度が高い企業の場合は、必要なときに少部数から発注できる無線綴じの形式も適した選択肢となります。誌面のレイアウトにおいては巻末部分に設立年や資本金などの基本情報を整理して配置する構成が一般的です。
インターネットを通じた注文に不慣れな方であっても、私たち印刷通販JBFの手厚いサポート体制が整っているため、決して戸惑うことはありません。
ご注文前の段階から専門知識を持つスタッフへ、納得のいくまで何度でも相談できるため、初めての冊子作りでもスムーズに進行できるでしょう。
制作の目的や予算を丁寧に伺ったうえで、数ある種類のなかから適切な用紙や製本方式を的確にアドバイスいたしますので、ぜひご相談ください。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談する小冊子
ページ数の少ない小冊子を制作するケースでは、B5とA5の2つの寸法規格が、特に高い注目を集めています。誌面の構成においてテキストや詳細なグラフの割合が、高い論文あるいは記念の文集などを作成する場合には、マットコート紙や上質紙の使用が適しています。
ペンや鉛筆で直接書き込みを行う、ドリル形式の問題集や学習書であればインクの吸収がよく加筆性に優れた上質紙を、選ぶのが適切な判断です。
さらにこだわった仕様として、表紙部分と本文のページでまったく異なる種類の用紙を、組み合わせて発注することも可能となっています。
中綴じ冊子サイズ
中綴じ製本とは、重ね合わせた用紙の見開き中央部分を専用の針金でしっかりと留める製本加工の方式です。工程がシンプルであるため、低コストで大量の部数をスピーディーに生産できるという大きな利点を持っています。
対応できるページ数の範囲は印刷会社によって異なりますが、少ないページ数からボリュームのある冊子まで幅広い仕様に対応できる製本方式です。
ノドと呼ばれる中央の綴じ目部分までページを完全に開ききることができる構造を持つため、左右のページをまたいだ見開きの大胆なデザイン表現に向いています。商品のカタログや定期的な会報誌などで広く採用される製本方式です。
中綴じA4冊子
中綴じA4サイズの冊子は、8ページから64ページまでの幅広い仕様に対応できる製本方式です。紙面に写真を大きく鮮やかに掲載したいという意図がある場合はインクの発色に優れたコート紙の選択が推奨されています。
A4サイズは資料や情報量の多いカタログ・パンフレットなどに適したサイズであり、文字や図版を見やすく配置できる点が広く支持されている理由です。
実際の印刷工程で必要となる複雑な面付け作業は、印刷会社側で対応するケースが多く、入稿時に各ページの順番がわかる見本データを添付しておくことでスムーズに手続きを進めることができます。
中綴じA5冊子
中綴じA5冊子はA4サイズを二つ折りにした仕上がりで、ページ数はボリュームに応じて複数の選択肢から選べる体制が一般的です。少部数オンデマンド印刷を利用する場合はページ数の範囲が通常とは異なる設定となるケースがあります。
表紙部分と内側の本文ページをそれぞれ異なる種類の用紙に変更するカスタマイズに対応している印刷会社も多く、注文時に希望を伝えることで対応可能な場合があります。
手軽に手に取れるサイズ感であるため、小売店での店頭設置やオフィス内での資料配布など、多様な場面で幅広く活用されている寸法です。
無線綴じ冊子サイズ
無線綴じ製本は、掲載するページ数がある本格的な仕様の冊子を制作する際に採用される加工方法です。中綴じのように針金を使用せず専用の糊で固める構造であるため、背表紙にあたる背幅が形成され、書店に並ぶ書籍に近い重厚な仕上がりになります。
この背幅の正確な寸法は、選択した用紙の厚さと冊子全体のページ数の組み合わせによって毎回変化するため、入稿データを制作する段階での綿密な計算が必須です。ネット印刷サービスの生産体制では、少部数のオンデマンド印刷の要望にも柔軟に対応していることがあります。
無線綴じA4冊子
無線綴じA4冊子における表紙の入稿データを制作する際は、表1(表紙)と表4(裏表紙)の寸法に加えて中央の背幅部分の厚みを含めた全体サイズで作成するのがルールです。
計算された背幅が3mm以下となる薄い冊子の場合に、背表紙の部分へタイトルなどの文字を配置すると印刷時に読みづらくなり、レイアウトが崩れるリスクも高まります。
表紙の入稿データのなかに正しい寸法の背幅や接着工程で、必要となるのりしろのスペースが確保されていない場合は、重大なデータ不備として再入稿の手続きを求められることがあります。
この数値を正確に出すため、各印刷サービスが提供している背幅計算ツールがあれば活用しましょう。
無線綴じA5冊子
無線綴じ仕様のA5冊子は、外出時の持ち歩きやすさと本棚などでの保管しやすさを、両立させた実用的なサイズ展開です。
特定のアパレルシーズン等に合わせて、配布される付属小冊子や製品カタログの機能を併せ持った、ボリュームのある会社案内を制作する用途に特に適しています。
製品のラインナップや価格情報の変更頻度が高い企業であっても、必要なタイミングで少部数から発注できるため、過剰な在庫リスクを抱えずに済む仕組みです。
またA5サイズは定形外郵便などの一般的な封筒にもスムーズに封入できる寸法であるため、顧客へ一斉送付する際の郵送コスト削減にも大きく貢献します。
自社工場を持つ印刷通販JBFでは、新しい印刷機と熟練のオペレーターによる一貫した品質管理が行われています。設備の精度に頼るだけでなく、経験豊富なスタッフが人の目で一つひとつの仕上がりを、厳格に確認することを欠かしません。
そのため、大ロットの注文であっても刷り出しから完了に至るまで、色味や加工精度のばらつきがない安定した品質の冊子をお届けできる強みがあります。冊子印刷にお困りの方は、お気軽に私たち印刷通販JBFにお問い合わせください。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談する冊子印刷の仕上がりサイズ
専門用語として使われる仕上がりサイズとは、すべての印刷工程を終え、不要な部分を断裁機で切り落とした後に手元に残る最終的な完成寸法のことです。
デザイナーが入稿用の制作データを作成する際は、この仕上がりサイズで規定された枠線よりもさらに外側に向けて、塗り足しと呼ばれる予備の領域を設けておく必要があります。
ネット印刷サービスのシステムで注文手続きを行う際や、データを入稿する際には、希望する仕上がりサイズを正確に判断できるよう明確な表記が義務付けられています。これは顧客が守るべきルールです。
仕上がりサイズ
仕上がりサイズは印刷データ上の断裁線とも呼ばれる指定位置で不要な余白がカットされた後の最終的な完成寸法を指し示す専門用語です。具体的にはA4規格であれば縦297mm、横210mmです。そして、A5規格であれば縦210mm、横148mmといった数値が規格上の厳密な基準として扱われます。
工場へ送る入稿データはこの完成の基準となる寸法に対して四方に塗り足し領域を加えた一回り大きなサイズで作成する決まりです。
作業者が仕上がりサイズと入稿サイズの違いを混同したままデータを作成してしまうと、断裁のズレによって紙の端に意図しない白いフチが発生する重大な印刷事故の原因となります。
塗り足し
印刷データにおける塗り足しとは、物理的な断裁作業で生じるわずかな位置ズレに備えて設けられる予備の領域です。これにより、紙の端に下地の白いフチが露出してしまうのを防ぐことができます。
具体的な作成ルールとして仕上がりサイズの指定枠から、上下左右のすべての外側へ向けて、それぞれ3mmずつの余白空間を拡張して作成します。
冊子印刷を依頼する際も、ページ全体の背景に敷かれた画像などは仕上がり線からトンボの外側の線に到達するまで、しっかり引き伸ばして配置するよう明記し作成者に注意を促す方針です。
冊子印刷の入稿サイズ
工場へ送付する最終的な入稿サイズは、顧客が希望する完成形の仕上がりサイズに対して、上下左右にそれぞれ3mmの塗り足し領域を余分に加えた寸法とするのが業界の基本ルールです。
また、冊子データの入稿プロセスにおいては、デザインの方向性に合わせて右綴じとするか左綴じとするかを明確に選択しなければなりません。これは、指定する綴じ方の種類によって見開きのページ配置や進行方向が根本的に変わってしまうためです。
各ページの下部などにノンブルと呼ばれるページ番号が印字されていないデザインの場合は、正しい順番を伝えるための進行指示書を添付する決まりです。
入稿サイズ
正確な入稿サイズは目的の仕上がり寸法に対して、プラス3mmの塗り足しを加えた数値で作成する仕組みです。
データ作成のハードルを下げるため、多くの印刷会社ではイラストレーター形式の専用テンプレートをWebサイト上で無料で提供しており、これを利用することで寸法のミスを効果的に防げます。
専門的なソフトだけでなく、ワードなどのオフィスソフトで作成した文書データを、PDF形式に変換して入稿する方式にも幅広く対応しています。
見開きではなく1ページずつ単独のデータで作成して送付する場合は、表紙から裏表紙に至るまで、構成の順番通りに整えて入稿するのが一般的なルールです。
法人の業務で多用される印刷物は、長年の積み重ねた信頼とノウハウを持つ企業へ依頼することでスムーズな進行が可能となります。私たち印刷通販JBFは、大切な印刷物を不安なく任せられる、信頼と経験を兼ね備えた印刷の専門会社です。
Webサイト上から手軽に注文できる利便性を備えながら、入稿から納品までを一貫して自社で管理する体制を備えています。
専門知識を持ったスタッフが、データの確認から印刷工程までを責任を持って担当するため、ネット印刷でありながら対面のような信頼関係を築ける環境です。
長年にわたり培ってきた技術力と品質へのこだわりを背景に、個人のお客様から法人まで幅広いニーズに対応しており、初めての方でも気軽にご利用いただけるサポート体制を整えています。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談するトンボ
印刷業界で用いられるトンボとは、大きな用紙に印刷された物を仕上がりのサイズに断裁する位置を示す基準マークです。パンフレットなどを折り曲げる位置を機械に正確に示す役割も持っています。
イラストレーターを使用して入稿データを制作する場合に、この断裁トンボをアートボード上に配置することが必須の受付条件として定められています。配布されているテンプレートに、設定されたトンボの線を動かしたり、消去したりしないことが重要です。
工場側で正確な仕上がり寸法が判定できなくなるため、データ不備として差し戻しの対象になります。また折り加工を伴うテンプレートの場合は、折り位置を示す専用の折りトンボも含まれているため、同様に注意が求められます。
冊子サイズ選定の基準
新しい冊子のサイズを選定する実務的な判断基準は、使用目的や掲載すべき情報量です。配布方法や送付コストといった複合的な軸で評価を行います。
会社案内や製品カタログといった企業の公式な文書ツールについては、情報整理がしやすいA4規格が定番として選ばれる傾向です。一方で、展示会での手渡しなど持ち運びやすさを優先する場面であれば、A5やB5といったコンパクトな規格が適しています。
さらにダイレクトメールなどで、大量の冊子を郵送配布してコストを抑えたい場合には、薄手の紙を選定して一冊の重さを減らします。トータルの送料を大きく削減するアプローチも、極めて有効な選択肢です。
冊子サイズと印刷コスト
冊子の製本にかかる実際に発生する印刷コストは、指定した用紙のサイズや全体のページ数、発注部数といった複数の要素の組み合わせによって大きく変動する仕組みです。
製本の種類は大きく2つに分類され、ハードカバーを用いる高コストな上製本と、中綴じや無線綴じといった並製本に分けられます。並製本のなかでも中綴じは、ほかの綴じ方と比べて費用を抑えた大量生産に向いているでしょう。
一方、背表紙を形成する無線綴じは本格的な仕上がりとなる分、中綴じよりもコストが割高になる傾向は避けられません。また使用する用紙のサイズが大きく、かつ厚手で高級な材質になるほど、比例して全体の用紙コストは増加していく構造です。
仕上がりサイズと用紙サイズの関係
印刷会社の生産工場では、全判と呼ばれる一枚の大きな原紙に複数のページを面付けして印刷し、そこから指定の各サイズへと断裁して完成した姿に仕上げていきます。
基準となるA列の原紙であるA列本判は縦625mm、横880mmの寸法です。対するB列本判は縦765mm、横1085mmの大きさです。
最終工程の断裁時には端を整える化粧断ちという処理を、1から2mm程度行うため実際の仕上がりサイズは、厳密な規格値よりもわずかに小さくなるケースが存在します。
B判の原紙はA判の原紙と比較して1.5倍の面積を持つため、まったく同じ部数の冊子を印刷した場合であっても、消費する用紙量が多くなりコスト面に差が生じる要因となります。
業務用途に適したサイズの冊子印刷をネット注文したいなら
新しい設備の整った自社工場を保有して直接運営を行う私たち印刷通販JBFでは、完成した印刷物は全国どこでも送料無料で配送対応しているサービスもあります。
中綴じと無線綴じの両方の製本方式に幅広く対応しているだけでなく、冊子やカタログの注文手続きを行うとWeb用の電子ブックデータが無料で付属するという独自のサービスも展開する企業です。
少部数向けのオンデマンド印刷ラインも備えており、中綴じは10部から100部、無線綴じは10部から300部という柔軟なロットでの注文ができます。
日常的なオフィスソフトで作成したデータのPDF入稿も受け付けており、サイト上には法人や個人事業主の利用に特化した専用の案内ページも整備された環境です。
ビジネスの現場で求められる高品質な印刷物を安定して手に入れるには、確固たる製造基盤を持つパートナー選びが欠かせません。印刷通販JBFは、大切な印刷物を不安なく任せられる、実力のある印刷の専門会社です。
長年にわたって培われた専門的な印刷技術と、自社工場の充実した設備力に裏打ちされた生産体制が大きな特徴を持っています。
どのような仕様の冊子であっても、仕様のご相談からデータ入稿、そしてお手元に届く納品に至るまですべての工程に責任を持ってサポートする体制です。冊子印刷でのお悩みがある方は、ぜひ一度私たち印刷通販JBFにお問い合わせください。
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