アラベールの特徴は?カラーバリエーションや用途、料金相場を解説
名刺やパンフレットといった印刷物を制作する際、紙の種類によって仕上がりの印象は大きく変わります。なかでもアラベールは、印刷物に高級感や温かみを与える特殊紙として、デザイン業界を中心に幅広く利用されている用紙です。
画用紙のような独特の風合いを持ちながら印刷適性にも優れており、名刺・ポストカード・冊子など、さまざまな印刷物で活用されています。
本記事では、アラベールの特徴・カラーバリエーション・用途・料金相場などを整理し、紙選びに役立つ情報を紹介します。
同じく需要の高い特殊紙ヴァンヌーボとの違いについても触れていきますので、印刷物の品質を高めたいと考えている方は、参考にしてみてください。
アラベールとは
アラベールとは、紙の専門商社である株式会社竹尾が販売しているファインペーパーの銘柄の一つです。1989年の発売以来、30年以上にわたってデザイナーや印刷業界で高い支持を得ている用紙です。
正式名称はアラベール-FSで、FSC森林認証紙としても知られています。アラベールが属するファインペーパーとは、色や質感に独自の特徴を持つ用紙の総称で、一般的なコピー用紙や上質紙とは異なる質感を備えた用紙です。
画用紙のような繊細な風合いを持ちながらも、商業印刷に耐えうる印刷適性の高さを両立させた点が評価されています。
名刺やショップカード、会社案内のパンフレットなど、受け取った相手に上質な印象を与えたい場面で選ばれることが少なくありません。紙そのものが持つ表情を活かしたデザインを実現できるため、ブランドイメージの向上にも役立つ用紙です。
アラベールの特徴
アラベールには、コート紙やマットコート紙といった一般的な印刷用紙にはない独自の特徴があります。表面にコーティング加工を施していない非塗工紙でありながら発色性に優れており、印刷物に落ち着いた上品な雰囲気を生み出せる点がデザイナーから支持される理由です。
紙の質感を活かした印刷表現を求める方にとって、アラベールは有力な選択肢です。ここでは、アラベールを代表する3つの特徴について解説します。
優しい手触り
アラベールの表面は、コート紙のようなツルツルとした感触ではなく、画用紙に近いさらさらとした手触りが特徴です。表面に塗工処理を施していないため、紙本来の質感がそのまま残っています。
細かな凹凸が指先に伝わり、手に取っただけで一般的な印刷用紙との違いを感じられるでしょう。この触感は名刺やショップカードなど、相手の手に直接渡す印刷物で効果を発揮します。
紙のきめが細やかでやわらかい印象があるため、受け取る側にも丁寧さや誠実さが伝わりやすくなるでしょう。
非塗工紙であることから筆記性が高く、ボールペンや鉛筆でも滑らかに書けるため、メッセージカードのような筆記を前提とした用途にも適しています。
印刷物に高級感を与える
アラベールを使った印刷物は、紙自体が持つ上質な風合いによって視覚的にも高級感のある仕上がりを実現できます。コート紙のような光沢はありませんが、その分マットで落ち着いた印象が生まれ、品のある雰囲気を演出できるのが魅力です。
企業の会社案内やブランドのカタログ、結婚式の招待状といった格式が求められる場面で選ばれることが少なくありません。
アラベールの表面に印刷されたインキはグロス感を抑えた仕上がりのため、写真やイラストも控えめな色合いで上品に表現されます。こうした特性は、企業やブランドの世界観を紙面から伝える際に効果的です。
印刷物に温かみを与える
アラベールのもう一つの大きな特徴は、印刷物に温かみのある印象を加えられる点です。紙の繊維が見えるような自然な風合いがあり、手に取ったときに無機質な印象を与えません。
ナチュラルテイストやアースカラーを使ったデザインとの相性がよく、飲食店のメニュー表や雑貨ブランドのショップカードなど、親しみやすさを重視する印刷物でも力を発揮します。
水彩画のようなやわらかいタッチのイラストとも馴染みやすく、紙の色味がデザインに奥行きを加えてくれるでしょう。温かさと高級感を兼ね備えたアラベールは、受け取る相手の記憶に残る印刷物を制作するうえで心強い選択肢です。
アラベールの厚さ(連量)
アラベールの厚さは四六判の連量で表され、70kg・90kg・110kg・130kg・160kg・200kgの6種類が用意されています。連量とは、規定サイズの用紙1,000枚分の重さを示す単位で、数字が大きいほど紙は厚くなる仕組みです。
用途に応じた厚さを選ぶことが大切で、名刺やショップカードのように手に持って使うものには160kgや200kgが向いています。しっかりとした存在感を出したい場合は200kgがおすすめです。
一方、フライヤーやチラシには90kgか110kgが適しており、冊子の本文用紙としては90〜130kgが使われることが一般的です。冊子の表紙にアラベールを使用するなら、130kg以上を選ぶと見栄えがよくなります。
なお、アラベールは非塗工紙のため、同じ連量のコート紙と比べるとやや薄く感じやすい傾向があります。厚みにしっかりした印象を求める場合は、一つ上の連量を検討すると仕上がりに満足しやすくなるでしょう。
アラベールの発色と印刷特性
アラベールは非塗工紙であるため、コート紙のように表面に光沢を持たせる加工が施されていません。印刷したときの発色はコート紙と比べるとやや控えめですが、落ち着いた自然な色合いに仕上がる点が大きな魅力です。
光を反射しにくい表面は可読性が高く、文字中心の印刷物との相性にも優れています。鮮やかさを前面に押し出すデザインよりも、ナチュラルな雰囲気やシックな色調を活かしたデザインに向いている紙です。
写真やイラストを印刷した場合は、彩度が少し落ち着くことで紙の風合いと調和した上品な仕上がりを得られます。オフセット印刷との相性がよく、インキの吸収性に優れているため安定した印刷品質を確保しやすいことも特筆すべき点です。
印刷面にグロス感が出にくい分、デザイン全体がまとまった印象を与え、手に取る方に洗練された雰囲気を伝えられます。
私たち印刷通販JBFでは、創業79年の歴史で培った印刷技術と品質管理体制を活かし、アラベールをはじめとする特殊紙への印刷にも対応できる体制です。
発色の特性を理解したうえで印刷仕様を調整できる自社工場の一貫体制で、熟練のスタッフが仕上がりを確認するため、特殊紙ならではの微妙な質感の調整にも丁寧に向き合えます。失敗できない印刷を任せられるパートナーとして、紙選びの段階からご相談ください。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談するアラベールの白系カラー
アラベールの白系カラーには4つの種類があり、それぞれ白色度や色味が異なります。同じ白系であっても、青みがかったクリアな白から自然なクリーム色まで幅があるため、印刷物のデザインやブランドイメージに合わせて選ぶことが重要です。
色の違いによって印刷物全体の印象が大きく変わるため、仕上がりのイメージを明確にしたうえで色を決めると失敗を防げます。ここでは、白系カラー4種類それぞれの特徴と適した用途を見ていきましょう。
ウルトラホワイト
ウルトラホワイトは、アラベールのカラーバリエーションのなかで白色度がもっとも高い用紙です。わずかに青みを帯びたクリアな白さが特徴で、清潔感や先進的な印象を与えたい印刷物に向いています。
企業のプレゼン資料やコーポレートツールなど、フォーマルな場面で使用される印刷物と相性がよい色味です。白色度が高いことで印刷されたカラーとのコントラストがはっきりと出やすく、デザインのメリハリをつけたい場合に効果を発揮します。
ただし、アラベールの温かみを活かしたナチュラルなデザインには、やや青白さが目立つ場合もあるため注意が必要です。
スノーホワイト
スノーホワイトは、ウルトラホワイトに次いで白色度の高い用紙です。ウルトラホワイトほどの青みはなく、自然で明るい白さを持っています。
アラベールらしい紙の風合いをしっかり感じられる白色で、ナチュラルなデザインからビジネス用途まで幅広い印刷物に対応できます。
名刺やポストカードの制作において迷った場合は、スノーホワイトを選んでおくとバランスのよい仕上がりを得やすい傾向です。白い紙を使いたいけれどウルトラホワイトの青みは避けたいという方にも適しています。
ホワイト
ホワイトは、ややアイボリーがかったやわらかな白色が特徴です。スノーホワイトに比べると温もりのある色合いで、紙の風合いがより際立ちます。
ナチュラルテイストのデザインや、水彩タッチのイラストを使った印刷物との相性は抜群です。落ち着いた雰囲気を出したい場面や、優しい印象を重視する場面に適しています。
カフェや雑貨ショップのショップカード、ウェディングアイテムなど、親しみやすさと上品さを両立させたい印刷物に選ばれている傾向です。
ナチュラル
ナチュラルは、淡いクリーム色を帯びた白系カラーです。アラベールの4つの白系カラーのなかでは白色度がもっとも低く、紙本来の素朴さや温かさを強く感じられます。
クラフト感のあるデザインやアンティーク調の印刷物に馴染みやすく、手作り感を演出したい場合に効果的です。
結婚式の席次表やメッセージカードなど、温かみを前面に出したいアイテムの制作に適しています。文字中心のシンプルなレイアウトと組み合わせると、紙そのものの表情が引き立つ点も見逃せません。
アラベールの色紙系カラー
アラベールには白系カラーに加えて、5種類の色紙系カラーが用意されています。いずれも落ち着いたトーンの色味で統一されており、印刷物のデザインに個性やブランドらしさを加えられる点が特徴です。
なお、色紙系カラーは70kgと200kgの厚さでは販売されていないため、使用する連量にも注意が必要です。ここでは、5色それぞれが持つ印象と活用の方向性を解説します。
アッシュグレー
アッシュグレーは、薄い灰色をベースにした落ち着いた色味のカラーです。モダンで都会的な印象を与えるため、建築やデザイン関連の事務所が使う名刺やショップカードに向いています。
白系カラーでは表現しにくい洗練されたクールな雰囲気を出したい場面で効果を発揮する色味です。
黒やシルバーの箔押しとの組み合わせでは、よりスタイリッシュな仕上がりが期待できます。色紙系のなかでは無彩色に近い存在のため、業種を問わず取り入れやすい色です。
オータムリーブ
オータムリーブは、薄い茶色をベースにした温かみのあるカラーです。秋の落ち葉を連想させるような穏やかなトーンで、ナチュラル志向のブランドやオーガニック系の店舗の印刷物と相性がよいでしょう。
カフェのショップカードや自然食品のパンフレットなど、地に足のついた落ち着いた雰囲気を伝えたい場面に適した色味です。
白系カラーのナチュラルよりもさらに温かさが増すため、季節感のあるイベント告知にも活用できます。
スレートブルー
スレートブルーは、灰色がかった淡い青色の用紙です。派手さはありませんが、知的で落ち着いた印象を持っています。
コンサルティング会社や士業の事務所など、信頼感や誠実さを重視する業種の印刷物に取り入れると、紙の色味が名刺全体の雰囲気を引き締めてくれる効果があります。
寒色系でありながらアラベール特有の優しい質感があるため、冷たい印象になりすぎない点も魅力です。文字やロゴを濃い色で印刷するとコントラストが生まれ、デザインにメリハリが出ます。
セージグリーン
セージグリーンは、ハーブのセージを思わせるくすんだ淡い緑色のカラーです。自然やエコロジーを連想させる色味で、植物やガーデニング関連のショップ、ヘルスケア分野の印刷物に適しています。
落ち着いたグリーンはリラックス感を演出する効果もあり、ヨガスタジオやエステサロンなど癒しの空間を提供する業種の名刺やパンフレットにも向いている色です。
白いインクや金の箔押しを組み合わせると、上品さと自然な雰囲気を両立したデザインが実現できます。
プリムローズ
プリムローズは、ほのかなピンク色を帯びたカラーです。主張しすぎないやわらかなトーンのため、フェミニンな印象を出したい場面やベビー用品のショップカードなどで活用しやすい色味です。
ウェディング関連の印刷物にも馴染みやすく、招待状や席札などに取り入れると華やかさを控えめに演出できます。色味自体が淡いため、濃いめの文字色やワンポイントのイラストと組み合わせると、デザインのバランスが取りやすくなる点もポイントです。
私たち印刷通販JBFでは、アラベールの白系・色紙系あわせて9色の豊富なカラーバリエーションに対応した印刷が可能です。自社工場の一貫体制により、色紙系カラーの微妙な色味に合わせた刷り上がりの調整にも柔軟に対応しています。
熟練のスタッフが工程ごとに品質を確認し、特殊紙ならではの仕上がりを丁寧に管理しています。紙の選び方から印刷仕様まで、お気軽にご相談ください。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談するアラベールが用いられる用紙の種類
アラベールという銘柄は、用途に応じて複数の紙の分類にまたがって利用されています。印刷用紙は一般的に用途や加工方法によっていくつかのカテゴリに分けられますが、アラベールはその汎用性の高さから、さまざまな紙の種類の領域で使われている用紙です。
それぞれの分類を理解しておくと、アラベールの活用範囲をより広い視点で把握できるでしょう。ここでは、アラベールが関わる代表的な用紙の分類を整理します。
普通紙
普通紙は、表面に特別なコーティングを施していない非塗工紙のことを指します。アラベールは非塗工紙に分類されるため、この普通紙の範疇に含まれる用紙です。
ただし、一般的なコピー用紙やPPC用紙とは異なり、紙の繊維や風合いにこだわって製造されている点がアラベールと大きく違います。
普通紙のカテゴリでありながら高級感のある印刷物に仕上がるため、企業のプレゼン資料や提案書などビジネスシーンでの使用にも適した用紙です。筆記性が高いことから、記入欄のある帳票類への活用も見られます。
感圧紙
感圧紙とは、圧力を加えることで複写ができる構造を持った紙です。伝票や申し込み書の控えなどに使われることのある紙ですが、アラベールの質感や風合いを活かした感圧加工を施す事例も見られます。
アラベールの上品な手触りを保ちながら複写機能を付加することで、一般的な感圧紙にはない高級感のある帳票を制作できるのが利点です。
ただし、すべての印刷会社で対応できるわけではないため、事前の確認が欠かせません。品質の高い複写帳票を求める場面で、アラベールの導入が検討されるケースがあります。
特殊紙
アラベールは、紙業界の分類においてファインペーパーと呼ばれる特殊紙の一つです。色や質感に独自の個性を持つ用紙として位置付けられており、コート紙やマットコート紙とは一線を画す存在です。
商業印刷においてデザイン性を重視する場面で選ばれることが多く、名刺やショップカード、ポストカードなどの小ロット印刷物で活用されています。
さらに、冊子やカタログのような中規模の印刷物まで、使われている点も特徴です。ファインペーパーのなかでもアラベールは取扱い業者が幅広いため、入手しやすい特殊紙です。
包装紙
アラベールの質感や色味を活かし、包装紙として使用されるケースもあります。商品を包んだときに紙の風合いが直接伝わるため、贈答品やギフトラッピングにおいて上質な印象を演出できるのが強みです。
特にナチュラルやオータムリーブといった色紙系のカラーは、ラッピング用途との親和性が高い色味です。
ただし、包装紙として使用する場合は薄手の連量を選ぶ必要があり、90kgや110kgの厚さが適しています。お菓子のパッケージや雑貨の包み紙など、商品のブランドイメージを紙で表現したい場面で検討される用途です。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談するアラベールの用途
アラベールは印刷適性と風合いを両立している用紙のため、さまざまな印刷物に活用できます。用途ごとに適した厚さやカラーが異なるため、どのような印刷物に使いたいかを明確にしたうえで仕様を決めていくことが大切です。
自社の印刷物にアラベールを取り入れるイメージを具体的にするためにも、代表的な活用シーンを把握しておくと役立ちます。ここでは、アラベールが選ばれる代表的な4つの用途について紹介します。
名刺やポストカード
名刺やポストカードは、アラベールが使われる用途として特に需要の高い分野です。相手の手に直接渡す印刷物であるため、紙の手触りや質感がそのまま印象に直結します。
名刺に200kgのアラベールを使用すると、厚みのあるしっかりとした仕上がりで、初対面の相手にも信頼感を伝えやすくなるでしょう。ポストカードの場合も160kgや200kgを選ぶことで、受け取ったときに紙の存在感を感じてもらえます。
白系のスノーホワイトやホワイトはビジネス名刺に、色紙系カラーはショップカードやアート系のポストカードに向いている色味です。
冊子
会社案内やカタログ、画集といった冊子の表紙や本文にもアラベールは広く取り入れられています。ページをめくるたびに指先から伝わるさらさらとした質感は、読み手に上質な体験を提供してくれるのも魅力です。
冊子の本文には90kgから130kgが適しており、表紙には130kg以上の厚さを選ぶとバランスのよい仕上がりを得られます。
アラベールの落ち着いた発色は写真やイラストに奥行きを与えるため、商品カタログやポートフォリオ冊子にも効果的です。ブランドの世界観を紙面全体で表現したい場合に検討する価値があります。
チラシやフライヤー
チラシやフライヤーの制作にアラベールを選ぶと、ほかの印刷物との差別化につながります。一般的なコート紙で制作されたチラシが大半を占めるなかで、アラベールの独特な手触りは受け取った相手の目に留まりやすくなるでしょう。
展示会の案内やイベントの告知、新店舗のオープン案内など、特別感を演出したいシーンでの活用が効果的です。
厚さは90kgや110kgを選ぶと、折り加工もしやすく、取り回しのよい仕上がりを得られます。大量に配布するチラシよりも、少部数で質にこだわりたい場面に適した用紙です。
ポスター
アラベールのマットで落ち着いた印刷表現は、ポスター制作にも活かせます。光沢紙のような反射がないため、照明の影響を受けにくく、どの角度から見ても安定した印象を保てるのが強みです。
アート作品の展示告知や、店舗のインテリアとして飾るデザインポスターなど、雰囲気を重視する用途に向いています。ポスター用途には130〜160kgの厚さが使われる傾向にあり、掲示する環境に合わせて選ぶとよいでしょう。
アンティーク調やナチュラルテイストのデザインとの相性がよく、紙の質感がデザインの一部として機能する仕上がりを得られます。
私たち印刷通販JBFでは、名刺・ポストカード・冊子・フライヤーまで、さまざまな印刷物の制作に自社工場の一貫体制で対応しています。
印刷から仕上げまで工程ごとにスタッフが品質を確認しているため、アラベールのような特殊紙でも安定した仕上がりを実現できるのが強みです。紙の種類や厚さの選び方で迷われた際も丁寧にご案内しますので、お気軽にお問い合わせください。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談するアラベールを使った印刷がおすすめの人
アラベールは、印刷物に独自の世界観を持たせたい方に向いている用紙です。例えば、名刺やショップカードで競合他社との差別化を図りたい法人担当者にはぴったりの選択肢です。
一般的なコート紙や上質紙では、どうしても似たような印象になりがちですが、アラベールの手触りと風合いは手に取った瞬間にその違いを感じてもらえるでしょう。
ブランドの世界観を紙面から伝えたいデザイン事務所やクリエイターにも支持されており、ポートフォリオの印刷物として活用されるケースも見られます。
また、結婚式の招待状や席次表といったウェディングアイテムを手がける場合にも、アラベールの温かみのある質感が華やかさとともに品を演出してくれるのが魅力です。
ナチュラル志向のブランドや店舗を運営する方にとっても、自然な風合いの紙が持つメッセージ性は効果的です。紙の選定にこだわることで、印刷物そのものがブランドの価値を伝えるツールとして機能します。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談するアラベール用紙を使った印刷の料金相場
アラベールを使った印刷の料金は、一般的なコート紙やマットコート紙と比べるとやや高めの価格帯です。特殊紙であるため用紙代が上乗せされるほか、印刷時のインキの乗り方や乾燥速度にも配慮が必要になることが理由の一つといえます。
冊子やフライヤーの場合は、部数・ページ数・厚さによっても費用が変動するため、事前に見積もりを依頼することが大切です。
印刷部数が増えるほど1枚あたりの単価は抑えやすくなりますが、特殊紙の特性上、普通紙ほどの大幅な値下げは期待しにくい面もあるでしょう。
また、色紙系カラーは白系カラーに比べて取扱いのある印刷会社が限られるため、用紙の取り寄せにかかるコストが追加される場合もあります。
仕上がりのクオリティと予算のバランスを考えながら、印刷会社と相談のうえで仕様を決めると無駄のない発注が可能です。
アラベールとヴァンヌーボとの違い
アラベールとよく比較される用紙にヴァンヌーボがあります。どちらも株式会社竹尾が販売するファインペーパーで、紙の風合いと印刷適性の両立を追求して開発された高級紙です。
アラベールは1989年、ヴァンヌーボは1994年に発売されており、誕生時期も近い関係にあります。見た目や手触りが似ているため、紙選びで迷う方も少なくありません。ここでは、両者の違いを3つの観点から比較していきましょう。
印刷物の色の再現度の違い
アラベールとヴァンヌーボの間で大きく異なるのが、色の再現性です。アラベールは表面に塗工処理を施していない非塗工紙であるため、印刷時の発色がやや沈む傾向にあります。
一方、ヴァンヌーボは微塗工紙に分類され、表面に控えめな塗工処理が施されている用紙です。そのため、インキが紙に吸い込まれにくく、色彩を鮮やかに再現しやすい特性を持っています。
写真をメインに据えたカタログや、カラフルなデザインのチラシなど色の再現度を重視する印刷物では、ヴァンヌーボが適した用紙です。
手触りの違い
手触りにおいては、アラベールの方がより紙らしいさらさらとした触感を持っています。非塗工紙であるため表面の凹凸感が強く、指先に紙の繊維を感じられるような素朴な質感が特徴です。
ヴァンヌーボも心地よい手触りを持っていますが微塗工処理がなされている分、アラベールと比較すると若干滑らかで、きめが細かい感触です。
紙の風合いや触り心地を重視したい印刷物にはアラベールが、印刷の鮮やかさと質感のバランスを取りたい場合にはヴァンヌーボが向いています。用途や求める仕上がりのイメージによって使い分けるとよいでしょう。
価格の違い
価格面では、一般的にヴァンヌーボの方がアラベールよりもやや高価な傾向にあります。塗工処理を施している分、製造工程が増えることが価格差の一因です。
そのため、予算とのバランスを考えてヴァンヌーボからアラベールへ変更するという判断をされるケースも珍しくありません。
印刷の仕上がりや手触りは両者で異なるため、単純にコストだけで選ぶのではなく、完成イメージと照らし合わせて判断することが大切です。
具体的な価格差は印刷会社や仕様によって異なりますので、見積もりの段階で両方の用紙を比較してみることをおすすめします。
私たち印刷通販JBFでは、アラベールやヴァンヌーボといった特殊紙の印刷に対応しており、紙の特性を踏まえた仕上がりの提案が可能です。
自社工場でスタッフの目による品質チェックを行い、失敗できない印刷を任せられる体制を整えています。どちらの用紙が適しているか迷われた際は、お気軽にご相談ください。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談するアラベール用紙を使った印刷を依頼するネット印刷業者の選び方
アラベールのような特殊紙を使った印刷では、業者選びが仕上がりの品質を大きく左右します。まず確認したいのは、その印刷会社がアラベールの取扱い経験を持っているかどうかです。
特殊紙は一般的な用紙と比べてインキの吸い込み方や乾燥時間が異なるため、経験の浅い業者に依頼すると想定した仕上がりにならないリスクがあります。
次に、自社で印刷工場を保有しているかどうかも重要な判断材料です。外注に出す工程が増えると品質管理が行き届きにくくなり、色味や質感のばらつきが生じやすくなるでしょう。
印刷前のデータチェック体制や、校正対応の有無も確認しておくことが大切です。特殊紙の場合は入稿データの設定によって仕上がりが変わることもあるため、事前に相談できる体制がある業者を選ぶことが、失敗を防ぐポイントです。
納期や価格だけで判断するのではなく、紙の特性を理解したうえで適切なアドバイスをくれる業者をパートナーに選ぶことが、アラベールのよさをより引き出せます。
アラベール用紙で高級感のある印刷物を制作しよう
アラベールは、画用紙のような優しい手触りと、落ち着いた発色を兼ね備えた非塗工紙です。白系4色・色紙系5色の豊富なカラーバリエーションがあり、名刺・ポストカード・冊子・フライヤーなど、幅広い印刷物で活用できます。
ヴァンヌーボと比べて手触りの風合いに優れ、価格も抑えやすい点が特徴です。ただし、アラベールのよさを引き出すには、紙の特性を理解した印刷会社への依頼が欠かせません。
特殊紙の取扱い経験や自社工場の有無を確認し、仕様の相談ができる業者を選ぶことが仕上がりの質を左右します。
私たち印刷通販JBFは、アラベールをはじめとする特殊紙を使った印刷物の制作にも対応できるネット印刷通販です。自社工場で一貫して生産を管理し、紙の特性に合わせた印刷調整を行うことで安定した品質を実現しています。
失敗できない印刷を任せられるパートナーとして、仕様のご相談から納品までしっかりサポートしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
お見積り・ご相談はこちら 失敗できない印刷をプロに相談する
050-3541-7635




