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裁ち落とし幅は何ミリに設定する?塗り足しやトンボとの違いと入稿データ作成の注意点

裁ち落とし幅は何ミリに設定する?塗り足しやトンボとの違いと入稿データ作成の注意点

印刷物の入稿データを作成する際、裁ち落とし幅の設定に不安を感じる法人担当者は少なくありません。塗り足しやトンボといった関連用語との違いが曖昧なまま作業を進めると、断裁時に白フチが出たり文字が切れたりといったトラブルにつながる可能性があります。

本記事では、裁ち落とし幅の基本的な意味から一般的な設定値、塗り足しやトンボとの違いを体系的に整理した内容です。さらに、仕上がりサイズとの関係や入稿データ作成時の確認ポイント、ソフト別の設定のコツまでを順を追って解説します。

社内でチラシやパンフレットを制作し、ネット印刷へ入稿しているご担当者の方は、入稿前のチェックリストとしてぜひ参考にしてください。

裁ち落としとは

裁ち落としとは

裁ち落としとは、印刷物の仕上がりサイズよりも外側に設けられた領域を指す用語です。断ち落とし、断ち切り、ドブなどの呼び方をされる場合もあります。

印刷工程では、注文部数を大きな用紙にまとめて刷り上げた後、断裁機で指定サイズへ切り分けて仕上げる流れが一般的です。何百枚という用紙を重ねて一気にカットする仕組みのため、刃の入り方や紙の伸縮によって微細なズレが発生しやすくなります。

このズレを許容範囲として吸収するために設けるのが裁ち落としの領域です。仕上がりラインの外側にあらかじめ絵柄を配置しておくことで、断裁位置が多少ずれても紙の白地が露出しない仕上がりへとつなげられます。

裁ち落とし領域にデザインが届いていない場合、紙端に白場が生じる原因です。入稿データを組み立てるうえで、印刷の品質を左右する基礎知識として押さえておきたい要素といえます。

裁ち落とし幅は何ミリに設定するのか

裁ち落とし幅は何ミリに設定するのか

裁ち落とし幅は、印刷物の種類や依頼先の印刷会社によって設定値が変わる数値です。一般的な数値は広く共有されているものの、発注先のレギュレーションに沿って調整しなければデータ不備として差し戻される場合があります。

ここでは、標準的な裁ち落とし幅の目安と印刷会社ごとの違い、大判印刷での設定について確認していきましょう。

一般的な裁ち落とし幅

一般的な裁ち落とし幅は、仕上がりサイズの外側に3mmを設けるのが標準的な目安とされています。チラシや名刺、パンフレットなどの商業印刷で広く共有されているルールで、断裁ズレの許容範囲を考慮した実用的な数値です。

断裁機の精度にはどうしても限界があり、わずかなズレが生じる可能性を踏まえて3mmという幅が定着してきた背景があります。

3mmの裁ち落としを設けておけば、実務で発生しうる位置ズレを吸収できる設計となり、紙端まで絵柄が届いた仕上がりを保ちやすい傾向です。

ただし、3mm未満の設定では吸収しきれない恐れがあるため、余裕を持った数値設定が望まれます。入稿前に仕上がりサイズへ3mmが加わった寸法になっているか確認しましょう。

印刷会社ごとの裁ち落とし幅

裁ち落とし幅は、印刷会社ごとに定められたレギュレーションを確認して設定する流れが基本です。標準となる3mmを基準値としている会社がある一方、2mm程度で受け付ける会社や、商品によって5mm以上を求める会社もあります。

テンプレートを提供している印刷会社では、ダウンロードしたファイルに裁ち落とし領域があらかじめ設定されているケースが一般的です。テンプレートを使えば設定ミスを減らせるため、初めて依頼する会社の場合は積極的に活用するのが望ましい方法です。

レギュレーションから外れた入稿データはデータ不備として連絡が届き、再入稿を求められます。納期に影響が出る場合もあるため、発注先の仕様ページの確認が欠かせません。

大判印刷の裁ち落とし幅

ポスターやタペストリーなどの大判印刷では、一般的な3mmよりも広い裁ち落とし幅が求められる傾向です。A0やB0といった大きなサイズでは、用紙の伸縮や断裁機の挙動によってズレが大きくなるため、3~5mm程度の塗り足しを設定する会社が目立ちます。

横断幕や懸垂幕といった特殊な印刷物では、さらに広い塗り足しを求められるケースも珍しくありません。発注先によって仕様が異なるため、事前に商品ページや入稿ガイドを忘れずに確認することが重要です。

大判印刷の場合、仕上がりサイズから少なくとも10mm程度内側に重要な要素を配置するのが望ましいとされています。十分なマージンを確保したレイアウトを意識したい部分です。

塗り足しとは

塗り足しとは

塗り足しは、裁ち落としと同じ意味で使われるケースも少なくない用語です。

印刷現場では両者を区別せず扱う場合もありますが、厳密には塗り足しが絵柄を配置する行為、裁ち落としがその領域を示すといった使い分けもあります。ここでは、塗り足しの具体的な役割と一般的な設定幅について確認していきましょう。

塗り足しの役割

塗り足しの役割は、断裁時のズレによる白フチの発生を防ぐことにあります。印刷物は仕上がりサイズよりも大きな用紙にデータを配置して印刷し、その後に断裁機で指定サイズへ切り分ける流れです。

断裁機は用紙を重ねて一度に切る機械のため、枚数や紙質によって位置が数mm前後する場合があります。塗り足し領域に絵柄を伸ばしておけば、ズレが発生しても白地が露出しない仕上がりを保てる仕組みです。

特にフチなし印刷を希望する場合、塗り足しが欠かせない要素です。名刺やチラシなど、背景に色や写真を全面配置するデザインでは、塗り足しが仕上がり品質を支える土台の役割を果たします。

一般的な塗り足し幅

一般的な塗り足し幅

一般的な塗り足し幅は、裁ち落としと同様に天地左右それぞれ3mmが目安です。チラシやフライヤー、名刺など商業印刷の大半で共有されている数値で、ほとんどの印刷会社が3mmを標準値としてレギュレーションに明記しています。

一部の印刷会社では2mmを下限値としているケースもあり、発注先によって微妙に異なる場合があります。塗り足しが3mm未満の場合、断裁ズレを吸収しきれず紙端に白場が見えてしまう恐れがあるため注意が必要です。

逆に必要以上に大きな塗り足しを設けても問題はありませんが、テンプレートを利用する場合は印刷会社の推奨値に合わせるのが望ましい対応です。データ作成時は仕様書を基準にする姿勢が求められます。

私たち印刷通販JBFは、塗り足しの設定に自信が持てない法人担当者の方も活用できるよう、発注前後のサポート体制を整えている印刷通販サービスです。

長年の印刷業務で蓄積されたノウハウを活かし、入稿データの塗り足し不足や解像度の問題を発見できる工程を運用している点が特徴です。

失敗できない印刷を任せられるパートナーとして、法人のご担当者へサービスをお届けしています。塗り足しや裁ち落としの数値に迷いがある場合も、遠慮なくお問い合わせください。

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トンボとは

トンボとは

トンボは、断裁位置を示す目印として入稿データに配置する線のことです。トリムマークと呼ばれる場合もあります。昆虫のトンボに姿が似ているため、こう名付けられたと伝わる用語です。

印刷工程において、トンボは断裁位置の基準と版ズレ防止の目印という2つの役割を担います。ここでは、トンボの具体的な役割と種類ごとの特徴について見ていきましょう。

トンボの役割

トンボの役割は、断裁位置を示すことと、CMYK4色の版ズレを防ぐことにあります。印刷機は、1枚の用紙に青・赤・黄・黒の4色のインキを、順番に重ねて印刷する仕組みです。

各色の刷り位置がずれると画像がぼやけたり、色味が正確に再現されなかったりといった問題が起きます。トンボを配置しておけば、4色すべての位置合わせの基準として機能するため、版ズレを防いだ印刷が可能になります。

また、断裁時の目印としてもトンボは欠かせない要素です。仕上がりサイズで正確に切り分けるため、印刷会社は入稿データのトンボを基準に断裁位置を設定しています。

センタートンボとコーナートンボ

トンボには、センタートンボとコーナートンボの2種類が存在します。コーナートンボは仕上がりサイズの四隅に配置される目印で、内側の罫線が仕上がり位置、外側の罫線が裁ち落とし領域を示すレイアウトです。

L字型の線を2本重ねた仕様が日本では一般的であり、断裁位置を正確に伝える目印として機能します。センタートンボは用紙の天地左右の中心位置を示す目印で、ページ物の印刷物ではノンブルの位置基準にも活用される存在です。

冊子やカタログを制作する場合、センタートンボがあればページ番号の位置揃えがしやすくなります。両方のトンボが正しく配置されたデータは、印刷会社が作業を進めやすい仕様として評価されます。

裁ち落とし幅・塗り足し・トンボの違い

裁ち落とし幅・塗り足し・トンボの違い

裁ち落とし幅・塗り足し・トンボは混同されやすい用語ですが、それぞれ異なる意味を持つ概念です。裁ち落とし幅は仕上がりサイズの外側に設ける領域の幅を指す数値であり、塗り足しはその領域に絵柄を配置する作業や配置された絵柄そのものを示す用語と位置づけられます。

トンボは断裁位置を示す目印の線を指す用語で、目印と領域という役割の違いがある点が整理のポイントです。実務では裁ち落としと塗り足しを同義で扱うケースも少なくありませんが、厳密に区別しておけば理解がより深まります。

3mmの幅を確保する・その領域に絵柄を配置する・目印となるトンボを付けることの3点をセットで押さえておけば入稿データ作成時の混乱を防げます。

断裁ズレに強いデータを作るには、3つの要素を連動させて考える視点が欠かせません。印刷会社のテンプレートを利用すれば、3つの要素が事前に組み込まれた状態で作業をスタートできます。

仕上がりサイズと裁ち落とし幅の関係

仕上がりサイズと裁ち落とし幅の関係

印刷物のデータを作成するうえで、仕上がりサイズと裁ち落とし幅の関係を正確に把握することが欠かせません。入稿データのサイズが仕上がりサイズと同じだと、裁ち落とし領域が確保されずにデータ不備となる場合があります。

ここでは、仕上がりサイズと塗り足し込みサイズ、A4仕上がりの場合の具体的な数値について確認していきましょう。

仕上がりサイズ

仕上がりサイズは、断裁後に手元へ届く完成した印刷物の寸法を指します。A4チラシなら210mm×297mm、名刺なら91mm×55mmが代表例です。

印刷物の仕様を決める基準となる数値で、発注時に指定するサイズもこの仕上がりサイズに該当します。ただし、入稿データそのものは仕上がりサイズと同じではなく、外側に塗り足しを加えた大きめのデータが不可欠です。

仕上がりサイズを正確に把握しておかないと、レイアウト時に文字やロゴの位置がずれたり、断裁後に意図したデザインと異なる結果になったりする恐れが生じます。発注前に仕上がりサイズを確定させ、そこから逆算してデータを構築する流れが基本です。

塗り足し込みサイズ

塗り足し込みサイズは、仕上がりサイズに塗り足しを加えた入稿用のサイズを指します。仕上がりサイズの天地左右にそれぞれ3mmずつ塗り足しを設けるのが一般的な設定です。

例えばA4チラシの場合、仕上がりサイズ210mm×297mmに左右合計6mm、天地合計6mmを加えた216mm×303mmが塗り足し込みサイズに該当します。データ作成時は、この塗り足し込みサイズを基準にアートボードやドキュメントを設定する流れです。

塗り足し部分には背景色や画像を仕上がりラインよりも外側まで伸ばして配置します。塗り足し込みサイズを正しく理解していないと、断裁後に白フチが出るなどの印刷トラブルを招く原因です。

A4仕上がりの裁ち落とし込みサイズ

A4仕上がりの裁ち落とし込みサイズは、216mm×303mmが標準的な設定値です。仕上がりサイズ210mm×297mmに対して、天地左右それぞれ3mmの塗り足しを加えた寸法に該当します。

よく使われる別サイズでは、A3仕上がりの場合303mm×426mm、B5仕上がりの場合188mm×263mmといった数値です。仕上がりサイズごとに塗り足し込みの寸法が変わるため、発注前にサイズ対応表を参照しておくと入稿ミスを防ぎやすくなります。

名刺サイズの91mm×55mmなら塗り足し込みで97mm×61mmが目安です。サイズ計算は仕上がりサイズに天地左右6mmを加えるという公式で覚えておくと応用が利きます。

私たち印刷通販JBFは、仕上がりサイズと裁ち落とし幅の関係を反映したデータを仕上げるうえで、発注前の段階からご相談できる窓口を備えています。

印刷現場で培った経験をもとに、サイズ設定や塗り足しの数値に不安がある案件にもスタッフが丁寧に向き合い、失敗できない印刷を任せられる流れを日々運営する体制です。

初めて入稿される方にはテンプレートのご案内も行うため、設定ミスの不安を抱えたまま作業を進める必要はありません。

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入稿データサイズの考え方

入稿データサイズの考え方

入稿データを作成する際は、仕上がりサイズと塗り足しを含めた寸法を理解したうえで正確に反映させる必要があります。

データサイズの設定を誤ると印刷トラブルにつながるため、入稿データサイズの基本を押さえておきたいところです。ここでは、仕上がりサイズに対する入稿データサイズの考え方と、PDF入稿時の裁ち落とし設定について見ていきましょう。

仕上がりサイズに対する入稿データサイズ

仕上がりサイズに対する入稿データサイズ

入稿データサイズは、仕上がりサイズに塗り足しを加えた寸法で作成するのが基本です。Illustratorで作業する場合、アートボードを仕上がりサイズに設定したうえでトンボを付け、塗り足し領域まで絵柄を伸ばす方法が広く用いられています。

Photoshopやオフィス系ソフトには、トンボ機能が備わっていません。代わりにドキュメントサイズを塗り足し込みサイズで設定し、仕上がり位置にガイドラインを引いて作業を進める流れが一般的です。

仕上がりサイズと同じ寸法でデータを作ってしまうと塗り足しが確保されず、印刷会社からデータ不備として差し戻される可能性があります。事前にレギュレーションを確認し、塗り足しを反映した寸法で作業を始める流れです。

PDF入稿時の裁ち落とし設定

PDF入稿の場合、書き出し時の裁ち落とし設定を正しく反映させる必要があります。Illustratorから書き出す際は、PDF書き出しダイアログの裁ち落としタブで天地左右それぞれ3mmを指定する流れです。

裁ち落としマークを含める設定にしておけば、トンボが反映されたPDFが出力されます。InDesignの場合も同様に、書き出しダイアログから裁ち落としの数値を指定します。

WordやPowerPointからPDFを作成する場合は、裁ち落としの概念がそのまま反映されないため、塗り足し込みサイズで作成したうえでPDF変換する流れが現実的です。

書き出し後はPDFビューアで拡大表示し、四隅のトンボと塗り足し領域の絵柄が意図通りに反映されているか仕上げ確認を行う流れが欠かせません。

私たち印刷通販JBFは、塗り足しの設定に自信が持てない法人担当者の方も活用できるよう、発注前後のサポート体制を整えている印刷通販サービスです。

長年の印刷業務で蓄積されたノウハウを活かし、入稿データの塗り足し不足や解像度の問題を発見できる工程を運用している点が特徴です。

失敗できない印刷を任せられるパートナーとして、法人のご担当者へサービスをお届けしています。塗り足しや裁ち落としの数値に迷いがある場合も、遠慮なくお問い合わせください。

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裁ち落とし幅が必要なケースと不要なケース

裁ち落とし幅が必要なケースと不要なケース

裁ち落とし幅は、すべての印刷物に必要な要素ではありません。デザインの内容や仕上がりのイメージによっては、裁ち落としを設けなくても問題が生じないケースもあります。

ここでは、裁ち落とし幅が必要になるケースと、設定が不要な場合の判断基準について確認していきましょう。

フチなし印刷では裁ち落とし幅が必要になる

フチなし印刷を希望する場合、裁ち落とし幅の設定は欠かせません。紙端までデザインを配置する仕様では、塗り足しが不足した状態で発注すると仕上がりに白場が出る可能性が高まります。

該当するデザインとしては、背景に色や画像を敷き詰めたチラシ・写真を全面に配置したポスター・模様が用紙端まで続く名刺などが代表例です。

塗り足しがないデータをフチなし印刷で入稿した場合、紙端に白場が露出するだけでなく、デザインの意図した構図そのものが伝わらなくなるリスクも生じます。

断裁ズレを吸収するための3mmが、フチなし印刷の完成度を支える要素です。背景に色を敷くパンフレットでも裁ち落とし設定を忘れずに反映させる対応が求められます。

端にデザインがない場合は不要なこともある

印刷物の端に絵柄や背景色が配置されていない場合、裁ち落とし幅の設定が不要になるケースも珍しくありません。仕上がりライン付近に余白を大きく取ったデザインや、白地の背景で中央にのみ絵柄を配置するレイアウトが該当します。

断裁位置がずれても白地が外側に広がるだけで、仕上がりへの影響がほとんど出ない仕様です。会社案内の中面や、シンプルなデザインの名刺などに該当する場合があります。

ただし、塗り足しを付けておいた方が印刷会社側の判断がスムーズになるため、必要のないケースでもトンボとともに塗り足し領域を確保しておく対応が望まれます。不要か必要かを判断する場合、絵柄が仕上がりラインに届いているかを基準に確認しましょう。

入稿データ作成時の裁ち落とし幅の確認ポイント

入稿データ作成時の裁ち落とし幅の確認ポイント

入稿データを作成した後、裁ち落とし幅が正しく反映されているかをチェックする工程が欠かせません。

確認を怠ると印刷トラブルにつながる恐れがあるため、事前チェックの習慣化が大切です。ここでは、入稿前に押さえておきたい3つの確認ポイントについて見ていきましょう。

背景や画像が裁ち落としまで届いているか

まず確認すべきは、背景や画像が裁ち落とし領域まで到達しているかという点です。仕上がりラインちょうどまでしか絵柄が配置されていない場合、断裁ズレによって白場が露出する可能性があります。

Illustratorで作業している場合、表示メニューから塗り足し表示を有効にすると、塗り足し領域が線で表示されるため確認しやすくなります。背景色は塗り足しラインまでしっかり延ばし、画像は塗り足し領域を覆う大きさで配置する対応が必要です。

特に写真を全面に使うデザインでは、塗り足し部分まで画像が届いているかを念入りにチェックする必要があります。縮小表示だと判別しづらいため、拡大してコーナー部分まで確認するのが望ましい方法です。

文字やロゴが仕上がり線に近すぎないか

文字やロゴが仕上がり線に近すぎないか

文字やロゴの配置位置も、入稿前に事前にチェックすべきポイントです。仕上がりラインのすぐそばに配置されていると、断裁ズレによって文字が切れるリスクが生じます。

ネット印刷各社のデータ作成ガイドでは、文字やロゴを仕上がりラインから内側へ2〜3mm離して配置するよう案内しているケースが目立ちます。

会社名や電話番号など重要な情報は、さらに内側へ余裕を持たせて配置すると、断裁精度の変動にも耐えやすい仕上がりです。

レイアウト時に仕上がりラインから内側3mmの位置にガイドラインを引いておけば、作業中に文字配置の基準として機能します。全体のバランスを見ながらデザインを調整する対応が求められます。

枠線が断裁位置に近すぎないか

飾り枠を使ったデザインの場合、枠線と断裁位置の距離にも注意が必要です。仕上がりラインから数mm以内に枠線を配置すると、断裁ズレによって枠の太さが不均一になる現象が起きます。

片側だけ太く片側だけ細くなる状態では、見た目の品質が大きく損なわれる恐れがあります。枠線を付ける場合は、仕上がりラインから内側5mm以上の位置に配置するのが望ましい対応です。

枠線自体の太さも、1mm前後ある方がズレの影響を受けにくくなります。名刺やチラシで飾り枠を使う場合、枠の内側に余白を十分に確保するレイアウト設計が重要です。枠線は断裁ズレの影響が見た目に出やすい要素です。

私たち印刷通販JBFは、入稿データの裁ち落とし幅や文字位置に不安を抱えている法人担当者の方にとって、頼れるパートナーになれるよう体制を整えています。

印刷現場のスタッフが仕上げチェックに加わることで、データに潜む不備を見逃さない工程を運用し、失敗できない印刷を任せられる基盤として日々運営している点が特徴です。

仕上がりをシミュレーションしながら進める確認フローも用意するため、データ作成に自信が持てない案件もぜひ一度ご相談ください。

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裁ち落とし幅不足で起きる印刷トラブル

裁ち落とし幅不足で起きる印刷トラブル

裁ち落とし幅が不足した状態で入稿すると、仕上がりにさまざまな印刷トラブルが発生する可能性があります。

断裁機の精度には限界があり、どうしても微細なズレが生じるため、塗り足しがないと影響が仕上がりに直結します。ここでは、裁ち落とし幅不足によって実際に起きる代表的な3つのトラブルについて見ていきましょう。

断裁ずれで白フチが出る

起こりやすいトラブルが、断裁ずれによる白フチの発生です。印刷会社が受け取ったデータをそのまま仕上がりサイズで断裁した際、わずかなズレによって端に白い縁取りが現れます。

濃い色の背景や写真を全面に使ったデザインでは、細い白フチでも視覚的に目立ちやすく、印刷物全体の見栄えを損ねる結果につながります。特にフチなし印刷を前提としたチラシやパンフレットでは、完成度が大きく下がる要因です。

対策として、天地左右3mmの塗り足しを確保する方法が広く用いられています。想定されるズレ幅を吸収できる設定を事前に反映しておけば、仕上がり後に白フチが気になる事態を避けやすい傾向です。

端の文字や絵柄が切れる

仕上がりラインのすぐそばに文字や絵柄を配置すると、断裁ズレで切れてしまうトラブルが起きます。会社名や電話番号、キャッチコピーの一部が断裁で削られると、印刷物として伝えたい情報が届きません。

塗り足しが端の色や画像を守る役割を果たす一方、仕上がり線の内側に入った文字や絵柄までは守れない点が注意すべきポイントです。

デザイン段階からセーフティゾーンという考え方を取り入れ、情報要素を内側へ収めるレイアウトを組むことで、断裁ズレの影響を抑えられます。

発注する印刷会社のガイドラインにも余白の目安が示されているため、事前の確認が欠かせません。重要な情報ほど内側に配置する意識が大切です。

背景や画像の端が断裁で欠ける

塗り足しを3mm確保せず、仕上がりラインちょうどで画像を切ってしまうと、断裁ズレによって画像の端が欠けるケースが発生します。白フチが出るパターンとは逆で、断裁位置が内側にずれた場合に起きる現象です。

画像の一部が削られた状態で仕上がるため、写真の被写体が切れたり、デザインの意図が損なわれたりする原因です。塗り足し領域まで画像や背景を伸ばしておけば、断裁ズレが内側に発生しても画像の主要部分は守れます。

全面に写真を配置するポスターやパンフレットの表紙では、画像の欠けが仕上がり品質に直結するため、塗り足しの確保がなお欠かせません。

私たち印刷通販JBFは、塗り足しの設定に自信が持てない法人担当者の方も活用できるよう、発注前後のサポート体制を整えている印刷通販サービスです。

長年の印刷業務で蓄積されたノウハウを活かし、入稿データの塗り足し不足や解像度の問題を発見できる工程を運用している点が特徴です。

失敗できない印刷を任せられるパートナーとして、法人のご担当者へサービスをお届けしています。塗り足しや裁ち落としの数値に迷いがある場合も、遠慮なくお問い合わせください。

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【ソフト別】裁ち落とし幅を設定するコツ

【ソフト別】裁ち落とし幅を設定するコツ

裁ち落とし幅の設定方法は、使用するデザインソフトごとに異なります。Illustratorのような印刷用途を前提としたソフトでは機能が充実している一方、WordやPowerPointでは独自の工夫が必要です。

ここでは、プロ向けソフトとオフィス系ソフトそれぞれでの裁ち落とし幅の設定について確認していきましょう。

IllustratorやInDesignでは書き出し時の設定を確認する

IllustratorやInDesignといったAdobeのプロ向けソフトでは、新規ドキュメント作成時に裁ち落としの数値を指定する項目があります。天地左右それぞれ3mmと入力すれば、アートボードの外側に塗り足し領域が自動で設定されます。

作業中は塗り足し領域まで絵柄を伸ばし、文字やロゴは仕上がりラインの内側に収める流れです。PDF書き出し時には、裁ち落としタブで数値を再確認し、裁ち落としマークを含める設定を有効にします。

書き出し後のPDFを開き、塗り足し領域と断裁位置が正しく反映されているかチェックすれば、入稿データの完成度を高められます。Adobe公式のヘルプページにも詳細な手順が掲載されているため、参照しながら作業するのが望ましい方法です。

WordやPowerPointではPDF変換後の仕上がりを確認する

WordやPowerPointには、トンボや裁ち落としの専用機能が備わっていません。仕上がりサイズにプラス6mmの寸法でページを設定し、塗り足し領域まで背景色や画像を配置する工夫が必要です。

例えばA4仕上がりの場合、ページサイズを216mm×303mmに指定して作業を進めます。重要なテキストやロゴは、ページの外側から10mm以上内側に配置することでセーフティゾーンを確保するのが望ましい対応です。

データ完成後はPDF変換を行い、生成されたPDFを開いて塗り足し領域と仕上がり位置の関係を確認します。印刷会社によってはオフィス系データでの入稿に対応していない場合もあるため、発注前に仕様の確認が欠かせません。

私たち印刷通販JBFは、多様な入稿データを柔軟に受け付けている印刷通販サービスです。IllustratorやInDesignといったプロ向けソフトから、WordやPowerPointで作成されたオフィス系データまで対応できる体制を整えています。

失敗できない印刷を任せられるよう、ソフトごとの癖を理解したスタッフがデータを確認し、発色や断裁精度が仕上がりに反映されるよう工程を調整する流れです。

普段お使いのソフトで作成したデータをそのままお預けできるので、再編集の手間をかけずに発注が完了します。

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裁ち落とし幅が必要な印刷を依頼する会社選びのポイント

裁ち落とし幅が必要な印刷を依頼する会社選びのポイント

裁ち落とし幅を正しく設定した入稿データを活かすには、発注先の印刷会社選びも重要な判断材料です。

印刷会社の対応品質によって仕上がりの完成度が左右されるため、慎重な選定が求められます。ここでは、信頼できる印刷会社を選ぶ際に確認しておきたい2つのポイントについて見ていきましょう。

価格だけではなくクオリティも重視する

印刷会社を選ぶ際、価格だけで判断しない姿勢が大切です。コストだけを優先した選び方では、仕上がりのクオリティが期待した水準に届かない場合があります。

断裁精度や色再現性、紙質の選択肢といった品質面を総合的に評価し、価格とのバランスが取れた会社を選ぶ流れが望ましい判断基準です。サンプル請求に対応している会社であれば、実物の仕上がりを確認してから発注できるため失敗のリスクを減らせます。

法人向けの案件で納期やクオリティに厳しい要件がある場合、価格の安さよりも品質管理体制を優先する視点が重要です。発注前に仕上がり事例を確認し、クオリティを見極める対応が求められます。

サポート体制の充実度を確認する

入稿データに不備があった場合のサポート体制も、印刷会社選びで確認したい要素です。データチェック機能が充実している会社であれば、裁ち落とし幅の不足や文字切れのリスクを事前に検出してもらえるため、トラブルを未然に防げます。

問い合わせに対して迅速に対応してくれる会社であれば、急な仕様変更や納期調整にも柔軟に応じてもらえる傾向があります。電話やメールでの相談窓口が整備されているか、対応時間帯が業務時間に合致しているかも確認しておきたい項目です。

継続的な取引を視野に入れる場合、担当者の対応品質が長期的な満足度を左右します。問い合わせ時の対応スピードを基準にした判断が大切です。

裁ち落とし幅を設定した入稿データでネットプリントを注文する方法

裁ち落とし幅を設定した入稿データでネットプリントを注文する方法

裁ち落とし幅を正しく設定した入稿データは、印刷物の仕上がり品質を大きく左右する重要な要素です。天地左右3mmの塗り足しを確保し、トンボで断裁位置を明示しておくことが、断裁ズレによる白フチや文字切れといった印刷トラブルを防ぐ土台になります。

仕上がりサイズと入稿データサイズの違いを押さえ、使用するソフトごとの設定方法を理解しておけば、ネットプリントへの発注もスムーズに進められるでしょう。

入稿前のチェック工程を習慣化し、信頼できる印刷会社をパートナーに選ぶことが、継続的な印刷業務の効率化につながります。

私たち印刷通販JBFは、長年培ってきた印刷技術をネット印刷通販へと展開している会社です。裁ち落とし幅を反映した入稿データの発注先を探している法人担当者の方へ、サービスを提供しています。

自社工場での一貫生産により工程ごとの品質を細やかに管理し、失敗できない印刷を任せられる体制を運用している点が特徴です。チラシやパンフレット、名刺など幅広い印刷物に対応し、入稿データの不備を早期に発見できる仕組みがあります。

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