ブックタイトル今さら聞けないパソコンと印刷の基礎知識

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概要

今さら聞けないパソコンと印刷の基礎知識

3章:DTPについて DTP(Desktop publishing/ デスクトップパブリッシング)とは、書籍・新聞などに代表される、様々な印刷物の編集や割り付けなどの作業を、パーソナルコンピュータ上で行って、プリンターで出力することを指します。簡単に言うと、「パソコンでデータを作成し、実際の印刷物に仕上げるまで」の事だと考えてください。その印刷用データ(入稿データ)は、下記のような流れで処理され、印刷物として仕上がります。 Portable Document Format(PDF)は、ソフトウェア、ハードウェア、OSに関係なく、文書を確実に表示および、交換するために使用されるファイル形式です。特徴としては、データを軽量化(圧縮)でき、どんなパソコンで開いても同じように表示できることです。※世の中に存在するパソコンが全て同じ環境で動作している訳ではないので、「データをどんなパソコンでも同じように表示する」ことは案外難しい事なのです。印刷通販ではこのPDFファイルでのデータの入稿を推奨しています。PDFファイルについてPDFを印刷に適したデータに最適化します。データを自動面付けします。※PDFでもデータ内で使用している「フォント(文字)」が、完全にデータ内に「埋め込み」になっていないと、正しく表示できません。 PDFファイルでの入稿データの場合フォントの埋め込みは必須となります。※PDFファイルはAdobe社の規格です。データを正しく表示するには、 Adobe Readerの使用が推奨されます。※PDF には、X-1a~X4 など、規格のバージョンが存在します。規格の新旧により対応している機能が異なるので注意が必要です。現在では、PDFを書き出すソフト側でX-4以上がスタンダードになって来ています。 aiデータ、xpsデータなどPDFデータ(X-4形式)※刷版出力/オフセット印刷Apogeeクライアント オンデマンド印刷RIP処理pitstopPreflightImpose面付け