ブックタイトル西戸崎興産株式会社-jbfsample

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概要

西戸崎興産株式会社-jbfsample

17事前調査ろ過池の総合診断を行います。事前調査は、水道維持管理指針(2006)の文面にも明確に記載されています。調査に基づき、異常部分が発見された場合は、改善策をご提案いたします。ろ過池調査●ろ過砂、ろ過砂利の汚染状況、逆洗時の膨張率測定●下部集水装置の汚染状況●表洗ノズルの穴詰まり、洗浄効率●圧力室、内部の汚染状況●漏水などがあると外部の地下水などが侵入し汚染されるおそれがあるため、漏水の有無、ろ過池躯 体や防水塗装などの状態を特に入念に調査します。●ろ過砂、ろ過砂利の不陸測定ろ層調査(砂利層含む)(水道維持管理指針2006より抜粋)ろ層の粒度分布、ろ材及びろ過砂利の汚染状況、砂利層の不陸の状態などの調査は、原則として全池を対象に調査するがろ過池の数が多い場合は、ろ層の履歴が似た池ごとに代表池を選定し、ろ層の状況の経年変化を調査し、他の池と代表池との関係については、適当な調査項目、調査頻度で把握しておく方法もある。調査頻度は1~3年に1回実施することが望ましい。ろ層の管理(水道維持管理指針2006より抜粋)ろ層の状態が不適切なまま放置されると、ろ過水質に影響を与えたり、ろ層の汚れを一層加速し、短期間でろ材の全面的入替え(ろ層更新)をする必要が生じる。このため、ろ層調査を定期的に行い、異常が見つかった場合には、洗浄方法の改善や補砂など適切な処置を直ちに講じる必要がある。また、調査結果からろ層の状態の長期的な推移を推定し、これに基づき長期的なろ層整備計画を策定し、定期的にろ層整備を実施することが肝要である。